SCP-1703-JP
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アイテム番号: SCP-1703-JP

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出現中のSCP-1703-JP。

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1703-JPの出現地点は24時間体制で監視され、日本電波塔の職員に変装した機動部隊き-112が現地での収容体制を維持します。SCP-1703-JPの出現が確認された場合、担当職員は日本電波塔内に存在している人間を現地から速やかに退去させてください。これらの活動はSCP-1703-JPの消失が確認されるまで継続し、消失が確認されてから30分待機した後に警戒を解除してください。

もし電波塔内に一般人が侵入した場合、SCP-1703-JPの消失が確認されるまで待機した後に速やかに対象人物を確保してください。その後、対象人物は記憶処理を施したうえで解放してください。

SCP-1703-JPと関連が見られる情報は諜報部隊く-3333によって管理され、担当分隊はマスメディアに対する情報規制や政府関係者への対応を行ってください。なお、拡散された情報に関してはカバーストーリー「科学的根拠」を適用し偽装情報を流布する事で対処してください。

説明: SCP-1703-JPは東京都港区芝公園4丁目2-8に出現する日本電波塔1と同様の形状をした電波塔です。SCP-1703-JPの出現イベントは毎年1回の周期で発生し、██月██日の19:00~0:00の間で本来の日本電波塔と重なる様な形でオブジェクトが出現します。SCP-1703-JPは規定時間内でおよそ1時間から4時間の間隔で存在し続け、限界時間に到達した段階で微細に揺動しつつ消失します。現在、SCP-1703-JPへの接触・成分分析は対象オブジェクトが透過するという現象により成功していません。

SCP-1703-JPが出現している最中の電波塔内に人間が存在した場合、男女間および同性愛者間での恋愛感情に起因する交際関係へと発展します。これらの現象は双方の関係性が劣悪と評価される場合であっても発生し、主に恋愛対象者に関する記憶の改ざんと思われる現象が関係の発展に関与していると思われます。

現在、影響を受けた人間はこれらの記憶以外にも橘内 七海氏という人物に関する記憶も保有しており、七海氏が自分達を引き合わせてくれた等の肯定的な印象を主張し続けています。20██年現在、橘内 七海氏は既に死亡2が確認されており、この人物がSCP-1703-JPの出現に関与しているとみて調査が進められています。

改ざんされた記憶は記憶処理を利用する事で抹消が可能です。ですが、記憶の抹消と共にSCP-1703-JPによる影響も消失する為、この時点で影響を受けていた人間同士の関係は破綻します。

発見経緯: SCP-1703-JPは20██年代に発覚した「東京タワーが少しぶれて見える」という噂話を切っ掛けに発見されました。当時、周辺地域では上述した現象に伴う恋愛成就に関する都市伝説が流行しており、これらの情報に興味を持ったエージェント・桑田による統計調査が実施されました。調査の結果、現象が確認された時間に来場した人間同士の結婚率がほぼ100%である事が判明し、異常性を察知したエージェント・桑田は3名のエージェントを同伴させたうえで電波塔周辺の監視調査を開始しました。調査開始から1年後、エージェント等はSCP-1703-JPの出現を確認しすぐさま詳細を報告。財団は機動部隊を現地に派遣したうえで現象の隠蔽にカバーストーリー「光の屈折」を適用し、対象の収容を完了しました。

以下はDクラス職員に行ったインタビュー記録の抜粋です。

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