SCP-1714-JP
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非拘束状態のSCP-1714-JP-██

アイテム番号: SCP-1714-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 財団の各施設にはSCP-1714-JPの出現を検知するシステムが組み込まれています。SCP-1714-JPの出現が検知された場合、自動的に発生施設へ機動部隊ず-4("最果てのゴーストバスターズ")が派遣されることが約束されています。SCP-1714-JPを目撃した職員は、速やかに施設管理者へ情報を提供し、実体の迅速な確保を補助して下さい。確保された実体には直ちにnPDNデバイスによる第3級霊的実体収容手続きを適用し、サイト-81██の地下専用収容房群へ個別に収容してください。

説明: SCP-1714-JPは、財団施設内へ不定期に出現する、レベルⅢ-β霊的人型実体群です1

SCP-1714-JPは、外見的に一般的な人間の姿を有しています。多くの場合、この外見は現代的な20代前後の一般市民に類似すると捉えられています。また、SCP-1714-JPは知性を有しており、発話による交流を他のSCP-1714-JPと行う場合があります。しかしその一方、SCP-1714-JPは呼びかけや接触を含む、こちらからの刺激に一切反応を示しません2。そのため、SCP-1714-JPとのコミュニケーションは事実上不能です。

SCP-1714-JPの異常性は、SCP-1714-JPが物体に接触した場合に発生します。SCP-1714-JPが接した物質には、その材質により腐食・腐敗・風化に類似した現象が急速に発生します。この現象は、無機物に対しては主にサビの析出・汚損・風化などに似た現象として、有機物や生物に対しては腐敗に似た現象を経た消失現象として発現することが判明しています。この状態への遷移は2秒〜15秒程度、状態の持続は約3分間行われます。物体はその後直ちに崩壊前の状態へと復元されるため、崩壊中の物体の詳細な調査は進んでいません。

またSCP-1714-JPは、財団による分類上同系統に属し、確認例も最も多いレベルⅢ-α霊的実体3と比べ、非常に不規則な物理透過能力を有しています。SCP-1714-JPは通常の霊的実体と同様に、多くの設備・壁面・収容扉、すべての生物を透過することができます。一方、まったく透過できない物質が複数確認されており4、明確な法則性は発見されていません。このような特徴はSCP-1714-JPを除いて、他の霊的実体には確認されていません。

SCP-1714-JPの出現イベントは、SCP-1714-JPが施設の壁面・窓などから出現することで開始されます。SCP-1714-JPは2~5体同時に出現する場合が多く、単体で出現した例はごく稀です。SCP-1714-JPはその後、グループを形成して施設内を自由に徘徊し始めます。この様子は職員から"楽しそうだ"と評されており、施設を見学するかのような探索行為が確認されています。SCP-1714-JPのグループは数十分から数時間かけて徘徊を行い、施設の外部へ退出すると同時に、即座に消失します。そのため追跡の試みは失敗し続けています。

この出現イベントにおける出現位置や発生時間帯には、一貫性がありません。最初の出現(2008年)から現在までの観測記録によれば、位置は施設内のエントランスフロア、通用ゲート、D-クラス宿舎など、時間帯は夜間が多い傾向にあります。なお、この出現イベントの発生は財団施設内に限られ、それ以外の場所で出現した事例は確認されていません。SCP-1714-JPらの目的および起源は不明であり、機密漏洩の懸念から原因の解明が急がれています。

追記: SCP-1714-JPへのnPDNデバイスによる肉体付与は、対象に肉体的苦痛を与えるものの一定の成果を挙げています。この処置はSCP-1714-JPへの物理的接触を可能とし、外部刺激への応答性を向上させ、さらに腐食作用を無効化することができます。これらの事実をふまえ、nPDNデバイスを用いた地下への収容を主軸とした現在の収容プロトコルが策定されました。このプロトコルに従い、現在までに財団はSCP-1714-JP██体の確保に成功しています。


より詳細な情報は、担当研究室のSCiP.NET.Localへの接続により得られる場合があります。機密性を維持するため、接続は本報告書内専用インターフェースより行ってください。

【注記】この接続にはレベル4/1714-JPクリアランスが必要です。

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