SCP-1731
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アイテム番号: SCP-1731

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1731およびSCP-1731-1は、サイト-23の収容ロッカー#324に保管します。オブジェクトの効果を完全に理解し活性化するまで、オブジェクトに関するすべてのテストはサイト-23の外部にあるテストエリア#255においてDクラス職員が行います。SCP-1731の異常性質を完全に理解するまで、手続き701-レネア(Procedure 701-Raenire)を試みます。

SCP-1731およびSCP-1731-1は、サイト-23の収容ロッカー#324に保管します。これ以上のSCP-1731に関する実験は不要とみなされています。

説明: SCP-1731は███████ブランドの冷蔵庫です。このオブジェクトはスプレー塗料で赤色に着色されており、外面には様々なものが貼られています。例えば、多様なメーカーやブランドの17個の携帯電話、数種類の哺乳動物の骨格の残骸、身元不明の人間の足などがあります。手続き701-レネアが完了しない限り、オブジェクトは異常な性質を示しません。それ以外の場合は、電源に接続すると同じブランドの異常ではない冷蔵庫と同様に機能します。

SCP-1731-1はSCP-1731の異常性質を活性化するために必要な手続きを詳述する一連の3つの手書き文書であり、手続き701-レネアと命名されています。SCP-1731-1のテキストは不完全で破損しています。したがって、手続き701-レネアの背後にある完全なプロセスを発見するために、現在実験が進行中です。SCP-1731-1の全容が財団による実験を通じて明らかにされました。SCP-1731-1文書の抜粋は補遺-1731-アルファを参照してください。

補遺-1731-アルファ:

1. 農地の荒野に冷蔵庫を中心として正確に直径46.345mの円を描き、その内部のいずれかの場所に "Je ne suis pas mort" と書く。これ以後、次のステップを完了する毎に円がライトアップされ、続けて良いことが示される。
2. 左腕の無い汚れたブロンドの髪の男を円の中心に立たせる。
3. 男にそれ以上飲めなくなるまで[解読不能]ilを飲ます。

42. 7本のバラにガソリンを注ぎ、金、乳香、没薬を焼くために用いた火で燃やす。
43. 3回Ma[解読不能]saryを探す
43. 六角形になるように6つのプラスチックフォークを地面に刺す
44. #43の正しいステップを識別する。声に出して読む。

63. pun[解読不能]ctusしながらKic[解読不能]

97. ステップ#42の植物の灰を冷蔵庫の上部に撒く。
98. 槍とともに[解読不能]。
99. ラザロを再創造し、殺す。
100. 完了の栄光を喜ぶ。

発見記録: SCP-1731は2007年1月1日にネバダ州█████の郊外の砂漠において、その地区で「冷蔵庫儀式」を行っているグループの報告を財団が聞いた後に発見されました。そのグループ(およそ100名)は恐らく手続き701-レネアを完了している最中に発見されました。その間、オブジェクトは急速にドアを開閉し、赤い光を発し始めました。当時、グループのメンバーは警察官による手続きの介入に様々な手段で抵抗していました。しかし財団機動部隊-ラムダ-13(「人格のオカルト」)の到着時にメンバーは儀式の様々な構造を解体し、SCP-1731の活動を停止させ、その後降伏したと伝えられています。すべてのメンバーは財団職員によって尋問され、調査されました。尋問から得られたすべての情報は決定的ではなく、しばしば矛盾していました。SCP-1731-1はメンバーの一人から没収されました。すべてのメンバーはクラスA記憶処理を受け、他の異常グループとのさらなる関与の兆候がないか3ヶ月間監視されました。

補遺-1731-ベータ: SCP-1731の異常性質と手続き701-レネアの背後にある完全なプロセスが、広範囲に及ぶテストにより発見され始めました。SCP-1731-1のステップ#1で述べられているように、文書に詳述されている1ステップが正常に完了すると、描かれた円が3秒間白色光を発します。SCP-1731の実験中に発生してきた注目すべき出来事のタイムラインが作られました。
日付 注目すべき出来事
2007/01/02 実験の開始。
2007/02/15 初めての事故死。職員はその動物の見かけのコンディションによらず、[編集済]を細心の注意をもって扱うように。
2007/05/13 初めての空間異常による職員の死亡。
2007/06/27 初めての研究員の死亡。今後財団スタッフが実験中にテストエリアの10m以内に入ることを禁ずる。本日スタッフがステップ#50に到達したことは注目に値する。
2007/09/14 被験者D-86753に似た人物がテストエリアに現れ、2007/10/08からSCP-1731の実験を行っていたと主張した。被験者は追って通知のあるまでサイト-46に拘束される。2007/10/09より、D-86753はサイト-23に戻された。
2007/10/08 D-86753が実験中に消失。
2008/01/01 補遺-1731-オメガを参照。

補遺-1731-オメガ-01: 2008年1月1日に手続き701-レネアの完了に成功しました。オブジェクトの発見時に観察されたように、SCP-1731は急速にドアの開閉を開始し、赤い光を発しました。これは約2分間続き、その時点でオブジェクトは動きを止めました。オブジェクトの扉は閉じられ、ハイピッチのノイズが鳴り始めました。大きな無定形の存在がSCP-1731から出現し始め、不明な言語で大声を出しました。存在が現れると、SCP-1731の100m以内のすべての電子機器に大きな歪みや干渉が発生しました。影響を受けた機器を観察していた職員は、すぐに現場の他の職員に対して暴力的な傾向を示しました。手続き701-レネアのステップ#1で描かれた円の内側に立っていた職員は、地面に仰向けに横たわり、出現した存在が発したものと似た言語で詠唱を行いました。存在の登場から約3分後、その一部がステップ#54のために建築された構造を押し倒し、すべての異常な活動が止まり、存在は消失しました。

補遺-1731-オメガ-02: 手続き701-レネアを繰り返しました。補遺-1731-オメガ-01で発生した事象と同一の事象が発生しました。ただし今回は存在が手続き701-レネアのステップ#17の間に描かれたシンボルを汚し、これによりすべての異常な活動が止まり、存在は消失しました。

補遺-1731-オメガ-074: 手続き701-レネアを繰り返しました。補遺-1731-オメガ-01で発生した事象と同一の事象が発生しました。ただし今回は存在の成長によりSCP-1731が倒れ、これによりすべての異常な活動が止まり、存在は消失しました。

サイト管理者のメモ: 繰り返し手続き701-レネアの完了に成功し、すべての試行において実質的に同じ結果が得られたため、SCP-1731およびSCP-1731-1に関する実験は無期限に中止する。 - サイト管理者ラングレー

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