SCP-1750-JP
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アイテム番号: SCP-1750-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1750-JP-1はサイト-12内低危険物収容ロッカーに保管してください。SCP-1750-JP-1を使用する実験は、セキュリティクリアランス3以上の職員1名以上の承認によって許可されます。

SCP-1750-JP-2は同サイト内機密情報管理室に保管し、内容の閲覧にはセキュリティクリアランス4以上の職員資格の提示及び閲覧記録の提出が義務付けられます。クリアランス3以下の職員による無許可の閲覧が確認された場合、対象職員へのAクラス記憶処理を実施してください。

SCP-1750-JP-3に該当する物質が新たに確認された場合、直ちにレベル4対汚染処理部隊「ホテルボーイ」による除去作業が実施されます。

説明: SCP-1750-JP-1は高さ約15cm、底面の形状が約25cm×25cmのハート型の、柱体状の機械です。外面は滑らかなマゼンタピンクの金属質で、一方の底面にのみ「When a man is in love he endures more than at other times.(人間は恋をしている時には、他のいかなる時よりもよく耐える。)」と印字されています。解体の試みは、SCP-1750-JP-1に対して不可逆的な破壊をもたらす可能性があるために現在許可されていません。

SCP-1750-JP-1は2名以上のヒトによって触れられた際に活性化し、その異常性を発揮します。なおこの活性化トリガーは実際の物理的接触ではなく当事者による「触れた」という認識であり、皮膚とSCP-1750-JP-1の間に存在する障害物は、最大で厚さ15cm未満のものまでは無視されます。

SCP-1750-JP-1に2名以上のヒトが触れた場合、両者は互いに性的交渉を行っている感覚を抱きます。その後は最長1時間が経過するか、少なくとも1名以上の当事者が中断の意思を抱いた時点でこの感覚は失われます。この感覚は完全な擬似感覚であり、当事者に対する物理的影響の一切は認められていません。

SCP-1750-JP-2は表紙にアネモネ1のイラストが印刷された一般的な規格の日記帳であり、およそ1年間分の記録が記されています。執筆者は不明ですが、裏表紙に「Eve」のサインが記されています。

SCP-1750-JP-1およびSCP-1750-JP-2は、████内のサイト-12に予兆なく発生した時空間異常インシデント-1750から出現しました。この時空間異常はサイト-12内に収容中のSCP-████の異常性によるものと類似した現象であると推測されていますが、現在までのSCP-████の使用履歴に該当する項目は確認されていません。

SCP-1750-JP-3はインシデント-1750時にSCP-1750-JP-1およびSCP-1750-JP-2の表面から採取された未知の物質です。大部分が採取時点で自然崩壊しており、その詳細は現在調査中です。

実験記録1750-01 - 日付████/██/██

対象: D-21822

実施方法: SCP-1750-JP-1に素手で触れさせる。

結果: 何も起こらなかった。

分析: SCP-1750-JP-1に単純に触れることでの異常性は確認されなかった。裏面の記述から恋愛と関係した異常性を調査する実験を考案中。

実験記録1750-02 - 日付████/██/██

対象: D-21822、D-21823(実験当時、2名は交際関係にあった)

実施方法: 2名にSCP-1750-JP-1に素手で触れさせる。

結果: SCP-1750-JP-1が駆動音を発し、D-21822とD-21823は1時間にわたって恍惚とした状態に陥った。その後の調査で、2名は性的交渉を行ったような感覚の中にあったと証言した。

分析: SCP-1750-JP-1は少なくとも2名以上の恋愛関係にある男女によって触れられることで、彼らに性的交渉の幻覚を与えるものと推測できる。

実験記録1750-03 - 日付████/██/██

対象: D-21764、D-20491(実験当時、両名は無関係の男女)

実施方法: 実験-02と同様。

結果: SCP-1750-JP-1が駆動音を発し、D-21764はおよそ10秒間にわたって恍惚とした状態に陥った。その後、SCP-1750-JP-1の駆動音は停止し、2名の意識が回復した。その際にD-20491は錯乱状態に陥ったため、鎮静剤が投与された。その後の調査により、D-20491はD-21764に対して「極めて屈辱的な」扱いを受けた感覚を抱いたと証言した。

分析: SCP-1750-JP-1の与える疑似性交感覚に恋愛感情は不要だが、単純にそれは、一方の拒絶という結果をもたらすことで終了されるものと考えられる。

実験記録1750-04 - 日付████/██/██

対象: D-21764、D-21221(実験当時、両名は無関係の男性)

実施方法: 実験-02と同様。

結果: SCP-1750-JP-1が駆動音を発し、およそ10秒後に両名の激しい困惑と罵倒の発言と同時にSCP-1750-JP-1の駆動音が停止した。その後の調査について、両者は一定の疑似感覚の体験についてのみ認めている。

分析: SCP-1750-JP-1の与える疑似性交感覚について、性別は問われないものと推測される。

実験記録1750-05 - 日付████/██/██

対象: D-21764、D-21221、D-19671、D-15447(実験当時、全員が無関係の男性)

実施方法: 実験-02と同様。

結果: SCP-1750-JP-1が駆動音を発し、およそ10秒後にD-15447を除く全員の激しい困惑と罵倒の発言と同時にSCP-1750-JPの駆動音が停止した。その後の調査の中でD-15447は性的交渉の疑似体験と恍惚の感覚について認めている。

分析: SCP-1750-JP-1の与える疑似性交感覚について、性別及び人数も問われないものと推測される。また、その感覚への反応は被験者の性的嗜好によって左右されるものと推測される。

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