文書-1763-EX-001, 1984/02/12
アイテム番号: SCP-1763
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-1763は現在サイト-94に建造された、高耐久性監視機器と鎮静ガス投与用のスプリンクラーを備える専用の敵対生物収容チャンバーに収容されています。SCP-1763は毎月初めに成熟した豚を一頭、もしくは備蓄された肉からそれと同じ分量を給餌されます。SCP-1763とのこれ以上の接触は予定されていません。
説明: SCP-1763は巨大な(平均体長20メートル)夜行性の肉食哺乳類で、以前はイングランドの農村地方の農園にいました。SCP-1763は小規模な知覚改変能力を有しており、原始的なカムフラージュで自らを隠すために使用します。十分な機会があればSCP-1763は極度に高い捕食性を発現させます。
SCP-1763の形態はその主要な異常効果の強度と同様幾分変動性があり、時間経過とともにサイズは大きく、可視性は低くなる傾向にあります。この変化はほぼ定常的な観察がなされている環境下に於いて加速度的な適応を見せると仮定されており、この適応性の潜在的限界については未知です。SCP-1763は収容下に於いて現在までに30以上の死傷事件を起こしており、現在研究は高度優先事項です。
文書-1763-EX-034, 1989/05/14
アイテム番号: SCP-1763
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-1763は現在サイト-94に建造された、高耐久性監視機器と鎮静ガス及び腐食性流体投与用のスプリンクラーを備える専用の敵対生物収容チャンバーに収容されています。このシステムはSCP-1763が職員の攻撃、収容違反、あるいは財団の活動の妨害を試みたときに起動されます。SCP-1763は毎月初めに成熟した豚を一頭二頭、もしくは備蓄された肉からそれと同じ分量を給餌されます。SCP-1763とのこれ以上の接触は予定されていません。
説明: SCP-1763は巨大な(平均体長80メートル)夜行性の肉食哺乳類で、以前はイングランドの農村地方の農園にいました。SCP-1763は小規模な知覚改変能力を有しており、原始的なカムフラージュで自らを隠すために使用します。SCP-1763は物理的な外観及び発する音を偽装することができ、かつこの性質に関する記憶を付近の人間から消去することが可能です。十分な機会があればSCP-1763は獲物となるいかなる存在も追跡、捕獲、殺害するために前述の能力を使用します。
SCP-1763の形態はその主要な異常効果の強度と同様幾分極度に変動性があり、時間経過とともにサイズは大きく、全般的な可知覚性は低くなる傾向にあります。この変化はほぼ定常的な観察がなされている環境下に於いて加速度的な適応を見せると仮定されており、この適応性の潜在的限界については未知です。SCP-1763は収容下に於いて現在までに30以上の死傷事件を起こしており、現在研究は高度優先事項です行われていません。
文書-1763-EX-128, 1995/11/03
アイテム番号: SCP-1763
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-1763は現在電気柵で囲まれた広大な森林地1に収容されています。エリア中心に位置するサイト-94跡地はいかなる職員も進入禁止です。SCP-1763はエリア内のいずこかから新鮮な肉を得ていると思われ、給餌は必要としていません。
SCP-1763とのこれ以上の接触は予定されていません。
説明: SCP-1763は大部分が知覚不能な生物で、体長は24メートルを超えると推定されています。SCP-1763は肉食性であらゆる高等生物を捕食し、従って収容エリア内の全職員に対し高度脅威となります。SCP-1763は20メートル 100メートル 200メートル広範囲以内にいるいかなる人物にも知覚されず、加えてオブジェクトが存在する証拠を直接目撃した全ての人物に不明なミーム効果を及ぼすことが可能です。
SCP-1763の初期収容以来の合計30の死傷事件がSCP-1763に起因していますが、実際の数値は最低でもこの2倍だと予測されています。
文書-1763-EX-000, --00/-0/-0
アイテム番号: SCP-1763
オブジェクトクラス: None
特別収容プロトコル: 報告書記述時点でSCP-1763の収容計画は案出されていません。サイト-94もしくはエリア-764とされていたいかなる領域も即座に報告されます—どの職員もこの領域の建造に関する記憶を持っていないため、いかなる状況下に於いても職員はこの領域に侵入しないでください。
SCP-1763とのこれ以上の接触は予定されていません現在不可能です。
説明: SCP-1763は半形而上的実体で、現実・想像の両方に於いて現実性の様々な側面から自分自身を自由に切り離すことが可能です。SCP-1763は現在不可視かつ不可聴で、体温による感知もできず、加えて自分自身を選択的に不可接触性にでき、さらに付近の人物に強力なミーム効果をもたらし、オブジェクトに関する脳内の情報を削除・検閲・破壊することができます。また、未確認ではありますが、種々の媒体に含まれる間接的な情報も危険であると疑われています。プロジェクトを担当しているスタッフの不足により、SCP-1763に対するあらゆる研究は長期にわたり延期されます。
SCP-1763の初期収容以来{--00/-0/-0}2の登録以来の合計30の死傷事件がSCP-1763に起因しています。しかし、被害者に関するいかなる記録も現存していません。SCP-1763が財団職員を攻撃、殺害する動機は、存在するならですが、不明です。
この報告書の反復が他にいくつか存在し、オブジェクトを物理的生物だと述べています—それにより、SCP-1763は一時は財団により積極的に収容されており、現在は引き起こすことのできる異常現象も発生させられなかったと信じられています。さらなる推論は、SCP-1763の通常的知覚からの自分自身の切除は現在進行中の動向の一環であり、オブジェクトは時間経過とともに、恐らくは生存技術、自然適応、あるいは食物捕獲の手段として「非現実的」になっているのだということを示唆しています。明らかなことではありますが、この仮定の支持要素は検証不可能です//;-
-/実際、SC-P/1763が存在するのかは_現在不明りョうです;
補遺:
データ消失
~ 2018/01/03に不明な研究員の個人用コンピュータから回収された文書。存在しないアノマリー(恐らくレクリエーションか学術用途に案出されたと思われる)に該当すると思われ、発見による少々の混乱の後Explainedクラスに指定された。職員は前述されたいかなる実体及び現象も財団、その職員、一般市民への脅威を示してはおらず、実際、完全なる虚構であることに留意してください。