SCP-1887
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アイテム番号: SCP-1887

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1887またはSCP-1887-1を破壊する方法は発見されませんでした。封じ込めは現在の所SCP-1887の成長を食い止めることに集中しています。SCP-1887はエリア-17にある収容ロッカー1887内の自然に作られた石器に収容されています。SCP-1887が器から逃げ出し成長するのを防ぐために、収容ロッカー1887に沿って芝が植えられています。

説明: SCP-1887は分子生物(SCP-1887-1と分類されています)の集団で、その特性は完全には解明されていません。彼らの小ささにも関わらず、SCP-1887-1の実例は彼らの明白な感性と振る舞いに従って非常に複雑に動くものと推測されています。

人工の構造物と接触した時、SCP-1887は未知のプロセスによって量子レベルで構成物を分解し始めます。その際放出される核分裂エネルギーはSCP-1887が吸収します1。吸収は完璧ではなく、紫外線スペクトラムとそれ以下の非電離放射線の発散が代表的で、それが活発である時にSCP-1887にその特徴的な赤い色を与えます。SCP-1887は分解された原子の核でSCP-1887-1の新しい実例を造ります。一旦SCP-1887の構成員が約30億に達したならば、集団はほぼ半分に分かれ、そのどちらともが成長し続けます。一般的に、半分の一方は消費を始める前に以前の実例から数メートル離れた場所に移動します。

人工の構造物と接触していない時は、SCP-1887はおそらく冬眠状態のままでいるのでしょう。

補遺1887-1: SCP-1887は財団エージェントによって[編集済]の中で発見されました。その小ささにも関わらず、[データ削除済]

補遺1887-2: SCP-1887は解体の間"歌う"事が記録されました。記録されたノイズは最大56デシベルにまで達しましたが、"歌"声は年配の男性のものでした。歌詞:

木くずを削る/毎日崩す
地球は修理の真っ最中
一インチごと/お安い御用
世界を昔にもどします

俺達止まらぬ/誰も止められぬ
盗まれたものを直すまで
一インチごと/お安い御用
世界を美しくするまで

町を消し去る/これ以上要らぬ
全てを綺麗に撤去しよう
一インチごと/お安い御用
世界を動物でうめつくそう

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