SCP-1901-JP
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SCP- 1901-JP

アイテム番号: SCP-1901-JP

オブジェクトクラス:Safe Neutralized

特別収容プロトコル:SCP-1901-JPは、セキュリティクリアランスレベル4以上の職員が取り扱ってください。小型化されたスクラントン現実錨を搭載したロッカーに保管し、キーコードを設定した上で常時の監視を行ってください。

説明: SCP-1901-JPは現実改変能力を持つアップル社製パーソナルコンピュータMacintosh IIです—当該オブジェクトは無力化され、財団の保管庫に収納されています。



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脅威存在データベースエントリ

脅威ID:

KTE-2333-Adam "固定するもの"

認可レスポンスレベル:

5 (即時脅威) N/A (破壊実験継続中、未だ破壊ならず)

概要:

1980年4月16日、ワシントン大学上空でオーロラが観測された。大学内では同様に、謎の凍結現象や職員の不審死などが確認された。GOCエージェントの通報により、ワシントン大学物理学部門に所属する2名は財団側のリクルートを受け、何らかの実験を行っている事が判明した。

連合はそれを受け、排撃班を派遣する。しかし、大学内部のエージェントの報告により、その実体は二つの素粒子であり、KTEが存在するイオン・トラップごと破壊すれば、どのような被害が発生するか未知数との報告を受けていた。そのため、排撃班は研究所を急襲した。作戦は秘匿作戦とされ、装備は最低限のものが使用されることとなった。しかし、大学内での財団エージェントとの局地的交戦が発生、2体のうち1体のみを捕獲するに止まった。

粛清:

注目すべきイベントの時系列

1980年4月20日 03:32- 隠密排撃班“インヤン”が、脅威存在奪取作戦を開始。Adamと呼ばれる実体を奪取。

19890年4月20日 05:39- 脅威個体がGOCベース・ラムダに到着。対象の破壊実験が行われる。

1980年4月21日 09:00- 第一次破壊実験、小型の粒子加速器に対象を投下するも破壊できず。

1980年4月22日 07:20- 第三次から第50次破壊実験失敗。しかし、ここでKTEが財団の所有するスクラントン現実錨の作動原理の鍵を握っている可能性が浮上する。

PSYCHE部門の記録

連合は、荷電粒子ガンや重粒子砲を含むあらゆる方法を用いて対象を破壊しようと試みた。しかしながらその試みはことごとく失敗した。どのような物質を投射したとしても、物質はKTEの周囲を小惑星のように漂うのみであり、エネルギーを飛散させてしまうのである。実験結果は+ PSYCHE部門を通じて事務総長D.Cアルフィーネに送付された。

声明

かの脅威存在は我々の予想を上回る存在でした。
現状。これを破壊する事が難しいのであれば、我々はこれを封じ込めねばなりません。
また、これを封じ込めつつ破壊する方法を模索せねばなりません。
かの脅威存在からできる限りの情報を得る必要があります。
もしかするとこれは、我々の技術を新たな高みへと飛躍させるものかもしれないのです。


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事務総長 D.C.アルフィーネ
国際組織 世界オカルト連合

PTOLEMY部門の記録

セクター-12所属、主任技術官ローレンス・アンダーソン
KTE-2333 封印施設の建設計画 “石棺”概要

sarcophagus

“石棺”

太平洋の孤島、██島地下にKTE-2333を封じ込める施設を建造する。
同島には死火山があり、その火口を大型シールドマシンで地下5kmの縦坑を掘削する。
縦坑完成後、縦坑内部に大型の粒子加速/捕獲機を建造する。
粒子加速/捕獲機建造ののちは研究員の居住スペースを建設する。
上記の建設が終わり次第、KTE-2333を移送する。
研究員には原子物理学、奇跡論に対する高度な知識を持つものを採用する。
粒子加速器であらゆる素粒子をKTE-2333に加速してぶつける。
KTE-2333の特性を調査・研究しつつ、それと同時に破壊する方法をも模索する。

“石棺”計画の推移

1981年4月20日- 着工

1985年7月21日- 工事完了。人員の採用試験開始。


1985年12月20日- 破壊実験開始


20██年現在- 現在に至るも破壊実験は成功していない。

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