SCP-1927
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回収直前のSCP-1927

アイテム番号: SCP-1927

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1927は10m×15m×5m以上の寸法で、銅・白金の合金でメッキされたステンレス鋼で構成され、床を厚さ10cmのガラスシートで覆い、絶縁材料の層で囲んだ保持セルで収容してください。SCP-1927が収容チャンバーの床で視認できなくなるというイベントが発生した場合、壁や天井から床の上に移動するまで5kVの電撃を繰り返し加えてください。5日間隔で、当該生物には体重100kg以上の生きた哺乳類を1匹与えてください。生物の総摂取量が30日間で1,000kgを超えると予想される場合は、繁殖イベントに対処するための予防措置を講じてください(補遺1927-1を参照)。

説明: SCP-1927はヒラムシ亜門のウズムシと共通の特徴を持つ移動性肉食無脊椎動物で、外見は長方形で厚さは約0.3m、側面積は15~50m2、体重は推定500kgです。目に見える感覚器官はなく、振動で近くの獲物を感知しているように見えます。

生物の上皮は非通気性で、有機毛のような被覆を自由に押し出すことが可能で、24時間で最大0.2mの長さに成長し、類似した期間で"脱落"します。一方、下皮は2つの化合物のうちの1つを放出します-内部の水分を保持する役割を果たす半固形の粘着性物質、または任意の有機物質や酸化可能な金属を徐々に溶かす弱酸性の分泌物です。体は高熱および電気ショックに脆弱であることが証明されていますが、環境条件および局所的あるいは全面的な圧力に対して高い耐性を持ちます。

SCP-1927の"頭部"は口のみが存在することが特徴で、そこから咽頭を伸ばして獲物を捕らえ、食道内部に引きずり込みます。内部構造は圧縮され非常に単純化されており、全身に分散した筋肉の管で結ばれた8~12の嚢で構成されています。神経組織房によって接続された神経節組織塊網が同様にSCP-1927の体全体に分散しており、排泄器官および生殖器官のいずれも形跡になく、また循環系がある形跡も見られません。

SCP-1927の"狩り"は自らの表皮を水平に広げ、その酸性分泌物を使って自ら静止しその縁を隠すのに十分な大きさの表皮を隠すために空洞を溶かし、十分な大きさの獲物となる動物が接近するのを待つことによって行われます。これを補助するために、SCP-1927は周囲の環境に溶け込むように上皮を再着色して、それに応じた擬態を適用する非常に多用途な能力を持つことが実証されています。この生物がどのようにして検出可能な視覚器官なしで色や模様を再現可能なのかは不明ですが、著しい精度でそれを行うことが可能で、その下に配置された現代美術品の一部を再現する(粗雑に描かれていても)のに十分なほどです。現在財団の管理下にあるSCP-1927実例は█████の████で捕獲され、その場所では自らを横断歩道に擬態させていました。

獲物の動物が範囲内に移動すると、SCP-1927は前方に突き進んで獲物を口の中に捕らえ、咽頭を使って獲物を食道の奥に押し込み、そこで激しい筋肉の収縮により獲物は急速に押しつぶされて死亡します。飲み込んだ後は、その場に留まるかより隔離された場所に移動して消化します。

餌を与えられている限り、SCP-1927は比較的従順で、100kgの餌を完全に消化するには最大2日間の活動休止を必要とします。定期的な給餌により1日あたり約1cm2の割合で表面積が増加し、必要最小限の食事を与えられた場合は指数関数的に拡大します。餌を完全に与えない場合、夏眠状態に入る前に観測された最小の寸法にまで縮小します。その寸法が50m2を超えるまで成長した場合、分裂に備えて同様の夏眠状態に入ります(補遺1927-1を参照)。

補遺1927-1: 収容を開始して4ヶ月後、SCP-1927は激しい興奮状態に陥ったことが観察され、5回連続でチャンバーの壁を登ろうとした後、呼吸を止めて夏眠状態になりました。捕獲時点から、当該生物は観察と実験のために不定期に大量の餌を与えられ、約55m2に成長していました。7時間後、長辺に垂直な正中線に沿って分裂し、同一の大きさおよび体積の2つの生物を作成しました。予防措置として両生物に電流を与えた後、SCP-1927の2実例のうちの1体を収容チャンバーから取り出し、生体解剖を行いました。それ以来、同じ条件と前述の行動に従い、合計█回の分裂を行っています。

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