以下のメモは回収した死体のジャケットのポケットで発見しました。死体の頭部と左腕は通常より3倍の大きさまで腫れ上がっていました。この死体は地元の宗教団体勝利者の協会の一員である、ジェームズ・カーティスだと思われます。
必要な物:
二尾の鱒
牛乳一瓶
牛乳(夢の下を歩む者は、明らかにこの手のモノの中に居る)と混じり合った処女の血(何処で手に入れられるだろうか)
多彩な魂、快く売れる物(頭韻は境界線の中で待つ為の大事な手段だ)
最低二百匹の甲虫
無数の氷(私がこの震える霧を対処する為にこの彫刻していると、ハーショアが思っているのなら、彼の思い違いだ)
二体の死体、最低でも一年以内に死亡した物
数個の人間の眼球(盲目なる者は数千の窩があると踏んでいたが、数個の目で良かったなんて、クソったれ)
マーキーとダンが残りの材料を集める。ローラもそうだろう。ハーショアは家で本を片手に座ってるだけだ、チクショウが。
以下の文章は、デールポートの中心にある教会の外にあった、焦げた本のカバーの内側に記されていました。
壁画の境界はSsvlssrの手により取り囲まれ、震える霧は目覚めの時、世界へと降りる。霧は全てを包み込み、目覚めの阻止を願う者達を妨げ、そして内在する偉大なる三者の勝利者達を抑えるだろう。壁画の中央の三者は炎の偉大なる勝利者、氷の偉大なる勝利者、嵐の偉大なる勝利者である。彼の者達は互いに破滅を降り注ぎ、彼の者達の真名は読み得る事の無い、知り得る事の無いルーンの言葉で刻まれている。
この三者の周りで、Djrr、光標の闇王、そして歪む光標に供物を捧げる従者達に道を指し示す盲目なる者がこの領域へと参り、彼らを封じ込めんと大いなる争いの光景を繰り広がる。Djlpは如何なる手を使い彼の争いを援護する彼の最愛で、そして忌々しい者達の口から蝿が溢れ出るとその姿を表し、Yni-Yniと穿つ者は制圧者達の頭蓋から彼の従者達を逃がす。災いの刻まれた玉菜は植物の君主制に異を唱える者達を滅ぼすだろう。Zinnと、Maarpの使者はLepidopteraの兵隊に、Inanimatumのアッチカの夢にある銀色の灰の下の花達と共に眠る者を運び出すよう命じる。見え得る事の無い時代の声は偏在し、壁画で隠される彼の者の名を広めんとする黄色のルーンの言葉を発す。
終わりの時、その底で、若い寵臣達と神達は三者の勝利者達に忠義の誓いを立てる。夫々の勝利者に忠義を捧げる者達は夫々の色に染まり上がった、偉大なる炎の勝利者ならば橙色に、氷の偉大なる勝利者ならば紫色に、嵐の偉大なる勝利者ならば緑色に。夢の下を歩む者のような、その顔が単なる三角形のような多くの者達は同盟を結ばず、黒に染まり上がった、何者にも対立せず、さりとて全てと対立する為に。闇鹿Dm'axxは周囲の果てを見せつけられ、その残りによって永遠に追放される。Sheogorathは自身が失脚するまで彼の二面の顔の王国に留まり、支配する、そしてそれは竜王の偉大な囚人の手によってのみ止める事ができる。二十の山羊達は繋がり合い、山羊の塊を作り、山羊の地獄を延々と回り続ける。彼の者達の若い神達の争いは、偉大なる勝利者達の争いに影響を及ぼす事はほぼ無いだろう。
数枚の文書を宗教団体勝利者の協会の指導者であるマイケル・ハーショア師と思われる死体から回収しました。この死体には極度の空間異常特性が見られ、回収・分析後に焼却しました。これらの文書は日誌、また日記から切り取った物に見えますが、その大元はまだ発見されていません。
19██年7月22日
私はデールポートへと戻った。私が旅立つ時、ゴドフリーは私の運を祈っていたが、本当は私の失敗を望んでいた事を知っている。彼は私の目的を信じるにはあまりにも理想主義的だ。しかし旅立つ前に図書館から必要な本は全て持ち出した。家に辿り着くまでただ待つ事は出来ただろう、しかし適切な方法を見つける事が出来るかは不安だ、そしてゴドフリーは私をとても強く疑っている。
全ての本を周辺で手に入れるのは難しい。失われた放浪者Dasa'n'asadの第七巻に幾つか問題があるが、私の知り合いの容器は熱の問題に役立った。しかしまだ、取り扱った私の手は火傷を負ったままだ。若者の犠牲無しに、このような何かをするのは望んでいないだろう。
ジェームズが私を駅まで出迎える予定だが、まあ遅れるだろう。彼はいつもそうだ。手に入れた物で働かなければならない、しかしそれはこの冒険に関心のある多くの真っ当な者達を失望させる。次回が心配だ。
19██年8月1日
少々動揺している。壊れた九の一のための誘導儀式には血の供物が必要なのだ。麻酔が使用できると考えていたが、この儀式はそれを許さなかった。今、子供が死に、捧げられた。目的を忘れてはならない。この子供は私達がなぜこんな事をしているのか理由を知れば、彼は私に感謝するだろう、心の底から私に感謝する。それは皆の為。皆の為。そう全ての者達の為なのだ。勝利者は人間の瓦礫を歩き、残った人々を明快に復活させるだろう。
私達の目的に対するジェームズの献身に疑いが生じている。
19██年8月13日
時代の声は異教徒の血を欲している。それはまさに一般的な異教徒を意味していると思っていたが、声は宗教の種類は気にしなかった。彼は捧げようとしなかったが、この彼の血が効いたという事実は私の疑いが正しいという事だ。嘘吐きだ。彼は自分勝手に私達皆を破滅の運命へと引きずり込んだ。事態は簡単ではない、しかし私の時間は終わりに近付いている。私達は2日間、活動しない事を決断した。休息の時間である、だから私達は来る物への準備が出来る。私の死を受け入れよう、たとえそれが早くなかったとしても。
世界は月曜日に再び横たわり、そして私達に感謝する。
ハーショア師の死体の側で更にメモを発見しました。これらの内の1枚は、おそらく勝利者の協会の会員向けに師が作成したスピーチ用の原稿のように見えます。
同志達、今日私達は共に最後の日を迎える事ができた。君達全員と共に働けた事は名誉である。私には人類の将来を確保するよりも、素晴らしい集団を望む事は出来なかった。
夜明けの時より、恐るべき困難が星達の間の闇から生まれ落ちた、しかし生命への悪意はなく、只々無関心であった。私達は狂気に満ちた神達、忌まわしき者達から見れば蟻のようだ。古い話で彼らがこう呼ばれたように、私はこの言葉を使う。君達はここで聖書の神を見つける事は無い。あるいは見つけるかも知れない、私には分からない。ここでの'神'とはある種の形をした生物、この世界の原子の混沌より生まれ出た、ただの強力な存在では無い。単なる強力な存在は神が行うような残虐と堕落の非情の深みに達する事は無い。
彼の者達は、私達が昆虫以外の何かであるように私達の遥か頭上に存在する。従い、私達にはそう見えるのだ。神達の赦し、そして、そして支えを得る為に、私達は彼の者達より前に私達の場所を知らなければならない。
これら各々は世界自身の法則の支配を捜し求め、彼の者達の歪んだ存在の性質を星達に、惑星達に、人間達に押し付ける。この脅威に対する唯一の答えは何であるか?そう、この神達は破壊せねばならない、この板が一掃するのだ。私達にはそれをすることは出来ない、決して、そう決して。しかし私達はこのような者の存在など許す訳にはいかない。1つ王国に無数の王は存在できない。私達に神達を殺すことは出来ない、不可能である、そう神のみが神を殺せるのだ。
私達はここに彼の者達を連れ、縛り付ける。彼の者達の破滅の欲求が無くなるまで、1柱を除く全てが死ぬまで縛り付けるのだ。常に1柱の神が生き残る:この勝利者が、唯一生き残った神として、彼の者達が住まう場所に戻るのだ。しかし結局、彼の者達の原初の混沌はより多くの神達を、より多くの歪んだ天使達と悪魔達を生み出す。そう、そして再び起こるのだ。私達の警戒は常に一定でなければならない、新しい勝利者を何度も、何度でも見つけ出さなけれならないのだ。私達は創造の痕跡を残すが、いつかは消えるだろう。しかし復活する。
以前の人間がそうであったように、強いままでいてほしい。古都の人類の近種がそうであったように、強いままでいてほしい。私達がソドムの門でした事のように、強いままでいてほしい。私達が常に強いままでいるように、強いままでいてほしい、何故ならば常にそうでなければならないからだ。
幸運の女神は勇敢な手を取る者を支えてくださる。私達はInanimatumと統一し、Somnium Aeternumに入る。私達は赦されるだろう。
以下の文章はハーショアの日誌の裏表紙で見つかりました。
そして勝利者は人間の瓦礫から歩を進め生き残った人間に輝かしい 栄光権威を与えるだろう
私の目の赤から私はかの者たちを見たそう私はしたそうだわたしはしたのだそしてかの者達は私を見た
私は正しく全てを行ったなのにこれはなんの罰だ??私は人間の瓦礫を恐れないかの者達は私達の栄光私達の私はかの者達が何なのか知らない私は私がわからない私の喉はどこかへと消えた。私の喉はどこかへと消えそして私はそこが好きではない。
戦争には火があるしかしここにある火は冷たく横たわっていて自身の原子の中にある。私の頭痛の種でさえひな鳥のために割られたナッツの中身を好む。私は私の傷を綺麗にしなければならないが私の両手はワイヤーとシアン化合物で出来ている
私はかの者達が聳え立つのを見ることができかの者達は何者でもないかの者達は指の爪の先端の影指の爪の違う違う違う違う違う
火の氷と光のために巨人を鎮め私達は赤子を食らって幸福に生きねばならない正しくないとしてもかの者達は今は死んでいるだろうえいゆうなんぞいやしない
勝利者は人間の瓦礫から歩を進めその他は彼に従うだろう