アイテム番号: SCP-1998
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1998はサイト38の高度保管ロッカーに収容されています。SCP-1998の効果に関する実験は下記のプロトコルでのみ実施することができます。第一に、申請は財団倫理委員会へと送られ、適当なDクラスと実験のパラメータが割り振られます。第二に、全実験内容は倫理委員会の代表1人が直接監視し、残りの委員は閉回路のライブカメラを通じて監視をします。第三に、いかなる場合においてもSCP-1998を実験以外で使用してはいけません。どのような場合でもSCP-1998を用いたDクラスの自由意志変更の試みが確認された場合、財団の職員または部門は即座の降格、再配属が考慮されます。
説明: SCP-1998は未知の形式、製造の拳銃です。拳銃は銃身の下にあるプランジャー形の装置を直接操作することで使用することができます。SCP-1998は弾薬を用いませんが、代わりに未知のメカニズムによるエネルギー波を発射します。これまでにSCP-1998の動力源は解明されていません。外部からの動力源は必要ありませんが、冷却または充電の為か、使用毎に5分間の間隔が必要です。SCP-1998から発生するエネルギーパルスは無機物、非生命体、人間以外の対象に対しては効果はなく、人体または人体に直接触れている衣類に当たると消えます。パルスはおよそ20m進んだ後でも消えます。
SCP-1998が発生するエネルギーパルスはヒトの脳の主要機能、特に運動野、一次聴覚野、海馬に対して影響を与えます。身体のどんな箇所にパルスが当たったとしても、これらの野は影響を受けます。SCP-1998パルスを受けた対象は即座に3つの効果を体感します。まず、影響を受けた対象はSCP-1998の取扱者の方を向き、その前で地面に座ります。この動きの道中に障害を配置すると、動揺またはバランスを喪失します。一旦、対象が立たずに取扱者と向き合うと、身体的な快適さに関係なく動きを止めます。次に、影響を受けた対象は身体的な麻痺に陥り、運動機能を制御し自己調整力をなくしてSCP-1998の取扱者とアイ・コンタクトをとり続けます。
最後に、影響を受けた対象は麻痺している間、SCP-1998の取扱者の言葉を何でも厳密に徹底的に聞き取ろうとします。この期間の間に伝達された情報は対象の残りの人生で完璧に完全に記憶され、どんな命令、指揮でも麻痺がとれた後に出来るだけ完璧に実行しようとします1。この期間はおよそ19分間続き、その後影響を受けた対象は運動機能を回復します。SCP-1998に曝されると影響を受けた対象は期間の間、持続的な衝撃と莫大な精神的障害が起因の肉体的な痛み(影響を受けた2名は"苦しい"、"地獄のようだ"と説明)を受ける傾向にあると考えられてます。
補遺1998-1: SCP-1998は西テネシー州のナッチェス・トレース・パークウェイにハイキングに来ていた数人の一般人によって回収されました。SCP-1998はギリシャ文字で書かれたラテン語とチェリキー語を組み合わせた模様がついた小さなボール箱の中に仕舞われていました。不完全ながら模様を解読すると、箱は"Phitransimun Combine"という組織によって輸送されていたことが示唆されていました。箱の中にはSCP-1998、多様な梱包材、紙の切れ端が入っていました。切れ端はおおよそ下記の通りに読むことが出来ました:
ギュムナシオン教材
Ⅲ第12サークル
NOVOTHEBUSの砂宛先:
ALEXYLVA大学
中央学術局
機材徴収部
LIII第1サークル
アレキサンドリアの森
品物番号 量 製品 価格 CI I 集中エンハンサー、標準型 XXII AUR. 免除 ギュムナシオンの無料サンプルをお楽しみください!将来、更なる学習が必要な時はぜひ我々を!