アイテム番号: SCP-2000-J
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-2000-Jは現在Dr. █████の住居で飼われています。Dr. █████が道端にてSCP-2000-Jに住居の提供を申し出ました。1
SCP-2000-Jは現在、大学在学中のエージェント████の住居に居候しています。
説明: SCP-2000-Jはおよそ18歳の白人男性で、スポーツに参加することによって一般的なイエネコに変身する能力を持っています。明らかに体や前足の長さが不足しているにもかかわらず、変身状態でも運動に対する模範的な能力を発揮することができます。
SCP-2000-Jはすべてのスポーツの審判に対する奇妙なミーム的効果を持っており、変身した彼の参加資格に対する無関心を発生させます。通常の審判は動物に対してスポーツへの参加資格を認めることは無いでしょう。SCP-2000-Jはまた、実際の成績に関わらず参加したチームの士気を高めるように見えます。
SCP-2000-Jは現実改変の能力を持っていると思われ、試合の拮抗状態を打開するようなラストゴール、バスケット、ラン、ストライクあるいはキャッチをいつも決めることができます。試合の組み合わせは無作為であるにも関わらず、SCP-2000-Jの参加するチームは必ず決勝戦まで進出し、その相手はいつも前回の試合の優勝チームとなります。その上、以前に発見されていなかった両チームメンバー間の諍いが決勝戦中に持ち上がり、それらはポジティブな解決を迎えます2。
補遺2000-J-1: 最近、SCP-2000-Jがエージェント████に対して交際の申し出を行いました。彼女は、すでに機動部隊Zeta-9 ("ジョックス3")のリーダーと付き合っているという理由で申し出を断りました。
補遺2000-J-2: 女性職員との人付き合いの苦手さ、そして数体のヒューマノイドSCPからの身体的いじめを理由として、SCP-2000-Jは財団のバスケットボールチームに編入され、世界オカルト連合(GOC)への勝利の要となるよう期待されました。
補遺2000-J-3: SCP-2000-Jは最近、財団を代表するような優れたチームを組み立てました。チームは数人の研究者、エージェントそしてヒューマノイドSCPで構成されています。
補遺2000-J-4: 20███年██月██日、SCP-2000-JがDr. █████に近づき、運動部隊4Alpha-11に加わるよう求めました。Dr. █████は試合に関する過去の不愉快な経験から要求を断り、SCP-2000-Jに自分と同じ目に遭う前にバスケットボールをやめるようアドバイスしました。
補遺2000-J-5: 財団対GOCの今年度のバスケットボール大会が進行中です。情報の更新は延期されます。
補遺2000-J-6: 驚くべきことに、Dr. █████が試合に加わり、運動部隊Alpha-11をアシストしました。SCP-2000-Jはこの出来事に対して充実感を顕にしました。
補遺2000-J-7: GOCのメンバーが隠し持っていたピストルでDr. █████を始末しました。副審の███████によりこのプレイヤーは退場となりました。ハーフタイムの間、SCP-2000-Jは試合への勝利の決意を明らかにしました。
補遺2000-J-8: SCP-2000-Jがボールを得てGOCのゴールへ行ったあぁぁぁあやったああぁぁぁぁあきまったあぁぁぁよっしゃああぁぁ
補遺2000-J-9: SCP-2000-Jは現在エージェント████と交際関係にあります。職業倫理に反する振る舞いを理由としたエージェント████の解雇は現在審議中です。
補遺2000-J-10: SCP-2000-Jにマーシャル・カーター&ダーク株式会社の使いが近寄り、金を報酬として次の試合に敗北するよう要求しました。SCP-2000-Jは当初断りましたが、使いの者がエージェント ████の身の安全をチラつかせて脅迫しました。SCP-2000-Jは次の試合で力を発揮しませんでしたが、エージェント ████が逃げ出して彼を励ますと状況は変わりました。