SCP-2044-JP

クレジット

タイトル: SCP-2044-JP - ハムスターの増やし方
著者: ©︎nabes
作成年: 2020

アイテム番号: SCP-2044-JP

活性化中のSCP-2044-JP-1

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2044-JPは、通常生物収容房の飼育ケージ内に収容してください。SCP-2044-JPから出現した実体は実験用として、通常のハムスターと同様の飼育手順に従って８匹を上限に収容してください。

説明: SCP-2044-JPは、陶器製のペット用ハムスターハウスです。SCP-2044-JPは不定期に活性化し、内部から非異常性のドワーフハムスター(Dwarf hamster)が出現します。現在4種類のSCP-2044-JPを収容しており、それぞれ実体の出現頻度に差があるものの法則性は判明していません(下図を参照)。SCP-2044-JPは「いつのまにか増えるハムスターの噂」を調査していたエージェントにより、栃木県宇都宮市のペットショップにて発見され収容に至りました。

各SCP-2044-JP個体の年間出現ハムスター数（過去４年分）
※詳細の完全なリストは文書SCP-2044-JP-Aを参照してください。

	ハウスの形	2016年度	2017年度	2018年度	2019年度
SCP-2044-JP-1	どんぐり型	119匹	134匹	152匹	169匹
SCP-2044-JP-2	りんご型	4匹	5匹	18匹	0匹
SCP-2044-JP-3	いちご型	28匹	473匹	7匹	26匹
SCP-2044-JP-4	切り株型	毎年6月21~24日の間に9匹出現

追記 2019/11/30: これ以上研究の必要はないと判断された為、SCP-2044-JPはAnomalousアイテムへの再分類が予定されています。

追記 2020/01/18: SCP-2044-JP-2から2匹のハムスターの出現を確認しました。

関連性が認められた為、以下のオブジェクトとの統合が予定されています。

+  SCP-████の情報を開示する。

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アイテム番号: SCP-████

SCP-████

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-████の存在する██教会周辺に２名の警備員を配置し、周辺地域を閉鎖し一般人の立ち入りを禁止し収容してください。SCP-████を用いた実験はセキュリティクリアランスLv3以上の担当研究員2人以上の許可が必要です。また、SCP-████の実験や実験記録を確認する場合はクラスW記憶補強薬を服用した上で行う必要があります。

説明: SCP-████は、イタリア国内に存在する██教会内の階段です。SCP-████の異常性は階段に人間が侵入することで発生し、侵入した人間は約7割の確率で消失します。またSCP-████は、消失させた人物と本人に関する情報などに対して反ミームのような性質を付与すると考えられ、消失した人物に対する関心を向けることが難しくなり認識することが困難になります。そのため仮に肉親であっても家族が消失したことによる生活環境の変化に違和感を覚えはしますが、行方不明になった事に気づくことは稀です。SCP-███は、不明な人物の渡航記録や戸籍情報の存在を感知した財団の反ミーム部門により発見、収容に至りました。財団に収容されるまでに少なくとも███名以上の人間がSCP-████により消失していると推測されています。

実験記録: 別紙参照（閲覧にはクラスW記憶補強薬の服用が必要です）

SCP-████記録: タイムチャート
2017/11/19: 調査開始
2018/01/12: SCP-████発見
2018/01/13: 周辺地域閉鎖完了
2018/02/16: 第１次実験（消費資源: Dクラス職員2名、ビデオカメラ2台）
2018/03/21: 第２次実験（消費資源: Dクラス職員4名、GPS発信機4基）
2018/05/24: 第３次実験（消費資源: Dクラス職員7名）
2018/07/25: 第４次実験（消費資源: Dクラス職員5名）
2018/07/30: 収容方法確立
2019/12/31: 本年度の実験件数０回
2020/01/18: 臨時実験[関連性調査の為]（消費資源: Dクラス職員2名）

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— サイト-████ データベースより転写