SCP-2087-JP
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計画進行中

"螺旋の黄道"

前記: 現在、基底宇宙は破局的危機に瀕しており、非常に逼迫した状況下にある。SCP-1690-JPによるYK-クラス"宇宙消失"シナリオは目前まで迫り、基底宇宙ならびに人類社会は消滅危機に瀕している。にも関わらず、SCP-1690-JPの性質上、基底宇宙の全領域において人類が逃げ隠れる安全地帯は存在せず、これまで同オブジェクトには悲観的クラス"Ain"が指定されている状況であった。

しかし、SCP-2087-JPという存在のもたらした"存在確度"という概念は、現状を打開しうる唯一の切り札となり得ると考えられる。本計画は、SCP-2087-JPのもたらした"存在確度"概念を応用し、SCP-2087-JPに我ら人類の導きを委ねる計画である。

概要: 基底宇宙からの全人類の脱出。地球文明を含む太陽系を基底宇宙から離脱させることにより実現する。

説明: 地球に構築された低存在確度電子照射システムと、現在太陽圏外縁部を飛行しているボイジャー1号、2号間での通信を確立する。通信を形成する電子の低存在確度性はこれらを起点に太陽風などを介して伝播し、システムの作動からおよそ█年で「オールトの雲」まで到達する低存在確度性の領域を形成し、結果的に太陽系全体の存在確度を0.17まで減少させる。理論上、存在確度0.22以下の太陽系は基底宇宙内での支えを失っているため、自身の公転の運動エネルギーにより自発的に他次元方向へ漂流を開始し、超外宇宙領域へと離脱する事になる。基底宇宙からの脱出は、この段階で完了する。

この時点から、SCP-2087-JPのGPSシステムとしての機能を復旧させる。出発後の人類はSCP-2087-JPのGPS信号と超外領域マップを基準として、存在確度の制御による空間相互作用性の変動によって超外宇宙領域を航行し、安全の確認された異なる宇宙への移動を完遂させる。新天地への移動完了後、太陽系の存在確度を上昇させ、地球文明の他宇宙への入植を完了させる。

本計画は、人類社会を代表した財団と、SCP-2087-JPの共同作戦である。本計画の発動をもって、SCP-2087-JPはThaumielクラスへ再分類される。


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