SCP-2109-JP
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アイテム番号: SCP-2109-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2109-JPの完全なコピーはサイト-01及びサイト-76のデータストレージの他、SCP-████及びSCP-████に付随する記憶領域に保存されます。SCP-2109-JPに関する情報は財団のイントラネットから独立した情報維持ライブラリにのみ保持され、ハード/デジタルを問わずコピーの作成は禁じられています。新たなSCP-2109-JPが観測された場合の記録、及び既存観測データからのサルベージと復号はSCP-2897の余剰メモリを用いて稼働するアプリケーション"Bookworm"1をヴァレンタイン・レーヴェンハウプト並行基底観測システム2と連接する事で完全に自動化されており、SCP-2109-JPの収容チームは解析部門の指揮下に組み込まれて運用されます。

説明: SCP-2109-JPは、スーパーブラディオン仮説3に基づく次世代型█████=████████████の概念試験中に意図せず観測されたヒューム値の時差的偏移現象の記録に含まれる情報群です。SCP-2109-JPにはMD54で暗号化された文書情報が含まれており、復号された文書にはSCP-2109-JP-01~13のサブナンバーが割り当てられています。SCP-2109-JP-01~13は、その収容経緯及び内容を除いては非異常性の文書であり、閲覧に際して認識災害的脅威に曝露する事はありません。当該プロジェクトでは当時、SCP-2897のニューラルネットワーク・アーキテクチャ上で稼働する解析アルゴリズムをヴァレンタイン・レーヴェンハウプト並行基底観測システムに連接して運用しており、それが不自然なヒューム値変動を検出するまでSCP-2109-JPは観測者効果若しくはそれ以外の物理学的環境因子による誤差と考えられていました。█████-NGプロジェクトはその技術的困難により放棄されましたが、主要なメンバーはSCP-2109-JPの収容チームに再割り当てされています。SCP-2109-JP-01~13は明らかにK-クラスシナリオ後に記述されたと思われる内容を含む報告書の体裁を有しており、部分的に財団に於ける標準フォーマットに類似しています。SCP-2109-JP-01~13に於いて言及される幾つかの単語は、SCP-2109-JP-01~13が記述された時期には既知の学術的概念が大きく進化している事を示唆していますが、それにも拘わらず既知かつ脆弱性が証明されている暗号化技術5によってSCP-2109-JPが送信された理由は不明です。SCP-2109-JP-13にはSCP-████及びSCP-████を含む████████級オブジェクトへの言及が含まれている為、SCP-2109-JPを記述した実体は高いセキュリティクリアランスを付与された財団職員であるか、若しくは未来に発生するセキュリティ違反発生の可能性を示唆しています。

SCP-2109-JP-01~12の概要を以下に示します。

通番 概要 メモ
01 "人類復興戦力群"6と呼ばれる組織に所属すると思しき"D部隊"として言及される戦力群に新たに付与される装備についての概略です。████年に地球の静止軌道上に複数の拠点が配置された事、それによってD部隊の兵員が着用する新装備を用いた地表面への降下に必要な地理的及び作戦上の情報が継続的に得られるようになった事が示されています。 D部隊はSCP-2109-JP内に於いて"暫定模倣構成体"7で編成された戦力である事を前提とした文脈となっています。
02 [編集済]8 N/A
03 D部隊に対して新たに供与される装備についての概略です。 物理的構成は"形相"9と呼ばれる一種のデータ格納領域から生成されたものである事が記述されている他、PMCSは人類を模倣した形態である事を示唆する文脈が含まれます。また、PMCSの制御ソフトウェアとして"識心"10、"表象F1~F4"11と呼称される概念についての言及があります。
04 静止軌道上からの火力投射による初期攻撃を行う計画に関する文脈です。 ARFGの上位組織として"統治局"12と呼ばれる機関が存在する事が示されています。また、SCP-2109-JP-04が記述された時点では電子励起爆薬13が標準的に用いられている事が読み取れます。
05 [編集済]14 N/A
06 地球上で確認された脅威実体の新種についての概略です。 ARFGが交戦状態にある脅威実体は"現行支配種"15と総称されており、それらは異常な肉体改変に加えて人類が構成したネットワークへの接続機能を有している事が述べられており、これが"カタストロフ"16のトリガーとなった事が示唆されています。
07 稼働状態にあるD部隊の戦力配置に関する記録です。 SCP-2109-JPが記述された時期にも歩兵・騎兵・砲兵・工兵の兵科区分が存続している事が示されています。
08 統治局が次世代のD部隊に配備する個体を生成するのに伴って要求する資材の一覧です。 多くの資材は独自の固有名詞によって記述されているため詳細は不明ですが、PMCSは仮想情報処理機構が組み込まれたダイヤモンド・ナノロッド凝集体と水分子、及びシリコンから構成される無機物17と未知の手段によって強化された生体細胞のハイブリッドで構成されている事が読み取れます。
09 "0号最高位警備収容資産"18と呼ばれる実体群確保についての報告書です。 MSCA-0には01~12までのサブナンバーが付与されており、いずれも静止軌道上のSCP-████から回収された事が示されています。
10 "新世界回路"と呼称される実体からサルベージされた情報に関する報告書となっています。 興味深い事に、"中枢表象区画"19と呼ばれる実体は新世界回路の原型として描写されているにも拘らず、現在はそれから独立しているかのように記述されています。また、SCP-2109-JP-03/05で記述されている形相、識心の情報を格納する領域が存在する事が示唆されています。
11 中枢表象区画に含まれるノイズデータに関する経過報告です。 中枢表象区画には"F5-Oプライム13"と記述される何らかの意志決定機能を備えた階層が存在する事を示しています。
12 [編集済]20 N/A

SCP-2109-JP-13は、収容チームから財団解析部門に"SCP-2109情報群に財団の機密に関連すると思われる言及が含まれている"との報告が上げられた事によって初めてその異常性が明らかになりました。SCP-2109-JP-13はSCP-2109-JP-01~12と同じ様式での暗号化が行われていましたが、SCP-2109-JP-13には復号出来ない箇所があります。Bookwormを含むWATCHDOGプログラムの構成要素はいずれもはその異常性を検知する事が出来ませんでした。収容チームのメンバーが出力された文書を目視した事でSCP-████及びSCP-████のセキュリティ違反が発生した事から、当該情報に曝露した職員には直ちに記憶処理が実施されました。これがSCP-2897の動作上の問題なのか、SCP-2109-JP-13自体の異常性に拠るものなのかは現時点で判明していません。復号済みのSCP-2109-JP-13文書はSCP-2897の記憶領域にのみ保管されており、閲覧に際して異常性を発揮する事はありません。現在SCP-2109-JP-13には将来発生し得るK-クラスシナリオの予測及び対策に有益な情報が含まれていると看做されており、現在の収容チームによる解読及び関連情報の検索が実施されています。

復号済みのSCP-2109-JP-13の閲覧に必要な資格はレベル4/████に準じており、これは標準的なレベル4セキュリティクリアランスとは別個に付与されます。








警告: 保安用認識災害による認証




未承認のアクセスに対する最終警告

認証に際して致死性の認識災害が展開され、アクセス者が権限承認に伴う予防措置を受けている事を確認します。不正アクセスの試行が検知された後、アクセス者が生存していた場合は直ちに拘束されます。不正アクセス者の安全は一切保証されません。

ケツを拭いて待っていやがれ。



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