SCP-2112-JP
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アイテム番号: SCP-2112-JP

オブジェクトクラス: Euclid Nagi1

特別収容プロトコル: SCP-2112-JP周辺領域は財団資産が購入し、防護柵を設置して一般人の侵入を禁止します。SCP-2112-JPに侵入し異常性の影響を受けた人物には記憶処理を行い、怪我の程度によっては財団フロント企業の病院へ搬送して治療します。経年劣化による崩壊を防ぐため、サイト-DE70の建築部門によるSCP-2112-JPの定期的な検査と改修が行われます。SCP-2112-JPの特性を解明するため、調査で得られた情報はサイト-81の霊体工学部門へ報告してください。

説明: SCP-2112-JPはドイツ連邦共和国ザクセン=アンハルト州の森林に存在する邸宅です。1980年の財団による発見時点で居住者はおらず、内装および外装の経年劣化は激しい状態でした。SCP-2112-JPの窓は全てベニヤ板が打ち付けられており、そのため時間帯に関わらず内部は暗く、照明のない探査は困難です。内装にはアンティーク調の家具および有名な絵画・甲冑などの美術品のレプリカが多く使用されています。

およそ16時から7時の間、SCP-2112-JPは活性化状態になります。活性化状態では、SCP-2112-JP内部のあらゆる箇所に夥数の霊体2が出現し、家具が自動的かつ攻撃的3に動くなどの異常な挙動を見せます。発生した霊体の多くはしばしば物質化し、器具を使用せずに視認できます。また、壁面に設置された燭台やシャンデリアには火元がないにもかかわらず黄緑色の炎が発生します4。炎の照度は低く、安全な内部探査には利用できません。十分な装備をしていない場合、発生した霊体および異常挙動を示す家具によって侵入者は攻撃され負傷します。

上述の異常現象および攻撃はクラスA・Bの知性を有する霊体の意思に反して発生していることが確認されており、SCP-2112-JP内部では霊体への強制力が働いていると考えられています。また、この異常現象の継続には大量の霊素を消費することが判明しています。霊素不足を補うため、SCP-2112-JP周辺の半径約4.7 kmの範囲では霊体が強制力によりSCP-2112-JPへと誘引されます。

Nagiへの再分類経緯は補遺2112-JP.2を参照してください。

補遺2112-JP.1: 発見

SCP-2112-JPは該当地域における典型的な幽霊屋敷に関する噂を調査していた財団エージェントにより発見されました。十分な装備を着用して行われた内部探査では、該当地域で行方不明になっていた数名の人物と特定された遺体が発見されました。これらの遺体については適切なカバーストーリーを流布したうえで親族の元へ返還されました。

SCP-2112-JPの保有者および作成者は判明していません。

補遺2112-JP.2: 長期的な非活性化

2028年から異常現象の激しさが弱まり、2030年から活性化状態が確認されなくなったことを受け、SCP-2112-JPは暫定的に無力化したと判断されました。これに伴い、オブジェクトクラスはNagiへと変更されました。このことに関し、2032/08/19にサイト-81のレオナルト・ハルトマン博士による見解が監督評議会へ提出されました。以下はその転写です。

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