アイテム番号: SCP-2172
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2172にはその性質を示す兆候に注意し、地域新聞社による偽情報の活動をし、その障害を防ぐ為に"地元の奇妙な"観光名所の状態を確実とする為の活動を実施します。地方財団資産はSCP-2172の位置の交通カメラを監視するよう指示がなされます。SCP-2172が黄または青に変わる、または妨害する試みがあった場合、地方機動部隊352-ダレット("ディキシーランド・ナイトメア・マジック")は即座の調査が課せられ、必要ならば収容処置の改訂を実施します。SCP-2172-1は地域本部-352の標準収容ロッカーに収容します。
説明: SCP-2172はフロリダ州フォート・ウォルトン・ビーチのペリー・アベニューの北行きの停止信号で、赤信号のみを点灯します。研究員は交通管制システムまたは再配線を通じて赤信号の抑制、または黄及び青信号の起動の試みを実施しましたが成功しませんでした。SCP-2172の信号は電力状態に関わらず点灯し、ペリー・アベニューとアメリカ国道98号線の合流地点からのSCP-2172の移動では局所的な現実レベルの急激且つ即座の低下が引き起こされ、合流地点に再びSCP-2172が吊るされるまでその影響は続きました。1
SCP-2172-1はフィールドノート製の64頁の灰色のノートです。ペンサコーラ~タラハシーのカトリック管区の助祭であるワーナー・デイビスが自殺した後に彼の自宅で回収された物で、SCP-2172-1にはデイビス助祭の血の印と、その隣のページにある彼のメッセージが含まれています:
アスモダイ、
この紅血をもって私は
我らの契約の印とする。
おそらく私の魂は
第二圏で貴様の
物となる、そして、
その引き換えに、私の
修道会は永遠の炎、
決して消えることのない
光を授かり、全ての戦いで
バチカンの勝利を
確実とする。
- ワーナー・デイビス
デイビス助祭が自殺した日付は、19██年のSCP-2172の異常特性の発現が最初に記録された物と同じです。
補遺: 幅広い内部議論の後、2財団はSCP-2172の潜在的第二効果の調査の追求を開始しました。境界線イニシアチブ、教皇庁、スワジランド政府との4年以上の交渉後、20██年12月1日にバチカンで実験が手配されました。実験中、██████・███・スワジ国王3はバチカン市に戦争の宣言を行う予定です。彼と█████法王は、教皇庁の敗北宣言以上の条件無しに、即座に戦争を終了させる平和条約の署名を試みる予定です。この試みの成功または失敗は、SCP-2172がバチカンの戦争敗北能力に影響を与えるか否かを示します。