SCP-2190-JP
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アイテム番号: SCP-2190-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2190-JPはその特性上収容することはできません。SCP-2190-JP-aを発見した場合、正確な座標を計測し、可能ならば観測施設を建設してください。発見者が財団職員以外である場合、クラスA記憶処理を施し、カバーストーリー「観測機の故障」を流布してください。常にSCP-2190-JP-aから観測を行い、SCP-2190-JPが発生した場合、録音を用いて記録してください。それ以外での方法で記録する必要はありません。

説明: SCP-2190-JPはある地点(SCP-2190-JP-a)から観測される異常現象です。この現象は、肉眼や機器など、どのような方法を用いても観測することができますが、SCP-2190-JP-aより外に出ると現象は観測できなくなる他、観測の記録及び記憶は消失します。しかし、観測者の音声による録音記録は消失しないことが確認されたため、現在は録音記録でのみ観測しています。

SCP-2190-JPは、将来発生する車両同士の衝突事故が不定期に観測される現象です。人身事故及び実際に発生した衝突事故は観測されません。観測された衝突事故の時間列は不規則で、数分後に発生するものから1年以上先に発生するものまで様々なため、衝突事故の発生を予測し、防ぐことは不可能です。通常は、実際の交通状況のみが観測されますが、SCP-2190-JP発生の際、衝突事故の発生から30秒前に人が乗っていない車両が2台以上出現します(SCP-2190-JP-b)。SCP-2190-JP-bは他の車両及び信号を無視して走行します。また、SCP-2190-JP-bは発光しており、あらゆる建造物を無視して観測できるため、発見は比較的容易です。この際、交通事故の発生による通行人や周辺の建物などへの被害は見られず、警察や救急隊は出動しないほか、他の車両は衝突事故を無視して運転を続けます。観測された衝突事故は5分後に消失します。

SCP-2190-JPを撮った写真や動画、及びそれに関するSNSへの投稿を含めた全ての記録や記憶は消失するため、観測時には拡散されますがすぐに沈静化します。また、電話などで伝えても、電話をした記録は残りますが電話主と相手の記憶から交通事故の記憶は消失するため、電話の内容や目的について混乱が生じる場合があります。このように、ほとんどの記録や記憶が消失するにも関わらず、録音記録のみが消失しない理由は不明です。

発見経緯: SCP-2190-JPは、2003年8月23日に財団が所有する観測機が北緯35度42分36秒、東経139度48分39秒、地上450m地点から半径10m以内(SCP-2190-JP-a1)を通過した際、データが一部消失していたことにより財団の注意を引きましたが、観測範囲が地上450m地点にあり、半径5mという範囲の狭さのために詳細な調査は困難を極めました。そのため、財団は観測するための施設の建設を開始し、2012年2月29日に完成、その後財団の施設であることを隠蔽するために2012年5月22日に観光施設として一般公開されました。

補遺1: 2006年3月8日、北緯32度48分22秒、東経130度42分21秒、地上20m地点から半径2m以内にSCP-2190-JP-a2が発見されましたが、既に建造物が存在したため、観測施設の建設が不可能でした。そのため、既存の建造物を観測施設として使用し、財団職員3名が常駐しています。██地震の発生により観測施設が一部損壊したため改修工事が進められており、2021年に復旧予定です。

補遺2: 2007年6月2日、北緯34度38分45秒、東経135度30分51秒、地上300m地点から半径10m以内にSCP-2190-JP-a3が発見されました。財団は観測するための施設の建設を開始し、2014年3月7日に完成しました。

補遺3: 2014年3月16日、北緯3度8分30秒、東経101度42分2秒、地上475m地点から10m以内にSCP-2190-JP-a4が発見されました。現在、観測施設を建設中であり、2021年に竣工予定です。

補遺4: 2015年1月30日、北緯34度58分28秒、東経138度27分57秒、地上10m地点から半径2m以内にSCP-2190-JP-a5が発見されました。財団は観測するための施設の建設を開始し、2018年10月31日に完成・公開されました。

補遺5: 2017年12月7日、北緯43度4分4秒、東経141度20分47秒、地上2300m地点から半径10m以内にSCP-2190-JP-a6が発見されました。観測施設の建設について様々な計画が上げられましたが、建設が困難なためいずれも却下されました。

補遺6: 警察などと連携して、交通整備や規制、罰則の強化などを行ってきましたが、現在までSCP-2190-JP及び衝突事故の減少には成功していません。これがSCP-2190-JPの異常性によるものなのか現在調査中です。

観測記録1: 2016年1月19日、SCP-2190-JP-a2にてSCP-2190-JP-bが目算だけでも████台以上観測されました。SCP-2190-JP-bの中には、消失するまで停止していたものや、道路よりも低い位置へ移動するものも見られました。この観測の約3ヶ月後に██地震が発生し、道路の崩壊や交通網の混乱により観測されたSCP-2190-JP-bの台数以上の車両が被害に遭いました。また、観測施設が一部損壊したため、現在も改修工事中です。

観測記録2: 2018年12月14日、SCP-2190-JP-a1にてSCP-2190-JP-bが██台観測されました。観測されたSCP-2190-JP-bの大半は、沿岸から内陸に向かって移動し、その後沿岸に向かって再び移動しました。その際、SCP-2190-JP-bは走行していたようには見えず、道路の存在しない土地にも移動していました。

観測記録3: 2019年3月29日、SCP-2190-JP-a3にてSCP-2190-JP-bが████台観測されました。観測されたSCP-2190-JP-bの大半は、沿岸から内陸に向かって移動し、その後沿岸に向かって再び移動しました。その際、SCP-2190-JP-bは走行していたようには見えず、道路の存在しない土地にも移動していました。また、消失するまで停止していたものや、道路よりも低い位置へ移動するものも見られました。

観測記録4: 2019年8月7日、SCP-2190-JP-a5にてSCP-2190-JP-bが目算だけでも████台観測されました。実際には、██万台以上出現したと推測されています。観測されたSCP-2190-JP-bの大半は、沿岸から内陸に向かって移動し、その後沿岸に向かって再び移動しました。その際、SCP-2190-JP-bは走行していたようには見えず、道路の存在しない土地にも移動していました。また、消失するまで停止していたものや、道路よりも低い位置へ移動するものも見られました。

観測記録5: 2020年5月22日、SCP-2190-JP-a1にてSCP-2190-JP-bが目算だけでも████台観測されました。実際には、██万台以上出現したと推測されています。観測されたSCP-2190-JP-bの中には、消失するまで停止していたものや、道路よりも低い位置へ移動するものも見られました。

 

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