SCP-2201-JP
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財団記録・情報セキュリティ管理局より通達

異常性の検証のためアーカイブされた過去のリビジョンを参照しています。
当リビジョンの記述は事実と異なる情報が含まれています。

— 財団記録・情報セキュリティ管理局

 SCP-2201-JP対抗ミームの接種を行います。
下記文章を端末のマイクに向けてゆっくりと読み上げてください。
[データ削除済み]1

アイテム番号: SCP-2201-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 当報告書はSCP-2201-JP担当者以外の閲覧を禁止しています。 SCP-2201-JP担当者は対抗ミーム接種を行ってください。SCP-2201-JPは要注意団体「無尽月導衆2」により拡散されており、無尽月導衆の行動の可視化が検討されています。

説明: SCP-2201-JPは無尽月導衆の定款です。SCP-2201-JPを認識した人物(以後SCP-2201-JP-1と表記)はSCP-2201-JPを除く無尽月導衆に関する情報3が正常に認識出来なくなります。この影響は対抗ミーム接種により除外出来ます。

SCP-2201-JP-1を中心とした無尽月導衆の調査チームが結成されましたが、無尽月導衆に関する情報は得られませんでした。調査チームはSCP-2201-JPの異常性について大規模な再検証を行いました。その結果、確認した範囲の人物全ては過去にSCP-2201-JPへ暴露した経験があり、かつ過去に暴露した事を認識していなかった事が分かりました。

異常性を誤認していた原因については、実験対象の人物全員がSCP-2201-JPに暴露済みと言う点と、SCP-2201-JPが無尽月導衆の情報の中では例外的に認識可能で、なおかつ無尽月導衆に関してSCP-2201-JP以外に手がかりとなる情報が無かったため誤った解釈がなされたものと考えられます。

SCP-2201-JPの性質上広範囲に偶然拡散されたとは考え辛く、無尽月導衆の構成員または関係者が意図的にSCP-2201-JPを拡散したものと考えられます。また、財団内の無尽月導衆に関する情報はSCP-2201-JPの拡散に合わせて削除されたと推定されています。財団内に無尽月導衆が潜伏している可能性が高いため、当報告書はSCP-2201-JP担当者各位以外の閲覧を禁止しています。

SCP-2201-JP対抗ミームの開発により、無尽月導衆に関する情報の収集が可能となりました。無尽月導衆は他の組織から諜報、暗殺、情報工作などを請け負っており、近現代史の転換点となり得る出来事に度々関与していますが、SCP-2201-JPの影響によりその出来事は正常に認識されていません。

調査チームは従来の歴史認識を大幅に修正し、無尽月導衆の行動を可視化するため、彼らの持つ高度な諜報、暗殺、情報工作能力を解析し、活用する事で無尽月導衆に対抗する計画を進めています。

以下は無尽月導衆が関与した近現代史の転換点となり得る出来事の抜粋です。

西暦 歴史上の出来事 無尽月導衆の関与 歴史に与えた影響
1860年代 攘夷を断行しない江戸幕府が強く非難された。 肥前藩は配下の忍者に対して全国に散在している忍者を取りまとめ討幕運動に関わるよう指示した。
忍者は全国的に活動し、江戸幕府の情報を流し、薩摩藩および長州藩の同盟などに協力した。
大政奉還が行われ、江戸城が明け渡された。倒幕のため集結した忍者は衰退しつつある忍者の存続のため相互扶助団体として無尽月導衆を結成した。
1916年 グレゴリー・ラスプーチンは聖人としてロシア皇帝夫妻4から信奉されていた。一方で貴族や政治家からロシア帝国腐敗の象徴として敵対視され、暗殺計画が進められていた。 コサック忍者部隊キエフ組の手引きでグリゴリー・ラスプーチンを救出し、日本に亡命させた。 亡命後のグリゴリー・ラスプーチンは無尽月導衆に相談役として籍を置き、大日本帝国陸軍の不死及び予知能力研究に協力した。
1943年 ミッドウェー海戦での大日本帝国の敗北により太平洋戦争の戦局が変化し、アメリカ軍は早期決着を付けるため大日本帝国本土の霊的防衛拠点5に奇跡論兵器の投下を計画した。 九十九機関にSCP-1856-JPの利用を促した。 アメリカ軍は奇跡論兵器の使用を断念した。この影響でアメリカ軍の東京占領が当初の計画より遅れる事となった。
1960年代-1970年代 ベトナム戦争にアメリカ軍が介入し、北ベトナムに対し侵攻を開始した。北ベトナムは対空戦力が十分ではなく、社会主義諸国による軍事援助を必要としていた。 ソビエト連邦の依頼により、無尽月導衆はベトナム人民軍に技術提供6を行い、バンブー忍者部隊ハノイ組の結成に協力した。また、アメリカ合衆国内の反戦運動の扇動を行った。 アメリカ軍はボーイングB-52戦略爆撃機により北ベトナム全土の爆撃を行った。北ベトナムは深刻な被害を受けたが、ハノイ組の対空兵器により爆撃機を多数撃墜する事に成功した。アメリカ合衆国は想定外の被害に加えて反戦運動の活発化を受け、1973年までのアメリカ全軍撤退を決定した。
1990年代 財団はアノマリーの収容のためプロメテウス研究所からパラテックを購入し活用していたが、動作原理などは企業秘密として秘匿されており、原理不明な技術を収容に利用する事が問題視されていた。 財団の依頼によりサイバー忍者部隊紫電組が産業スパイとしてプロメテウス研究所に潜入し、パラテック研究資料を盗み出す事に成功した。 財団内でブラックボックス化していた収容手順の多くが可視化され、財団のパラテック研究が大きく進展した。




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