SCP-2202-JP
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この文書は1999/12/28更新のバージョンです。

アイテム番号: SCP-2202-JP

オブジェクトクラス: Ticonderoga

配属サイト サイト管理官 研究責任者 担当機動部隊
サイト-8189 堂本丈 生天目綿人 -

特別収容プロトコル: SCP-2202-JPは現在収容方法は発見されておらず、収容対象が全人類にまで及ぶ可能性があるため収容は極めて困難とみられていますが、その性質のためにいかなる種類の大規模収容プロトコルも必要としません。

説明: SCP-2202-JPは年齢や地域を問わず全ての人間が有する記憶です。これまでいかなる記憶処理を行ってもSCP-2202-JPを除去あるいは改変することは成功していません。 SCP-2202-JPの隠蔽に成功しました。補遺1に後述されます。

SCP-2202-JPは人間以外の生物あるいはオブジェクトに対して反ミーム特性を有しており、人間以外のSCP-2202-JPの保持例は観測されていません。また、SCP-2202-JPの詳細な内容を記録する文書・画像・口述の録音などを記憶媒体へ保存する試みは何らかのエラーによって全て失敗に終わっています。

以下はSCP-2202-JPの保持に関する実験記録です。高位クリアランスレベルを有する他オブジェクト情報などを含むため閲覧には申請が必要となり、全ての記録は開示されません。

SCP-2202-JPは生天目博士によるクラスE記憶処理剤1の開発時、投与後の被験者が唯一保持していた記憶として発見されました。無作為に抽出された一般人に対しミラー・エッシャーマンMirror Eschermann 記憶相同性検査2を行ったところSCP-2202-JPに対して全員がポジティブを示したためオブジェクト認定が行われました。また検査の結果該当記憶の一致度がすべて95%を超えていることは特筆すべき点です。

補遺2202-JP.1: SCP-2202-JPの除去ではなく反ミーム処理による隠蔽を行ったところ、被験者の生体機能全てが完全に停止しました。このΟオミクロン状態と呼称する状態は心停止および反射や脳信号の消失など対象の死亡を示す兆候が表れているものの、同時に細胞の老化や腐敗などを一切起こさない状態にありその身体は保持されます。また、軽微な擦傷や切創は負うものの、大量出血や切断、火傷など重度の損傷は受けない破壊耐性を有します。加えて内部ヒューム値は周囲のヒューム水準と同等を維持し、現実改変の影響を受けなくなります。Ο状態の対象は反ミーム効果を除去することでΟ状態から脱します。対象にΟ状態中の認識は無く、Ο状態前後で意識は断絶せず連続した記憶と認知します。

Ο状態を使用することによってSCP-281-JPSCP-674-JPなど定期的に出現するオブジェクトや現象の一般人からの効率的な秘匿化が可能であるとして現在特別収容プロトコルの改善案が検討されています。


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