SCP-2213
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アイテム番号: SCP-2213

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2213のカバーが、圧力による破砕を受け構造に損傷を示し始めた場合、サイトの監督者はMu-4オペレーションの実行を監督し、カバーの除去と交換を行います。

Mu-4オペレーションの詳細は、サイト-131の管理者のみアクセスすることが出来ます。このMu-4オペレーションが終了したら、クラスC記憶処理をサイトの管理者やこのオペレーションに関わった全ての人物へ行います。

どのSCP-2213-1の実体も、財団は拘束し即座に終了します。将来生じうるSCP-2213-1の実体も、生成開始時即座に焼却し終了します。(但しMu-4オペレーションに記載されている場合を除きます)

説明: SCP-2213は、カバーが無い場合約2分間隔でSCP-2213-1と呼称される実体を生成するドアです。この生成の最中、オーク材で出来ているドアの入口には特に変わった点は示しません。

カバーは1964年の発見後すぐ後、SCP-2213-1の生成を防ぐ為にこのドアへと取り付けられました。カバーが存在する間、SCP-2213は生成タイミングと同じ間隔で振動音を発しますが、カバーがある場合は生成の事象を完全に防止することが確かめられています。

SCP-2213-1の実体は、外観はヒトに類似していますが、複雑な思考をする能力は欠けています。SCP-2213-1の実体は無毛です。この実体は生存にわずかな栄養のみ必要とし(被験者が餓死するまで、最長7か月の記録があります)、体内器官が冗長に作られている為傷害に対し抵抗性を持ちます。

実体の視覚能力は、その猫目の影響で明らかに低下していますが、夜間視力は著しく向上しています。加え、聴覚情報の処理を行う感覚機器を明らかに欠いているにもかかわらず、SCP-2213-1の実体は音と同時に体の反応を示します。

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