SCP-2226-JP
評価: +63+x
blank.png

アイテム番号: SCP-2226-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2226-JPは防音処理を施した大型物品収容室に保管されます。SCP-2226-JPは持ち運びによる振動でも音を発する可能性があるため収容室の移動は基本的に行われず、実験も収容室内で行われます。異常性暴露のリスクを回避するため、実験は担当職員による遠隔の指示のもとイヤーマフを装着したDクラス職員が行うことが義務付けられています。実験後は、実験を担当したDクラス職員および実験対象となったDクラス職員に記憶処理を施してください。

説明: SCP-2226-JPは異常に改造された2体の人間の死体(SCP-2226-JP-1,2)の総称です。非侵襲的検査によると、SCP-2226-JPの体腔には心臓、肺、胃、肝臓、腸などの臓器および脂肪が存在せず、体腔は空洞になっています。胸部から腹部にかけて縫合痕があることから、これらの臓器や脂肪は外科的方法によって取り除かれたとみられています。声帯のみ取り除かれてはいませんが、閉じた状態で硬直しています。鼻および肛門は縫合されており、SCP-2226-JPの開口部は口のみです。

不明な要因によりSCP-2226-JP内部には空気が充満しており、腹部を押すことで声帯を通してSCP-2226-JP内部に空気が出入りします。この際、予想される音量から大きく上回ってSCP-2226-JPの口から音声が発せられます。この音声(SCP-2226-JP-A)は「人間の叫び声」と形容される音声であり、SCP-2226-JP-Aを直接聞いた人間(以下、対象)は痛みや恐怖といった強い苦痛の幻覚を与えられます。音声を完全に遮断できなくとも、耳栓のような聴覚を保護できる装備を装着することである程度幻覚を軽減できることが実験により判明しています。

ほとんどの対象は具体的な痛みや恐怖の内容を説明できていませんが、一部の対象からは「全身の毛をむしられる痛み」やニワトリに対する恐怖などが報告されています。これらの関連性は現在調査中です。またほとんどの対象、特に耳栓などを装着しなかった対象は、苦痛からSCP-2226-JP‐Aと同じような叫び声をあげていることは特筆すべき事象です。

補遺: SCP-2226-JPは宮崎県の山間部に位置する民家から発見されました。民家の住人であった黒木隆志、喜美子夫妻はそれぞれSCP-2226-JP-1,2の身元となっています。夫妻は鶏卵や鶏肉を目的として個人的にニワトリを十数羽飼育していましたが、そのすべての行方は判明しておらず、現場には大量の羽毛だけが残されていました。また同時に、夫妻の血液が付着した屠殺に使用するとみられる包丁と、摘出された夫妻の臓器が発見されています。

近隣住民からは、発見前日、夫妻はその日の晩に飼育しているニワトリのうち数羽を屠殺する予定であったとの証言が得られています。夫妻がSCP-2226-JPに改造された過程は不明です。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。