SCP-2242-JP
rating: +74+x
blank.png
%E7%B4%99%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E6%A9%9F

SCP-2242-JP-1

アイテム番号: SCP-2242-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: サイト内にSCP-2242-JP-1が出現した場合、綴られた内容を記録した後に焼却処分を行ってください。職員がSCP-2242-JP-1の所持を希望する場合はその旨を報告してください。現在、職員1人につき3体まで所持することが許可されています。

説明: SCP-2242-JPはサイト-81██内に折り紙1で構成された全長150mm程の紙飛行機(以下、SCP-2242-JP-1)が不定期に出現する異常現象です。

SCP-2242-JP-1は財団職員(以下、対象)の後方斜め右上から目前へ滑空するようにして出現します。出現する瞬間は確認されておらず、必ず人間の視野外や監視カメラの画角外から出現します。SCP-2242-JPが発生すると、殆どの対象はSCP-2242-JP-1を手に取り1枚の折り紙になるよう広げます。これはSCP-2242-JPに付随する異常性ではなく、紙飛行機そのものに対する興味や好奇心によってです。

SCP-2242-JP-1の裏面には対象に対して感謝する旨の文章と人物名が手紙に似た形式で綴られています。文章内に記されている出来事等は全て真実ではありますが、対象や後述するSCP-2242-JP-2が記憶していない、又は忘却したものも含有します。

SCP-2242-JP-2はSCP-2242-JP-1に綴られた人物名の人間です。SCP-2242-JP-2は実在しますが、全てにおいてSCP-2242-JP-1への関与を否定しており、知識も有していません。しかし、筆跡鑑定の結果がSCP-2242-JP-2を指すことや、SCP-2242-JP-2しか知りえない情報が文章に含まれている場合があることから、SCP-2242-JP-1はSCP-2242-JP-2の思考が無意識に具現化したものであるとの仮説が支持されています。

以下はSCP-2242-JP-1に綴られた内容2の一部抜粋です。更なる記録の閲覧を希望する職員はSCP-2242-JP調査記録全集を参照してください。

対象: 練山研究員 (28歳 男性)

貴方は凍える私を見て、自分の手袋を差し出してくれた。私が拒むと、貴方は「いいから」と小汚い私にそれを押し付けた。貴方のおかげで私の手は赤くならない。ありがとう!

坂本 圭太

対象: 坂口博士 (42歳 女性)

夕暮れ時の電車の中に突如出てきた害虫を、貴方は臆すことなく踏み潰してくれた。黒光りする忌々しき"アイツ"、死んだ方が良いに決まってる。あぁ、本当に感謝します。ありがとう!

荒川 一美

対象: 品川博士 (62歳 男性)

たくさんの人にかこまれて、一人ぼっちになっちゃって、今にも泣いちゃいそうなぼくの口を、おいしいアメでふさいでくれた。あなたはいそがしそうに話していたけど、お母さんがぼくを見つけるまでいっしょにいてくれた。ありがとう!

倉橋 翔吾

対象: 鳩崎 ██3の墓石4(享年28 男性)

私が黒い化物に襲われた時、貴方は身を挺して私を守ってくれた。私の息子と同じぐらいの歳の貴方が、私の命を救ってくれた。あの時は逃げるのに必死だったけど今なら言える。ありがとう!

西原 春夏


また、SCP-2242-JP-1の存在は職員の士気を向上させることが判明しています。対象となった職員に対して実施された忠誠度指数計測試験では、SCP-2242-JP発生前のものと比較して平均で36.8%上昇しました。この心理的作用は非異常性のものであり、齎される恩恵の度合には個人差があります。

事案1: 20██/5/9、サイト81██のDクラス職員収監施設の一室から、無数のSCP-2242-JP-1とそれらに埋もれて気絶したD-19433が発見されました。D-19433は雇用前に幾つかの老人福祉施設や障害者支援施設を襲撃し、██人を殺傷しています。当事案におけるSCP-2242-JP-1を閲覧することは倫理的な観点から規制されています。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。