アイテム番号: SCP-226
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-226は、サイト-██にある品目保管ユニットの施錠されたキャビネットの中で厳重に保管されることになっています。SCP-226を使用したい人は、少なくともレベル3のセキュリティクリアランスを持った職員からの承認を得なければなりません。
説明: SCP-226は、約30cm×20cm×4cmの段ボール箱です。これは、任意の一般的なパズルボックスと同様に、下半分にしっかりフィットする蓋を持っています。箱の表面は深い黒で、蓋の右上隅に白インクで『fear』(恐怖)の単語が走り書かれています。箱の中身は段ボールのパズルピースが1,000個入っています。それぞれ直径約2cmで、これ自体もSCP-226であると考えられています。パズルが完成した時、常に長方形になります。しかし、ピースの中のデザインと順序は、使用とともに変化します。:
SCP-226は最初に箱を開いた人に関係を結びます。開いた時にピースのデザインは変更され、結びついた人の最高の恐怖であるものが、完成図となります。ピースのデザインは箱が開かれた後、変更されることはありません。SCP-226の記録画像は次のものです。:
- 肥大した死体、水の下に沈んでいる。
- いくつか首吊り縄がついた絞首台1セット。
- 叫ぶ男、口から数百匹の小さな蜘蛛が這い出している。
- 暗くなった窓、切断された手がそれを引っ掻いている。
- ハチまたはムカデのような様々な昆虫で完全に覆われた人間の図。
- 土中に埋められた棺桶の断面図、蓋の内部を彼女は拳で必死に叩いている。
完成し、ばらばらにもどすと、SCP-226の箱の蓋は空中を飛び、箱の下半分の上に乗り、しっかり閉じられます。その時、パズルのピースは消えていて、おそらく箱のなかに戻っています。SCP-226はその時結びつき解除となり、箱を開く次の人と関係を結ぶことになるでしょう。
追加記録: SCP-226は19██/██/██に、今は亡き機動部隊███████-12により最初に発見されました。機動部隊は当時、[削除済]街の教会下のトンネル内に、SCPの可能性があるという報告を調査していました。機器の故障のため、MTF-12は地上との通信が不能の状態でした。修理されるまでトンネル内で立ち往生していました。機動部隊は、いくつかの椅子に囲まれた石造りの部屋の木製テーブル上にSCP-226を発見しました。シンプルなパズルであるように思えたので、MTF-12は暇つぶしにSCP-226を開くことに決めました。完成した時、SCP-226はパズルをしながらテーブルに座るMTF-12の正確な場面を描きました。しかし、エージェント・T█████は全エージェントに支給されたチタンナイフで機動部隊の他のメンバー数人を悪意を持って突き刺しているようでした。パズルはバラバラになり、箱のなかに戻りました。(機器が)修理されてすぐに、MTF-12は地上に戻りました。
メモ: 残念なことに、地上に向かう途中の事故で、エージェント・T█████の死が起こりました。