SCP-2266-JP
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Arnolfini

絵画「アルノルフィーニ夫妻像」

アイテム番号: SCP-2266-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2266-JPが発生している絵画は大英博物館で「AIによってリアルタイムで改変され続ける絵画」として一般に公開されます。公開はSCP-2266-JP-1、SCP-2266-JP-2との協定に基づいて行ってください。

説明: SCP-2266-JPは絵画「アルノルフィーニ夫妻像」及びその複製物1(以下、「対象」と表記)に発生する超常現象です。SCP-2266-JPは対象単体に影響を与え、約1.13秒に1回描写を改変します。対象の描写の変化は中央下部の犬を中心に行われ、犬が絵画に描かれた空間を動くように描写は改変されます。

SCP-2266-JP-1はSCP-2266-JPを発生させていると考えられている形而上的存在です。SCP-2266-JP-1は犬が壁面を引っ掻き文字を記述したように描写を改変することでコミュニケーションを取ることができます。また、対象の周囲の視覚的・聴覚的な情報を得ることができます。

SCP-2266-JPは20██年2月13日にSNS上に書き込みがなされたことで発見されました。当初は代わりに贋作を展示しようと試まれましたが、その贋作にSCP-2266-JPが発生したため、失敗しました。その後SCP-2266-JP-1が財団職員に対して文字を記述したため、この性質を利用して協定を結ぶことに成功しました。以下は協定の要約です。

  • 財団はSCP-2266-JPが発生している贋作(以下、「対象-1」と表記)を大英博物館に展示させ続けること。
  • SCP-2266-JP-1は対象-1以外の対象にSCP-2266-JPを発生させないこと。
  • SCP-2266-JP-1は展示を見に来た客が不審に思うような改変を行わないこと。

以下は発見後から1時間42分経過し、対象-1に「財団よ、協定を結ぼう」という文字が記述されていることに気付いたエージェント・アンドレが急遽行ったインタビューの抜粋です。

補遺1: 同年3月27日に改変間隔の1/10倍程度の急激な短縮が報告されました。急遽展示を取り下げ、予備の贋作を展示したところ、その贋作の改変間隔は以前と同等のものとなりました。以下は対象-1と予備の贋作(以下、「対象-2」と表記)に同時に行われたインタビューの抜粋です。

補遺2: 20██年3月29日に協議が行われ、「AIのバージョンアップ」をカバーストーリーとして2体目の犬を描き加えた贋作を展示し、SCP-2266-JP-1およびSCP-2266-JP-2がそれぞれの犬の描写を改変するプロトコルで三者合意に達しました。アルノルフィーニ夫妻像に犬が2体存在する意外性、改変間隔の差異による動きの対比などがSNS上で反響を呼び、SCP-2266-JP-1単体での展示を大きく超える人気を博しています。

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