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jvance1@@foundation.scp | password9910
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access SCP-2317
形式が誤っているか、不明なコマンドです
help access
アクセス: 指定された特異体の特別収容プロトコル概要を表示します。
書式: ACCESS SCP番号 クリアランスレベル
access 2317 0
ユーザー名: ジョナサン・ヴァンス
肩書: サイト179研究助手
SCP-2317をクリアランスレベル0で表示しますSCP-2317
アイテム番号: SCP-2317
オブジェクトクラス: [データ削除済]
特別収容プロトコル: SCP-2317は収容エリア179の3m x 3m x 3mの強化収容室で確保されます。施設への許可なき接触を避けるため、武装警備員が常駐します。
説明: SCP-2317は元はマサチューセッツ州の19世紀の高級住宅1向け地下室用ドアとして作られた木製のドアとその枠です。ドアを開くと、ドア枠の中に踏み入った者はいずれも別の現実へと転送されます。
SCP-2317に関するこれ以上の情報はレベル1(制限あり)以上に指定されています。セキュリティクリアランスが不足しています。
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hmasterson4@@foundation.scp | 1234Ilovethemarinecorps
認証を受け付けました。コマンドを入力してください
access 2317 1
あなたはセキュリティレベル1(機密)ファイルにアクセスしようとしています。
このファイルへのアクセスはレベル1セキュリティクリアランスを持つ職員に限定されており、さらにその情報は情報適格性要件を満たす対象に限定されます。
継続する場合は再度ユーザー認証情報を入力してください
hmasterson4@@foundation.scp | 1234Ilovethemarinecorps
ユーザー名: ハンニバル・マスターソン軍曹
肩書: サイト179機密専門部助手[原文 Assistant Security Specialist]
書式 SCP-2317をクリアランスレベル1で表示します
SCP-2317
アイテム番号: SCP-2317
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-2317は収容エリア179の3m x 3m x 3mの強化収容室で確保されます。施設への許可なき接触を避けるため、武装警備員が常駐します。
SCP-2317に割り当てられたすべての職員は着任2ヶ月後、1カ月の心理カウンセリングのためローテーションで割り当て解除されます。SCP-2317に割り当てられた職員はサイトに入る許可を得るにあたり、重度心理テストを受けなければなりません。個々人はミルグラム従順性試験2で最低72点を記録し、未婚で、子を持たず、財団への完全な忠誠のみを表明しなくてはなりません。
任務中、SCP-2317に割り当てられた個々人は個人情報保護のためボイスチェンジャーを組み込んだ密閉ヘルメットを提供されます。任務中のスタッフは他のスタッフが居る前で上記の制服を脱ぐべきではありません。非番の時間は個人区画で一人で過ごすべきです。
殺人で有罪とされた経緯を持つクラスD職員が、毎月220-カラバサス手続実行のために割り当てられます。220-カラバサス手続の間、最低一人のセキュリティクリアランス3/2317スタッフが常時カメラで手続きを監視しなくてはなりません。手続きに従い、全Dクラス職員はその収容房に戻らなければなりません。さもなくば爆破首輪が起爆されます。
説明: SCP-2317は元はマサチューセッツ州の19世紀の高級住宅向け地下室用ドアとして作られた木製のドアとその枠です。ドアを開くと、ドア枠の中に踏み入った者はいずれも別の現実へと転送されます。
SCP-2317に関するこれ以上の情報はレベル2(制限あり)以上に指定されています。セキュリティクリアランスが不足しています。
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jchoi9@@foundation.scp | beethovens9th123
認証を受け付けました。コマンドを入力してください
access 2317 2
あなたはセキュリティレベル2(制限あり)ファイルにアクセスしようとしています。
このファイルへのアクセスはレベル2セキュリティクリアランスを持つ職員に限定されており、さらにその情報はSCP-2317と直接接触するために情報適格性要件を満たす対象に限定されます。このファイルへのアクセスに関する情報(日付、時間、場所含む)は記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
継続する場合は再度ユーザー認証情報を入力してください。
jchoi9@@foundation.scp | Beethovens9th123
認証が不正です。コマンドを入力してください。
access 2317 2
あなたはセキュリティレベル2(制限あり)ファイルにアクセスしようとしています。
このファイルへのアクセスはレベル2セキュリティクリアランスを持つ職員に限定されており、さらにその情報はSCP-2317と直接接触するために情報適格性要件を満たす対象に限定されます。このファイルへのアクセスに関する情報(日付、時間、場所含む)は記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
継続する場合は再度ユーザー認証情報を入力してください。
jchoi9@@foundation.scp | beethovens9th123
認証を受け付けました。このファイルへのあなたのアクセス日時は記録され、記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
ユーザー名: ジャクソン・チョイ博士
肩書: SCP-2317研究助手
SCP-2317をクリアランスレベル2で表示します
SCP-2317
アイテム番号: SCP-2317
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-2317は収容エリア179の3m x 3m x 3mの強化収容室で確保されます。施設への許可なき接触を避けるため、武装警備員が常駐します。
SCP-2317に割り当てられたすべての職員は着任2ヶ月後、1カ月の心理カウンセリングのためローテーションで割り当て解除されます。SCP-2317に割り当てられた職員はサイトに入る許可を得るにあたり、重度心理テストを受けなければなりません。個々人はミルグラム従順性試験で最低72点を記録し、未婚で、子を持たず、財団への完全な忠誠のみを表明しなくてはなりません。任務中、SCP-2317に割り当てられた個々人は個人情報保護のためボイスチェンジャーを組み込んだ密閉ヘルメットを提供されます。任務中のスタッフは他のスタッフが居る前で上記の制服を脱ぐべきではありません。非番の時間は個人区画で一人で過ごすべきです。
殺人で有罪とされた経緯を持つクラスD職員が、毎月220-カラバサス手続実行のために割り当てられます。220-カラバサス手続の間、最低一人のセキュリティクリアランス3/2317スタッフが常時カメラで手続きを監視しなくてはなりません。手続きに従い、全Dクラス職員はその収容房に戻らなければなりません。さもなくば爆破首輪が起爆されます。
説明: SCP-2317は元はマサチューセッツ州の19世紀の高級住宅向け地下室用ドアとして作られた木製のドアとその枠です。ドアを開くと、ドア枠の中に踏み入った者はいずれも別の現実へと転送されます。
別の現実(SCP-2317-プライム)の探索は制限されていますが、SCP-2317を通じて直接アクセス可能な領域は半径数キロにわたる塩田です。7本の柱(SCP-2317-A~SCP-2317-G)による輪がSCP-2317の真ん前約10mのところに、直径10mの円上に位置しています。それぞれの柱は直径約1mで、高さ7m、大理石でできており一連の難解な浅浮き彫りを施されています。彫刻の様式は現代、歴史上、先史時代のいかなる文明のそれとも一致しません。
補遺:220-カラバサス手続: 220-カラバサス手続は毎日太陽時正午(太陽がSCP-2317直上の高さに達した時間、と定義される)に実行される儀式です。220-カラバサス手続の実行には以下のものが必要です:
[████/██/██、O5-██の指示によりデータ削除済。情報は極秘文書2317-220-CALABASASへ移動されました。2317-220-CALABASASへのアクセスはセキュリティクリアランス3/2317以上の職員に制限されます]
いかなる時点であれ220-カラバサス手続の適切な実行に失敗することはXK-クラス世界終焉シナリオをもたらします。なんらかの手違いや失敗が起きたなら、全職員はただちにSCP-2317を通って帰還し、扉を閉めるべきです。収容室はただちに隔絶され、レベル2警報が宣言されO5評議会に通知されます。これ以上の指示は非常指示ザカリア[原文Emergency Order Zachariah]に従い任務中職員に提供されます。
SCP-2317に関するこれ以上の情報はレベル3(秘)以上に指定されています。セキュリティクリアランスが不足しています。
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ユーザー認証情報を入力してください
vfellini2@@foundation.scp | Sierra charLy pOPPA
認証を受け付けました。コマンドを入力してください
access 2317 3
あなたはセキュリティレベル3(秘)ファイルにアクセスしようとしています。
このファイルへのアクセスはレベル3セキュリティクリアランスを持つ職員に限定されており、さらにその情報はSCP-2317と直接接触するために情報適格性要件を満たす対象に限定されます。
適切な認証なしに継続すると、広範囲スペクトラムクラスA記憶処置の執行に続き雇用の終了までを含む懲戒処置がとられます。このファイルへのアクセスに関する情報(日付、時間、場所含む)は記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
継続する場合は再度ユーザー認証情報を入力してください。
vfellini2@@foundation.scp | Sierra charLy pOPPA
認証を受け付けました。プロジェクト固有の個人識別番号(PSPIN)を入力してください
329-765-1029-007
ありがとうございます。このファイルへのあなたのアクセス日時は記録され、記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
ユーザー名: ヴィクトリア・フェリーニ博士
肩書: SCP-2317上級研究員
SCP-2317をクリアランスレベル3で表示します
SCP-2317
アイテム番号: SCP-2317
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-2317は収容エリア179の3m x 3m x 3mの強化収容室で確保されます。施設への許可なき接触を避けるため、武装警備員が常駐します。
SCP-2317に割り当てられたすべての職員は着任2ヶ月後、1カ月の心理カウンセリングのためローテーションで割り当て解除されます。SCP-2317に割り当てられた職員はサイトに入る許可を得るにあたり、重度心理テストを受けなければなりません。個々人はミルグラム従順性試験で最低72点を記録し、未婚で、子を持たず、財団への完全な忠誠のみを表明しなくてはなりません。
任務中、SCP-2317に割り当てられた個々人は個人情報保護のためボイスチェンジャーを組み込んだ密閉ヘルメットを提供されます。任務中のスタッフは他のスタッフが居る前で上記の制服を脱ぐべきではありません。非番の時間は個人区画で一人で過ごすべきです。
殺人で有罪とされた経緯を持つクラスD職員が、毎月220-カラバサス手続実行のために割り当てられます。220-カラバサス手続の間、最低一人のセキュリティクリアランス3/2317スタッフが常時カメラで手続きを監視しなくてはなりません。手続きに従い、全Dクラス職員はその収容房に戻らなければなりません。さもなくば爆破首輪が起爆されます。
先の文を以下の通り修正します: セキュリティクリアランス4/2317のスタッフがひとり、毎月主任司祭の補佐として振舞うため、「クラスD職員」として割り当てられます。セキュリティクリアランスレベル3以上を持たない職員には、補佐は通常のクラスD候補群の中から選ばれたクラスD職員であると告げられます。220-カラバサス手続に直接関与する全職員はこの事実について知らされているべきです。「補佐」が実際にはクラスD職員ではないことを最初に明確に信じている者以外は220-カラバサス手続の補助を許可されず、彼らが衛兵の直接指示に違反しても終了されるべきではありません。
説明: SCP-2317は元はマサチューセッツ州の19世紀の高級住宅向け地下室用ドアとして作られた木製のドアとその枠です。ドアを開くと、ドア枠の中に踏み入った者はいずれも別の現実へと転送されます。
別の現実(SCP-2317-プライム)の探索は制限されていますが、SCP-2317を通じて直接アクセス可能な領域は半径数キロにわたる塩田です。7本の柱(SCP-2317-A~SCP-2317-G)による輪がSCP-2317の真ん前約10mのところに、直径10mの円上に位置しています。それぞれの柱は直径約1mで、高さ7m、大理石でできており一連の難解な浅浮き彫りを施されています。彫刻の様式は現代、歴史上、先史時代のいかなる文明のそれとも一致しません。
補遺1: 220-カラバサス手続: 220-カラバサス手続は毎日太陽時正午(太陽がSCP-2317直上の高さに達した時間、と定義される)に実行される儀式です。220-カラバサス手続の実行には以下のものが必要です:
- セキュリティクリアランスレベル3以上の、武装した財団セキュリティ職員二人(以下、「衛兵」)。
- セキュリティクリアランスレベル4の財団職員一人(以下、「司祭」)。
- 取扱方に基づき指定されたクラスD職員一人(以下、「補佐」)。
- [データ削除済]
- 黒曜石の刃がついたナイフ一本(以下、「刃」)。
- 銀製のアスペルギウムおよびアスペルソリウム3ひとつずつ、アブラハムの宗教4の司祭によって清められた最低500ccの聖水で満たす。
- 司祭、衛兵、補佐がSCP-2317を開き、踏み入り、SCP-2317プライムに進入します。補佐が最初に入り、衛兵、司祭の順に続きます。衛兵は常に補佐を状況的に監視し続け、殺害手段でもってその逃亡を阻止すべく備えるべきです。
- SCP-2317に最も近い線上の柱(SCP-2317-A)を初めに、司祭はSCP-2317-AからSCP-2317-Gを一定の慎重な速度で反時計回りに巡ります。ほかの歩程においては常に、司祭はアスペルギウムとアスペルソリウムを用いて、円の中心方向へ聖水を投げかけます。
- SCP-2317-A~Gを一回りし終えたら、司祭は補佐の頭に聖水をふりかけ、次の字句を唱えます:「█████、█████、████████████」
- [データ削除済]
- それから補佐はSCP-2317-A~Gを時計回りにめぐり、血と聖水を混ぜたものを円の中心方向に投げかけます。
- SCP-2317-A~Gを一回りし終えたら、補佐は石柱の円の中心へと歩き、中央の塩と砂の変色した部分へ血と水をまぜたものを注ぎながら以下の字句を唱えます:「███████、███████」
- すべての素材が集まったら[原文All materials are gathered up]、黒曜石のナイフは格納され、全職員がSCP-2317を通って帰還したのち、扉が閉じられます。
いかなる時点であれ220-カラバサス手続の適切な実行に失敗することはXK-クラス世界終焉シナリオをもたらします。なんらかの手違いや失敗が起きたなら、全職員はただちにSCP-2317を通って帰還し、扉を閉めるべきです。収容室はただちに隔絶され、レベル2警報が宣言されO5評議会に通知されます。これ以上の指示は非常指示ザカリアに従い任務中職員に提供されます。
SCP-2317に関するこれ以上の情報はレベル4(極秘)以上に指定されています。セキュリティクリアランスが不足しています。
SCiPNET直結端末へようこそ。コマンドを入力してください
login
ユーザー認証情報を入力してください
kpcrow@@foundation.scp | sometimesifeeellikeamotherlesschild
認証を受け付けました。コマンドを入力してください
access 2317 4
あなたはセキュリティレベル4(極秘) ファイルにアクセスしようとしています。
このファイルへのアクセスはレベル4セキュリティクリアランスを持つ職員に限定されており、さらにその情報はSCP-2317と直接接触するために情報適格性要件を満たす対象に限定されます。
適切な認証なしに継続すると、即時の生命終了までを含む懲戒処置がとられます。このファイルへのアクセスに関する情報(日付、時間、場所含む)は記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
継続する場合は再度ユーザー認証情報を入力してください。
kpcrow@@foundation.scp | sometimesifeellikeamotherlesschild
警告: 認証が誤っています: 60秒以内に正しい認証情報を入力しない場合はセキュリティ職員がそちらの場所に出頭します。
kpcrow@@foundation.scp | ssometimesifeeellikeamotherlesschild
警告: 認証が誤っています:
kpcrow@@foundation.scp | sometimesifeeellikeamotherlesschild
認証を受け付けました。
プロジェクト固有の個人識別番号(PSPIN)を入力してください
369-705-1429-015
PSPINを受け付けました。
網膜認証スキャンのためカメラをのぞき込んでください。
向きが正しくありません。第二スクリーンに示されたガイドラインに従い、瞳の方向を合わせて再試行してください。
ありがとうございます。このファイルへのあなたのアクセス日時は記録され、記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
ユーザー名: ケイン・P・クロウ博士
肩書: 上級管理研究員
SCP-2317をクリアランスレベル4で表示します
SCP-2317
アイテム番号: SCP-2317
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-2317は収容エリア179の3m x 3m x 3mの強化収容室で確保されます。施設への許可なき接触を避けるため、武装警備員が常駐します。
SCP-2317に割り当てられたすべての職員は着任2ヶ月後、1カ月の心理カウンセリングのためローテーションで割り当て解除されます。SCP-2317に割り当てられた職員はサイトに入る許可を得るにあたり、重度心理テストを受けなければなりません。個々人はミルグラム従順性試験で最低72点を記録し、未婚で、子を持たず、財団への完全な忠誠のみを表明しなくてはなりません。
任務中、SCP-2317に割り当てられた個々人は個人情報保護のためボイスチェンジャーを組み込んだ密閉ヘルメットを提供されます。任務中のスタッフは他のスタッフが居る前で上記の制服を脱ぐべきではありません。非番の時間は個人区画で一人で過ごすべきです。
セキュリティクリアランス4/2317のスタッフがひとり、毎月主任司祭の補佐として振舞うため、「クラスD職員」として割り当てられます。セキュリティクリアランスレベル3以上を持たない職員には、補佐は通常のクラスD候補群の中から選ばれたクラスD職員であると告げられます。220-カラバサス手続に直接関与する全職員はこの事実について知らされているべきです。「補佐」が実際にはクラスD職員ではないことを最初に明確に信じている者以外は220-カラバサス手続の補助を許可されず、彼らが衛兵の直接指示に違反しても終了されるべきではありません。
説明: SCP-2317は元はマサチューセッツ州の19世紀の高級住宅向け地下室用ドアとして作られた木製のドアとその枠です。ドアを開くと、ドア枠の中に踏み入った者はいずれも別の現実へと転送されます。
別の現実(SCP-2317-プライム)の探索は制限されていますが、SCP-2317を通じて直接アクセス可能な領域は半径数キロにわたる塩田です。7本の柱(SCP-2317-A~SCP-2317-G)による輪がSCP-2317の真ん前約10mのところに、直径10mの円上に位置しています。それぞれの柱は直径約1mで、高さ7m、大理石でできており一連の難解な浅浮き彫りを施されています。彫刻の様式は現代、歴史上、先史時代のいかなる文明のそれとも一致しません。 SCP-2317-A~Gは砂の表面から下に200m延び、SCP-2317-Hにつながっています。
SCP-2317-Hは直径100kmの球状の空間でSCP-2317-A~Gの直下に位置し、SCP-2317-A~Gを構成するのと同じ石で縁取られています。SCP-2317-Hに収容されているのがSCP-2317-Kであり、以後「実体」とします。
以下の情報は直接調査同様、地震性分析と地中貫通レーダーによって推測されたものです: 実体は巨大な体躯を持つ太った人型生物であるようです。直立時の全長は200kmを超えると見積もられます。頭からは木の枝に似た角が伸び、下顎がありません。全身は数百万の板状の鱗で覆われています。実体の背中には7個の重いかぎが埋め込まれており、それぞれが部屋の天井に食い込んだ7本の柱の下端に重い鉄の鎖でつながれています。
この文書の執筆時点で、柱と鎖の6つまでは壊れるか破損しており、完全な鎖はひとつだけです。
補遺1:220-カラバサス手続: 220-カラバサス手続は毎日太陽時正午(太陽がSCP-2317直上の高さに達した時間、と定義される)に実行される儀式です。220-カラバサス手続の実行には以下のものが必要です:
- セキュリティクリアランスレベル3以上の、武装した財団セキュリティ職員二人(以下、「衛兵」)。
- セキュリティクリアランスレベル4の財団職員一人(以下、「司祭」)。
- 取扱方に基づき指定されたクラスD職員一人(以下、「補佐」)。
- オスのGallus domesticus(ニワトリ)一羽。混乱を避けるためSCP-2317プライムへの輸送中籠に入れておくことが望ましい(以下、「鶏」)。
- 黒曜石の刃がついたナイフ一本(以下、「刃」)。
- 銀製のアスペルギウムおよびアスペルソリウムひとつずつ、アブラハムの宗教の司祭によって清められた最低500ccの聖水で満たす。
- 1キロトン級核起爆装置。破滅的な収容失敗の場合に起爆するため。
- 司祭、衛兵、補佐がSCP-2317を開き、踏み入り、SCP-2317プライムに進入します。補佐が最初に入り、衛兵、司祭の順に続きます。衛兵は常に補佐を状況的に監視し続け、殺害手段でもってその逃亡を阻止すべく備えるべきです。
- SCP-2317に最も近い線上の柱(SCP-2317-A)を初めに、司祭はSCP-2317-AからSCP-2317-Gを一定の慎重な速度で反時計回りに巡ります。ほかの歩程においては常に、司祭はアスペルギウムとアスペルソリウムを用いて、円の中心方向へ聖水を投げかけます。
- SCP-2317-A~Gを一回りし終えたら、司祭は補佐の頭に聖水をふりかけ、次の字句を唱えます:"「七つの封印、七つの指輪、七つの玉座は緋色の王のため」"
- それから司祭は補佐から安全な距離に移動します。補佐は黒曜石のナイフを取り、それを用いて鶏を生贄にささげるために殺します。鶏から血を絞ってアスペルソリウムに加え、かき混ぜて既に入っている聖水と混ぜ合わせます。
- 補佐はSCP-2317-A~Gを時計回りにめぐり、血と聖水を混ぜたものを円の中心方向に投げかけます。
- SCP-2317-A~Gを一回りし終えたら、補佐は石柱の円の中心へと歩き、中央の塩と砂の変色した部分へ血と水をまぜたものを注ぎながら以下の字句を唱えます:"「血は古き神々に、水は新しき王に」"
- すべての素材が集まったら、黒曜石のナイフは格納され、全職員がSCP-2317を通って帰還したのち、扉が閉じられます。
いかなる時点であれ220-カラバサス手続の適切な実行に失敗することはXK-クラス世界終焉シナリオをもたらします。なんらかの手違いや失敗が起きたなら、全職員はただちにSCP-2317を通って帰還し、扉を閉めるべきです。収容室はただちに隔絶され、レベル2警報が宣言されO5評議会に通知されます。これ以上の指示は非常指示ザカリアに従い任務中職員に提供されます。これにはサイトにある核弾頭の起爆を含みます。
補遺2317-2 経緯: SCP-2317は当初1922年、[データ削除済]によって発見されました。続いて対象は暫定収容エリア17と呼ばれる位置へ移動されました。対象は1982年に収容エリア179へ移動され、この文書執筆の時点ではそこにとどまっています。
発見当初、7本の鎖のうち4本が壊れており、3本が無事でした。████年の5本目の鎖の破損は我々の世界の██████████イベントと直接対応していました。第6の鎖は████年に破損し、これもさらに深刻な██████████イベントと同時であり、このイベントでは最終的に200万人の死者を出すに至りました。
収容時に回収された補助文書の分析から、220-カラバサス手続が、前述の鎖を修復ないし交換する有効な手段が発見されるまで、収容を維持する有効な手段であると指摘されました。収容プロトコルは220-カラバサス手続に一致するよう修正されました。記録は██████████イベントの連続が急激な死亡率の増加を呈することを示しており、最後の鎖(SCP-2317-G)の維持に失敗することはXK-クラス世界終焉シナリオにつながると推測されます。
このため、220-カラバサス手続の成功を確実にするためにあらゆる努力がなされるべきです。
SCP-2317に関するこれ以上の情報は管理評議会に限定されています。
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O5-13 | sIERRa tANGo CASpER 3CH0.
注意: 管理評議会メンバーを偽装することは即時の死をもって罰せられます。もしこのログイン情報を誤って入力したならば、この付近から離れなさい。10秒後致死性の視覚的認識災害を展開します。そうでないなら、個人認証キーフレーズを入力してください。60秒以内に正しいキーフレーズを入力することに失敗したならば、機動部隊がそちらの場所に展開されることに留意ください。
Now is the time for all good men to come to the aid of their party. I^H Because I would not stop for death he ^H^H^H^H^H^H^H^H Death he kindly stopped for me. Red Sky in Morning Sailor take e^H wArning.
識別確認しました。機動部隊のスクランブル要請は解除されました。
コマンドを入力してください
access 2317
ありがとうございます。このファイルへのあなたのアクセス日時は記録され、記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。
ユーザー名: O5-13
肩書: 運営管理者
SCP-2317をクリアランスレベル5で表示します
SCP-2317
アイテム番号: SCP-2317
特別アクセス指定: CODE NIGHTMARE REGENT RED
特別収容プロトコル: 無意味。
説明: SCP-2317は「████、世界を貪る者」(名前は意図的に削除済)として知られる太古の実体です。Erikeshの古文書が記すところでは、およそ紀元前1894年にErikeshの秘術者たちによって捕えられ、獄につながれたとのことです。以下は関連する章句からの抜粋です:
爾の時KESHPETH雲を超え一万の軍を率いてかの地へ出て、貪る者、其の名は永久に忘れ去られてあれ、と戦いをなせり。しかしてKESHPETHとその一万の軍はJASPETAR、恐ろしき貪る者、其の名は永久に忘れ去られてあれ、の7人目の妻の骨から狡猾なる鎖を作り出し、かの者を海の下の領なる塩の鏡の下に住まう牡蠣の父の真珠の中に繋ぎ止めたり。かくてKESHPETHは命じたり、遠き地への扉は永久に封ぜられよ、恐ろしき貪る者、其の名は永久に忘れ去られてあれ、が我らの世界に戻り来る道を見出すことあるまじくと。
19世紀の黄金の矢協会がどうやってKappa-Erikesh宇宙への門を作る術を見出したのかも、それをなした理由も明らかではありません。はっきりしているのは、貪る者を縛める鎖の最初の4本へのダメージは偶発的だったということです。協会の解散に続いて我々の創立者がアイテムを所有したときには、発生したダメージを必死に修復しようと何度か試みて組織自体が破綻していました。
想定収容プロファイル:[原語 Projected Containment Profile] 各種徴候から、最終的な収容失敗はこの文書執筆時点の次の世紀のある時点で発生します。失敗までの平均時間は30年と見積もられています。鎖を修復ないし交換する全ての努力は失敗してきました。鎖を作成する手段を再発見するあらゆる努力は実を結びませんでした。現在別の収容計画を決定する研究が進行中ですが、貪る者が我々の宇宙に進入することを何ものかによって防ぐことができる可能性は非常に薄く、特に鎖を作るのに使われた本来の素材(すなわち、他の貪る者と同種の実体の骨と腱)はもはや存在しません。
第一の脅威は内部の絶望ないしパニックです。士気を維持するため、偽の収容手順(220-カラバサス手続)が作成され実行されます。この偽の収容手順は以下の手段により、ある種の真実味を与えられました:
- 一般的な儀式的魔術の要素を含むこと。
- よく知られた信仰に関する儀式の要素を含むこと。
- 他の既知のオカルト組織の要素を含むこと。
- 他の既知の特別収容プロトコルの要素を含むこと。
- 類似の、しかし関連のないオカルト実体への参照を含むこと。
- 手続の諸要素に関する情報セキュリティが漸次上昇すること。
- 超自然実体の殲滅にあたって熱核兵器が有効である、という一般的なお約束のミームをアピールすること。
まったく無効ではありますが、220-カラバサス手続の目的はより恒久的な解決が見つかるまでスタッフの不安を除くために、機能している収容という見かけを提供することにあるのです。
一方で、収容失敗の後も人類の生存を確実にするための準備がなされます。推奨される準備の多くは既に他の多数のXK-クラスシナリオにそなえ進行中のものと重なる、もしくは同一ですが、最小限の追加資産が必要になります。
████年██月██日、管理者会議の全員一致により可決。
コマンドを入力してください
expunge full
ありがとうございます。過去24時間のこのコンピュータからの全アクセス記録は履歴から消去されました。記録情報セキュリティ管理室記録は編集されました。
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shutdown
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コンピュータの電源を切る準備ができました。