SCP-2412-J
評価: +11+x

アイテム番号: SCP-2412

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2412は適切な限度で、対象が要求した家具を備えた部屋に収容します。SCP-2412-1とSCP-2412-2は異なる施錠した部屋に収容し、最低1人の警備員を常に配置します。SCP-2412-3a~3iは必要な資源を全て備えた、専用の厩舎に収容します。

メモ: 世界的な[データ削除済]に発展した事案2412-Aを考慮し、SCP-2412は毎年12月24日████に彼の部屋から解放し、SCP-2412-1から3iへのアクセスを許可します。それから、彼は█時間施設を離れて良い事になっており、その前までにSCP-2412-2には追跡装置を備え付けます。通常SCP-2412は予定の時間が経過した後、自主的に収容場所へと戻ります;戻らなかった場合、即座に緊急手段P2412Aに従ってください。

説明: ████年にラップランドで捕獲しました。対象はどことなく白人の遺伝形質を備えた初老の男性に見えます。SCP-2412は彼の"毎年の仕事"が妨害されない限り、財団の保護に留まるとの内容の発言をしています。

捕獲時、SCP-2412は以下のアーティファクトを所有していました:

  • SCP-2412-1 - 多くの物体が詰められた、普通の革製に見える袋。各物体には典型的な贈呈用のラッピングが施されています。SCP-2412の許可なしにこれら物体を取り出すことはできません。この許可が出される研究員と出されない研究員が存在します。これにパターンは見られませんが、通常懲戒レポートに多数の違反が記されている職員はSCP-2412-1が生成する物体の取得を拒否されます。このアーティファクトは安定した率で新しい"贈り物"を自身で再補充するように見えます;これらの元は不明です。これまでのところSCP-2412-1が生成する物体に驚異的な特性は見られませんが、その全ては非常に高品質です。
  • SCP-2412-2 - いかなる点でも大型で木製のソリです。物理的損傷と熱に対して特異的な耐性を示します。SCP-2412-3a~3iが引けるように設計されており、引かれている間、SCP-2412-2は平均的な操縦性の航空車両としてみなされます。
  • SCP-2412-3a〜3i - 9体の生物標本です。Rangiferに属する未知の種です。飛行能力を持つ事を除けば、通常のトナカイと同様です。この標本には翼やそれに類似するその他器官が存在せず、この飛行能力は不可解です。他の標本と共にSCP-2412-2を引いている時、SCP-2412-3iは先頭に立つようSCP-2412から要求されています。この指針が厳重に執行されなかった場合、暴力的な[データ削除済]。SCP-2412-3iの鼻は異常に赤い色を示します;これは突然変異の結果であると考えられます。

補遺: SCP-2412とSCP-190との間の関係の可能性が調査されています。

██████████博士の報告、████年12月25日: 指示通り、解放前に衛星追跡装置をSCP-2412-2に備え付けました。結果の解析は困難です。SCP-2412と全ての副SCPのタンデムは明らかに数秒で非常に高い高度を通過し(これはテレポーテーションの形態であると推測されます)、一度で無数の場所に同時に存在しました。これら異常に関与している集団の名称を明かすよう求めると、SCP-2412は単に"魔法さ。"とだけ応えて、詳述を拒否しました。

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