SCP-244-ARC
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アイテム番号: SCP-244

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 必要なものは何もありませんが、オブジェクトは厳重に監視され、出来る事ならば、ケイン・パトス・クロウの所有から取り除かれ更なる研究のために提供されるべきです。

説明: オブジェクトは直径が1.35mの二足歩行型巨大球体装置で、球の上1/4部分が欠けていてお粗末なコックピットへと続いています。2対の物を掴むための腕が付いており、どの腕も6本の非常に器用な指と2本の親指を持っています。シャシー外部からオブジェクト内部へと繋がっている、機械仕掛け、管、ケーブル、油圧機などの部品が露出しています。

SCP-244は226.8㎏(500ポンド)のSCP-143、9.07㎏(20ポンド)のSCP-148、136.08㎏(300ポンド)の銅113.4㎏(250ポンド)のチタン、45.36㎏(100ポンド)のゴム、27.22㎏(60ポンド)のガラス、13.61㎏(30ポンド)の最高仕様の軍事用品質の電子装置、2.27㎏(5ポンド)のSCP-447-2、そして以下の構成要素から作られています;クレイ社のスーパーコンピュータ3台、7.26㎏(16ポンド)のウラン234、科学用品質の計算機9台、第七世代ゲーム機4台、プラズマスクリーンテレビ2台、カモ4羽、300年もののアンティーク大時計、これらを含めた様々な据置部品をSCP-914に突っ込んだもの。

SCP-030SCP-488-1の手助けの元、SCP-172によって製造されました。いくつかの注意とデザイン機能はSCP-044SCP-212SCP-278によってリバース・エンジニアリングされています。これら全てケイン・パトス・クロウ自身によって認可された一方で、クロウの"生物学的障害"への補助という彼の主張によって基礎部分認可は最高司令部から見落とされ、彼の上司や同僚達に知られる事なくこのプロジェクトの大部分は秘密裏に進められました。

これら自身の要素によってこのオブジェクトはSCPに分類されるのに十分であるにも関わらず、クロウはSCP-040SCP-158SCP-407、そして再度SCP-914それぞれの実験を通して、SCP-244に多数の"強化"を認めました。

この結果、我々研究スタッフが未だ完全には理解しきれておらず、また通常のユークリッド物理学に全く従わない装置が生まれました。3.1秒で最高時速643.74㎞(400マイル)にまで達することができ、4535.92㎏(10000ポンド)以上の重さを持ち上げる事ができます。

これは多数の付属物と能力を示しています;記録されたものは以下の通りです;

  • 未知の供給源から供給される.50口径の銃弾を数百発発射できる52バレルのミニガン
  • 地理的あるいは時間的に試聴することが不可能なものも含め、地球上の任意のチャンネルにアクセス可能な大型テレビ
  • 12分以内にいくつかの芸術作品を再現します。
  • 上級レベルのプレイヤーなみにボードゲーム(碁)を打てます。
  • 再び未知の材料を用いて、ベルギー風キャッセロールを焼くために必要な道具を製造します。
  • 緊急トリプルバイパス心臓手術の実行。
  • 2000リットル以上のアルコールを内部醸造し分注します。
  • 高度なカオス理論の数学の実行、これはこの年ワールドシリーズでボストンレッドソックスが勝利する確率を計算する目的で行われました。
  • SCP-732の影響を受けた文を何でも可読なこなれた英文に翻訳する能力。
  • 法律上聾者とみされている3人とその時点で臨床的には死んでいた1人を含め施設内の全員に聞こえるように、4つの巨大なスピーカーと1つのサブウーファーを配備しブラックサバスの"アイアンマン"を演奏しました。音波経由ではなく、テレパシーによって送られたかもしれないと考えられています。
  • 土や水なしで、生物研究エリア-12内の食堂テーブル上のヒナギクや広大なヒナギク畑の耕作。

付記: 四本の指の反対側に位置する親指どころか指そのものがないにもかかわらず、クロウがいかにしてSCP-244を操縦しているのか完全には解明されていません。また装置の所在地が秘匿されていた間、装置を操縦するところを見られないでいたのかも不明です。

装置は通常クロウのそばにあり、彼の一対の手と移動手段の代わりとして装置を使用します。生物研究エリア-14ではクロウがこの装置に乗って廊下を歩いている姿が日常的にみられ、古いビデオゲームのシリーズである"ソ███・ザ・ヘ█████"のキャラ"エ████"が使用している歩行装置に外見上似ているため、現地スタッフからは"エッグ・ウォーカー"として良く知られています。

補遺244-A: よろしい、あれが知力ある犬が操る、1万もの様々な「ありうべからざるもの」の恐るべき混合物だという事を、私は良く理解している。しかし私は美味で冷たいビールをそそいだ誰かさんをからかう事はもうできん。余白に記すが、誰かギネス社に御社の秘密のレシピを盗み出した奴が居ると伝えてやってくれ。 - A. Clef

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