SCP-2443-JP
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アイテム番号: 2443
レベル2
収容クラス:
euclid
副次クラス:
{$secondary-class}
撹乱クラス:
dark
リスククラス:
notice


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インシデント2443-JP-12が発生した渋谷スクランブル交差点。


特別収容プロトコル(2020/04/15改訂): SCP-2443-JP-2はサイト-8159の低危険度オブジェクト収容ロッカーに保管されています。ロッカーには適切な電波遮断措置が施され、通信機器への不慮のアクセスを防止します。
現在のSCP-2443-JP-2に対する主な研究課題は、内部に存在していると見られるSCP-2443-JP-1の構成データの解析です。担当チームは定期的にSCP-2443-JP-2のメンテナンスを実施し、必要に応じて分解清掃を行います。実験はレベル3クリアランスを持つ上席研究員の許可の元で実施されます。実験の内容にかかわらず、SCP-2443-JP-2を財団イントラネットを含むネットワーク回線機器に直接接続することは厳禁とされています。

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収容直後のSCP-2443-JP-2。


説明: SCP-2443-JPは、東京都内各所の屋外ディスプレイにランダムに発生する異常なデジタルサイネージ広告と、広告上に現れる人型アニメーションキャラクター(以下SCP-2443-JP-1)の総称でした。現在、SCP-2443-JP現象は終息したと見られており、SCP-2443-JP-1はPOI-2443-JPの所有物であったASUS製デスクトップパソコン(以下SCP-2443-JP-2)内部に自己収容されていると推測されています。

SCP-2443-JP-2は電源への接続の有無にかかわらず、一~二週間に一度活性化し、異常な電気工学的プロセスによってハードディスク内部データの書き換えを実行します。この活性化が何を目的として行われているのかは現在調査中ですが、活性化時には収容以前からSCP-2443-JP-2内部に保存されていた非異常のゲームプログラムが実行され、また不明な手段でコンピュータ外部へのデータ送受信を実行します。如何なる非破壊的手段を用いてもこのプロセスを妨害することは出来ません。送受信されるデータの内容及び送受信先の詳細は判明していません2が、非異常のネットワーク回線への接続はSCP-2443-JP-1の恒久的な収容違反に繋がる恐れがあるため、現在禁止されています。

SCP-2443-JP現象: 2020年2月5日午前2時30分、東京都渋谷区の屋外ディスプレイにSCP-2443-JP-1が突如として出現しました。SCP-2443-JP-1はアニメーション風の背景映像とランダムに表示されるタイポグラフィを伴い、都立████高校の生徒であった田中 凌たなか りょう氏(以下POI-2443-JP)の自殺と、その原因と見られる高校内での同級生からの継続的な暴行及びハラスメント、所謂いじめ行為を告発しました。当初は一過性の異常現象と記録され、記憶処理剤の散布と内容についての調査が実施されましたが、調査中の翌週2月12日にも同様のアニメーションが新宿区内の屋外ディスプレイに出現したこと、いじめ行為について事実の裏付けが取れたこと、SCP-2443-JP-1と生前のPOI-2443-JPの声紋が完全に一致したことから、正式にオブジェクトとして認定されました。以後、大凡一週間に一度、SCP-2443-JP現象は都内の屋外ディスプレイにランダムに出現し続けていました。

以下に示すのは、同年2月18日午前1時に豊島区池袋駅前の屋外ディスプレイに出現したSCP-2443-JP現象の映像記録です。偶然付近に居合わせた財団エージェントに対して機動部隊が指示を行い、開始から終了までの一部始終を撮影することに成功しました。


インシデント2443-JP-3の発生後、財団研究チームの目的はSCP-2443-JP現象が齎す異常拡散的性質を最大限封じ込めることに注力することで一致しました。対応の詳細は以下のレポート群を参照してください。



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