SCP-2473-JP
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回収されたSCP-2473-JP-Aの例。一部加工済み。

アイテム番号: SCP-2473-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 現在、SCP-2473-JP発生地域内のすべての電力柱に観測機器が設置されています。担当職員は観測機器を通して、SCP-2473-JP-A,Bの発生を確認次第すぐに回収に向かってください。回収したSCP-2473-JP-A,Bは保管用を残し、他は全て焼却処分してください。

付近の住民がSCP-2473-JP-A,Bを視認した場合はクラスA記憶処理を施した後、解放してください。

現在、SCP-2473-JP発生地域内の全住民を転居させる計画が進められています。

説明: SCP-2473-JPは██町内の電力柱に不定期に異常なポスター(以下、SCP-2473-JP-Aと呼称します)が出現する現象及びそれに付随して発生する異常現象の総称です。

SCP-2473-JP-Aは電力柱に市販のガムテープ等を用いて貼られた状態で出現します。撮影機器の原因不明の不調等により、この出現の瞬間を記録する試みは現在まで全て失敗に終わっています。上記の性質上、SCP-2473-JP-Aは容易に除去することが可能であり、現在まで76枚のSCP-2473-JP-Aが回収されています(便宜上、各SCP-2473-JP-Aには1から76までの識別番号が与えられています)。SCP-2473-JP-Aの内容は、所謂「迷子猫」の捜索の援助を求めるものであり、多くの場合、以下の特徴を有しています。

・ポスターの上部に「猫探してます」と記載されている。
・2、3枚の猫の写真が載っている。1
・下部に11桁の電話番号が記載されている。2

記載されている電話番号は既存の電話会社の識別番号とは一切一致しておらず、電話をかけても特定の相手につながることはありません。写真の猫に関しては、ほぼすべての事例において同様の外見的特徴を有する飼い猫が確認されていますが、実際にSCP-2473-JP-Aにあるように行方不明とはなっていませんでした。

██町の住民の中には、SCP-2473-JP-Aに記載された電話番号に電話をかけるものもいます。この時、電話先の相手と会話しているようにみえますが、実際に録音機器を用いて調査したところ、コール音が記録されているのみでした。電話の目的についての調査では、ほぼすべての対象が「ポスターの猫を見かけたから」という旨の回答をしていますが、██町に調査のために多数設置されていた如何なる撮影機器にもSCP-2473-JP-Aに載っていた写真の猫の姿が記録されたことはありません。この行為は後述のSCP-2473-JP-Bが出現するまでの期間に行われます。

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回収されたSCP-2473-JP-Bの例。一部加工済み。

SCP-2473-JP-Aの出現から数日3後に██町内の電力柱に新たなポスター(以下、SCP-2473-JP-Bと呼称します)が出現します。SCP-2473-JP-BはSCP-2473-JP-Aと同様にガムテープ等を用いて貼られており、仮にSCP-2473-JP-Aが貼られたままであっても、その上に重なるようにして出現します。そのため、SCP-2473-JPの発見当初、最大で合わせて16枚のSCP-2473-JP-A,Bが1つの電力柱に重なって貼られていましたが、付近の住民がこのことを疑問に思っている様子はありませんでした。SCP-2473-JP-Bの内容は、猫が見つかったことを報告、感謝するものであり、現在まで76枚のSCP-2473-JP-Bが回収されています(便宜上、各SCP-2473-JP-Bには1から76までの識別番号が与えられています)。SCP-2473-JP-Bは多くの場合、以下の特徴を有しています。

・上部に猫が見つかったことを報告する旨の文もしくはそれに感謝する旨の文が記載されている。
・2,3枚の猫の写真が載っている。
・下部に複数人4の名前と彼らに対して感謝を述べる旨の文が記載されている。

ポスターの下部に記載されている名前は、前述の電話をかけた人物の中から無作為に選ばれます。特筆すべき事項として、財団が確認している限り、電話の際に自身の名前を伝えている人物は1人もいなかったことが挙げられます。SCP-2473-JP-Bがどのようにして彼らの本名を把握したのかは現在も不明です。

追加文書1(20██/██/██): 20██/██/██に、██町内の全ての電力柱に以下のポスターがSCP-2473-JP-A,Bと同様の形で出現しました。また、これ以降SCP-2473-JPの発生は確認されていません。

20██/██/██以降、██町内で音源不明の猫の鳴き声を模した音声の発生が頻繁に確認されています。音声の種類は様々ですが、解析の結果、そのどれもが同一の30代もしくは40代の男性の声を加工してできたものでした。

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