SCP-2479-JP
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SCP-2479-JP

アイテム番号: SCP-2479-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2479-JPは縦・横・高さがいずれも5m以上の水耕室内にて保管してください。担当者はセキュリティカメラを介して、SCP-2479-JPが枯死していないか定期的に観察してください。水耕室には室外から操作可能なライトとスプリンクラーを備え、SCP-2479-JPの維持・管理は遠隔で行われます。SCP-2479-JPの放つ香りが漏出しないよう、水耕室は気密状態を維持します。入室が必要な場合は遠隔操作ロボットを使用し、使用された遠隔操作ロボットには12時間以上の脱臭処理を行なってください。

説明: SCP-2479-JPは高さ約1.57mの金木犀(Osmanthus fragrans var. aurantiacus)です。SCP-2479-JPは一般的な金木犀と同様の外観を有しますが、四季を問わず常に開花しています。したがって、金木犀の独特な芳香もまた常に放出されています。
 
SCP-2479-JPは███県████市の██████中学校の中庭にて生育していました。12月になっても枯れない金木犀として当該中学校生徒を中心に話題となり、SNSへの多数の投稿をきっかけにその存在を知った財団が調査を行い、確保・収容に至りました。学校職員および学生への聴取から、SCP-2479-JPの花が散らなかったのは収容の20██年が初めてであることが確認されています。当該中学校の教職員ならびに学生全員にはクラスA記憶処理が施され、またSNSへの投稿は可能な限りで削除の上カバーストーリー[フェイク写真/動画]が投稿・流布されました。
 
SCP-2479-JPは、その周囲1m以内(以下「影響範囲」とする)に自らの体臭をコンプレックスとする人間(SCP-2479-JP-Aとします)が接近することで、異常性を発揮します。SCP-2479-JPの影響範囲に侵入したSCP-2479-JP-Aの体臭は、SCP-2479-JPの、すなわち金木犀の花の香りとして周囲に認識されます。いくつかの実験から、SCP-2479-JPによる体臭の変化はSCP-2479-JPの影響範囲に滞在した時間とほぼ同様の時間継続することがわかっています。この異常性から、██████中学校の一部学生がSCP-2479-JPを好んで利用していたことがわかっていますが、当該学生らにおける健康上の被害は現在まで確認されていません。
 
 
補遺2479-JP-1
SCP-2479-JPが発見された██████中学校において、当該オブジェクト収容の前年に当時中学1年生であった██かおり氏が中庭へ飛び降り自殺をしていたことがわかりました。██かおり氏の落下場所はSCP-2479-JPの生育場所のごく近傍であり、また██かおり氏の遺品である日記の内容から、██かおり氏の自殺がSCP-2479-JPの発生と関係するものと考えられます。
以下は██かおり氏の日記の一部です。


 
補遺2479-JP-2 
██かおり氏の母親は、現在████████病院の精神科の隔離病棟に入院しており、聴取は困難です。
日記に登場したいそべさん(本名:磯辺████)や中村さん(本名:中村██)をはじめとする、██████中学校関係者は██かおり氏について「いいかおりのする子だった」と供述しています。SCP-2479-JPによる精神・記憶への影響作用が懸念されるため、SCP-2479-JPのかおりを嗅ぐことは許可されません。
 
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