SCP-2480-JP-J
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アイテム番号: SCP-2480-JP-J

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2480-JP-Jは現在、発見当時の重量センサーつき標準植物収容セルを補修した上でその中に収容しています。SCP-2480-JP-Jの芋は収穫後に調理し、じゃがバターとして全て摂食してください。

説明: SCP-2480-JP-Jは直径7.6cmのジャガイモ(Solanum tuberosum L)の種芋および生育後のジャガイモです。現在2個収容されています。

SCP-2480-JP-Jが唯一つける芋は我々の種族と相互に関係しており、その芋が摂食されなかった場合、我々の種族は緩やかに、または急激に絶滅に向かう事が明らかになっています。SCP-2480-JP-Jの芋はじゃがバターとしてのみ消費することができます。前文明・前生態系の滅亡にはこの異常性の関連が否定できません。前生態系の滅亡時、季節外れの収穫期となっていたため、SCP-2480-JP-Jは重量センサーにより24時間監視されています。

補遺: この報告書にはアーカイブ版(旧暦2020/4/1最終更新)があります。

    • _

    旧報告書アーカイブ(旧暦2020/4/1最終更新):

    アイテム番号: SCP-2480-JP-J

    オブジェクトクラス: Euclid

    特別収容プロトコル: SCP-2480-JP-Jは重量センサーを設置した標準植物収容セルに収容してください。標準植物収容セル内の土は深さ3m以上となるようにし、肥料を適切に与えてください。SCP-2480-JP-Jの芋は収穫後に調理し、じゃがバターとして全て摂食してください。

    imo

    生育初期のSCP-2480-JP-J。

    説明: SCP-2480-JP-Jは直径7.6cmのキタアカリ種のジャガイモ(Solanum tuberosum L)の種芋および生育後のジャガイモです。現在2個収容されています。

    SCP-2480-JP-Jはどのような土壌であっても生育することができ1、有根系統樹と完全に一致する形状の根を張ります。財団で作成された有根系統樹を種単位まで拡張し3次元に展開したモデルとの形状の合致率は99.998%であり、SCP-2480-JP-Jの根には他の根と合流するような構造もみられます。

    SCP-2480-JP-Jは6月頃と12月頃の年に2回、870万個を超える一般的なジャガイモと比較して過剰な量の芋をつけます。SCP-2480-JP-Jの芋は地球上に存在する生物種に対応しており、地球上で生物種の1つが絶滅した場合にはSCP-2480-JP-Jがつける芋の個数が1つ減少します。SCP-2480-JP-Jの芋はじゃがバターとしてのみ消費することができ、SCP-2480-JP-Jの芋が腐敗する、または廃棄された場合、対応する生物種は緩やかに、または急激に絶滅に向かう事が明らかになっています。SCP-2480-JP-Jの芋は種芋として扱った際にも対応種の絶滅を防ぐことができ、SCP-2480-JP-Jと同様の異常性を持ちます。

    SCP-2480-JP-Jは芋の収穫後、収穫前の位置に再出現します。SCP-2480-JP-Jを土以外に移動させた場合、元の位置に転移します。

    追記1(2020/4/1): これまでに確認されている収穫期でないにも関わらずSCP-2480-JP-J2株の葉が枯れ、収穫期になりました。この現象はこれまで確認されていない現象です。SCP-2480-JP-J担当職員を財団全体に拡大し、サイト-81██はSCP-2480-JP-Jの芋を用いたじゃがバターの24時間製造体制に移行します。

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    SCP-2480-JP-J報告書アーカイブについて(3/██/██追記):

    なぜこの報告書は旧報告書がアーカイブされ、補遺として残されているか、疑問に思った者もいたかもしれない。

    君も知っている通り、前文明と生態系はジャガイモを除いて丸ごと消え去った。
    その原因がこの芋だったのか、それとも別の原因があったのかは今となっては分からないが、
    我々がこの地にたどり着いた時、ここにあったのは放棄された研究施設と1つの芽もないこの芋2つだった。

    先人達は多くの異常存在について報告書の形で収容方法を遺した。
    それらを基に我々は研究を進め、報告書はほぼ全て改訂され、旧版は一般にはアクセスできない領域に保管されている。
    では何故このSCP-2480-JP-Jの報告書はアーカイブされ、補遺という一般にアクセスする領域に残されたか?

    我々がSCP-2480-JP-Jについてできることは、今、我々と対応する芋を消費することだけだからだ。
    SCP-2480-JP-Jについて、我々は既にこれ以上の研究も不要だからだ。
    我々の食べるべき芋は、2株あるとはいえ、1株でたった1つだけなのだから。

    先人達は素晴らしいものを遺していくが、彼らが消費し、後世に残らなかったものも損失とは限らない。
    我々は1740万個ものジャガイモを消費しなくて良いのだし、じゃがバターもまた、彼らの遺産である。

    3年██月██日
    SCP-2480-JP-J管理主任

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