SCP-2510-JP
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アイテム番号: SCP-2510-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2510-JPへの入り口はコンクリートで埋め立てた上で偽装壁を設置し、外部からの侵入や発見が出来ないよう隠匿されます。現在はSCP-2510-JPへの更なる調査は禁止されています。

説明: SCP-2510-JPは、サイト-17の地下8階に存在する階段よりアクセス可能な地下施設です。サイト-17の建築図面にはそのような地下施設は存在せず、サイト-17の施工関係者もそのような施設の建造を記憶していないと証言しています。その起源を証明する資料等は発見されていません。階段の最深部にはSCP-2510-JPへアクセス可能な稼動隔壁が存在し、不明な方法で電力が供給され開閉します。

SCP-2510-JPの内部構造はサイト-17の旧収容棟1の人型異常存在収容フロアと類似しており、廊下に向かい合うように並べられた4つの収容セル、遠端にある階下へ向かう為のエレベーターで構成されています。SCP-2510-JPの内部にはかつて人間が活動していた痕跡があるものの、かなり長期間にわたって放棄されていたように見受けられます。収容セルの扉は全てロックされており、スライドパネル付きの覗き窓が取り付けられています。

収容セルの扉の横には金属製プラカードが設置されています。プラカードにはセルの内容物の指定名称と考えられるものが記されています。セルの番号は情報管理用に付与されたものであり、実際のプラカードには記載されていなかった点に留意してください。

エレベーターはこの構造物の3つの階層にアクセス可能で、それぞれの階層は上から順にS階層、A階層、D階層と表記され、操作パネルのボタンにはS、A、Dと記されています。ボタンを押すことで対応した階層に移動することが可能です。

D階層の通路の遠端には扉が存在します。これは他の階層には見られない特徴です。詳細については補遺2を参照してください。

補遺1:

以下は各階の収容セル、各扉のプラカードの文言、また可能な限りにおける各セルの内部状況のリストです。


S階層

セル番号: 1
プラカードの文字: [判読不能]の刃([判読不能] blade)
内部の状況: セルの中央の床に赤黒い染みが広がっています。

セル番号: 2
プラカードの名称: デラウェジア蝶を束ねる者(Delawa gia butterfly king)
内部の状況: 頭部がトラフアゲハ(学名: Papilio glaucus)に置換された白衣を着用している概ね人型の実体がセルの中を不規則に移動し続けています。人型実体の胸部には何らかの刃物が突き刺さっているように観測されます。

セル番号: 3
プラカードの名称: 声変わり(voice breaking)
内部の状況: 赤い液体を垂れ流す2つの耳がセルの中央のテーブルに載っています。液体は床に到達した時点で消失します。

セル番号: 4
プラカードの名称: プラカード無し
内部の状況: セルは空です。

A階層

セル番号: 1
プラカードの名称: 落葉樹のドリアード(Deciduous tree daliad)
内部の状況: セルは煙で満たされており内部の様子は朧げにしか視認できません。煙の中で凡そ4mの高さを持つ物体が炎上していることが確認できます。物体は炎の中で身を捩るような動作を行うことがあります。炎上し続けているにもかかわらず、物体は損壊を受けていない様に観測されます。

セル番号: 2
プラカードの名称: 犬の卵(Dog egg)
内部の状況: セルの中央に歯車と木材によって構成された装置が存在します。装置の中央部の台座には鶏卵と類似した大きさの卵が設置されており、その上に機械腕によって振りかぶられた状態のハンマーが存在します。卵には「K」と記されており、卵が設置されている台座には「It was very fun」と刻印されています。装置は稼働していません。

セル番号: 3
プラカードの名称: 3、3、2(Three,three,two)
内部の状況: セル内部は氷で満たされているように観測されます。氷の内部には複数の金属片が存在します。

セル番号: 4
プラカードの名称: プラカードが取り外された痕跡があります。
内部の状況: 石製の台座に金属片が突き刺さっています。金属片を視認した人物はコミュニケーション能力の低下を示します。

D階層

セル番号: 1
プラカードの名称: 翼持つ犬(Dog with wings)
内部の状況: セル内部に多数の結晶片が散乱しています。

セル番号: 2
プラカードの名称: お熱な男(Passionate man)
内部の状況: セルの壁に白人男性に類似した外見的特徴を持つ人型実体が座った状態で寄りかかっています。実体の胸部には銃創が確認されました。

セル番号: 3
プラカードの名称: サンタクロースを捕まえることは出来ない(Can't catch santa claus)
内部の状況: セルは空です。

セル番号: 4
プラカードの名称: 翼持つ爬虫類(Dragon)
内部の状況: 高さ15mの影が直立状態で静止しています。影の顔に当たる部分は正面を扉に向けています。

補遺2:

D階層の遠端の扉から階段を降下した先に扉が存在します。扉には磁石付きの紙留めが存在し、紙留めには一枚のメモが挟まれていました。扉から採取したサンプルを分析した結果、扉はテレキル合金によって構成されていることが判明しました。扉は溶接されており、開閉の試みは数回行われた後停止されました。扉の向こう側からは「金属を引っ掻くような音」が聞こえると報告されており、この音を聞き続けた場合『扉を開けたい』という欲求が引き起こされることが判明しています、欲求は音を聞いている時間に比例して増加します。影響はクラスC記憶処理によって除去可能です。

以下に紙留めに挟まれていたメモの転写を表示します。

罪状 状態 副葬品
殺人未遂幇助(Attempted murder aid) 納棺済み 首飾り
未必の故意(Unintentional intention) 納棺済み 注射器
殺人未遂(Attempted murder) 逃亡中
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