SCP-2512-JP
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アイテム番号: SCP-2512-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2512-JPはサイト-24の低危険度物品第二保管庫に収容されています。

財団のフロント企業Simon&Chesterson Propartiesによって、サイト-24最寄りのアパート一室がSCP-2512-JP-A1の遠隔管理室に改装されました。この部屋は施錠されておらず、侵入者が確認された場合は拘束し、インタビューを行ったのち記憶処理を施して解放します。侵入者がSCP-2512-JP-A1の影響を受けていると判断された場合は担当職員へ報告してください。

SCP-2512-JP-A2の収容手順は倫理委員会との協議の元検討中です。現在、暫定的に適切なDクラス職員と共に遠隔管理室に居住するプロトコルを施行しています。手順に従事しているDクラス職員が死亡または失踪した場合に備え、代用のDクラス職員が最低3名以上準備されます。詳細は添付資料2512-JP-Aおよび本報告書の補遺を確認してください。

SCP-2512-JPの追加実験は計画されていません。実験を行う際はサイト管理者へ計画書を提出し、レベル3以上の職員3名の許可を得てから行ってください。

説明: SCP-2512-JPは72足の28cm靴下であり、2005年からクリスマスソックスとして販売が確認されていた物品です。材質は一般的なフェルト生地であり、異常な点は存在しません。報告書作成時点において存在が確認されたSCP-2512-JP全ての確保、販売元の特定および所属していた人員の拘留は完了しています。

SCP-2512-JPはビニールの梱包に説明書とともに封入された状態で販売されていました。説明書には以下の文と販売元と思われる電話番号が記されていました。

サンタさんにプレゼントのお願いをしよう!
クリスマスの3日前に、欲しいものを書いた紙をこの靴下に入れてね
サンタさんがきっと届けてくれるはずさ!

上記の通り使用者が欲しいと考えているもの(以下所望品)を記した媒体を入れる事でSCP-2512-JPの異常性が発現します。3日後の現地時刻午前3時の時点で所望品がSCP-2512-JPの中または周囲に存在しない場合、SCP-2512-JPの中または周囲に所望品が出現します。この事象はその状況に即した出現の方法をとるため、確率変動により達成されると考えられています。使用者が所望品に不満感を示した場合、所望品が出現した1週間以内に所望品の紛失と新たな所望品の出現が発生します。紛失のプロセスは出現と同様に非異常なものです。SCP-2512-JPの異常性から再出現の発生頻度は極めて低く、現在確認されているのは実験で再現した1例を含めた3例のみです。

SCP-2512-JP発生例の抜粋:

日付 使用者 所望品 出現方法 注記
2006/12/25 藤村 修(4) サッカーボール 不明 現在確認された中で最も古い例
2014/12/25 河上 眞由美(6) 宝石 黒野 晋(37)が強盗目的で使用者の住宅に侵入した際に、不注意で所望品をSCP-2512-JPに設置する 黒野 晋は現地の警察機関により逮捕され、所望品の宝石は盗難品として回収された。なお、強盗目的で侵入したと証言しているにもかかわらず、使用者の住宅では何も窃取されなかった点は特筆すべきである
2017/12/27 淺田 隆広(5) 任天堂3DS専用ソフト ポケットモンスター ウルトラサン 開放した窓から所望品を咥えたカラスが侵入し、SCP-2512-JP内に設置する 使用者はSCP-2512-JPに任天堂3DS専用ソフト ポケットモンスター ウルトラサン(以下ウルトラサン)を記入した紙を入れていたが、使用者の父親である淺田 洋司は任天堂3DS専用ソフト ポケットモンスター ウルトラムーン(以下ウルトラムーン)をSCP-2512-JPに入れていた。別バージョンであるため使用者が不満を示し、再出現の条件を満たしたと考えられる。2日後に、開放した窓から使用者の部屋にイヌワシ(Aquila chrysaetos)が侵入し、ウルトラサンを設置したのちウルトラムーンを咥えて窓から退出した。財団の調査により、最寄りの家電量販店で販売されていたものであると判明している
2018/12/25 D-2512-JP-3(下野 琢磨(42)) サッカーボール 上空からの落下 財団で初めて行われた実験。異常性の予測不可能性を考慮し、サイト-24付近の森林内で実施された。所望品は上空を飛行していた自家用ヘリから落下したと判明し、操縦士へのインタビューと調査から事件性は無いと判断された

補遺: SCP-2512-JP-A2は報告書執筆時点で5歳の日本人女児である須藤 美樹です。SCP-2512-JP-A2は親族が連続して不審死や失踪を繰り返していたことから異常の関与が疑われ、財団の調査が開始されました。当初は暫定的に別ナンバーが割り当てられていましたが、自宅からSCP-2512-JPが発見されました。SCP-2512-JP-A2は「やさしいおかあさんとおとおさんがいいです(原文ママ)」と記述した紙を用いてSCP-2512-JPを使用したと判明しています。このことからSCP-2512-JP-A2の両親は、所望品が再出現する異常性により不審死や失踪と再婚を繰り返しており、報告書執筆時点においてSCP-2512-JPを使用した8ヶ月前に病死した実父を除いた、実母・義母28名・義父29名が影響を受けたと考えられています。この現象は財団に収容した後にも継続しているため、当該SCP-2512-JPはSCP-2512-JP-A1への再ナンバリングと専用の収容手順の策定がなされました。

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