SCP-2520-JP
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情報保安管理局より通達

このファイルは現在不完全であり、精神影響を引き起こす情報が含まれています。
事前の薬剤摂取などによって精神影響耐性を獲得してからの閲覧を推奨します。


自己責任で閲覧してください。

████

アイテム番号: SCP-2520-JP

オブジェクトクラス: 保留中

特別収容プロトコル: [削除済]1

説明: SCP-2520-JPは、「玖虞攣」という言葉について言及されている説明・文章・音声・文字・記事・画像・会話・映像・██です。SCP-2520-JPを閲覧・認識した人物は、以下の単語を思考します。

玖虞攣くぐつれ

玖虞攣について██した人物(以下、対象)はこの言葉を視認する事や思考する事に対して強い嫌悪の感情を抱くと共に、生活を送る中で以下の症状を訴えるようになります。

  • 不安。
  • 不快感。
  • 痙攣。
  • 9という数字と、それに関連するあらゆる情報に対する恐怖。
  • 幻視。
  • 幻聴。
  • 幻嗅。
  • 鬱。
  • 「死ぬ/消えることを誰かから強く望まれている」という不合理な思考。

以上に示す症状は悪化する傾向にあり、いかなるカウンセリングや投薬・記憶処理治療などの技術をもってしても改善されることはなく、「玖虞攣」という言葉を忘却させる事も不可能です。この症状が現れてから1年以内に対象は何らかの形で死亡します。

特筆すべき事項として、死亡する直前に顔を手や布で覆い隠すような行動を起こす事、また死亡する時間帯が必ず0時を過ぎた深夜である事が確認されています。前者に関して、死亡後の顔を確認する際は顔を隠している手や布を取り除く必要がありますが、その際に表情を認識した人物は“何かに近付かれているような”不安に陥ります。  



記録1: 以下は宮崎県児湯郡西米良村にある一軒家から回収された、SCP-2520-JPにあたる文章の記録です。

SCP-2520-JP関連記録

文章


普段はこうして文を書かないのですが、先日私は奇妙な体験を致しましたので、それを記そうと思います。

さて、私が住んでいるこの町は西米良村にしめらそんと言います。とても空気の澄んだ街で、昔ながらの日本の原風景が残っています。今この文章も、西米良村にある私の家の中で、淡い光を障子越しに浴びながら書いております。
ですが今回お話しする物語の舞台はここでは無く、この隣にある村 ― 潟嗄村かたがれむらです。
潟嗄村は西米良村よりも更に山奥にある、人口27名の小さな村です。私はこの西米良で育ったものですから、潟嗄で何が行われていたのかはよく知らないのですが、先日1度だけ潟嗄を訪れました。ほんの些細な用事でしたが、私が奇妙な体験を致したのはこの場所でした。今からそれをお話したいと思います。

私が潟嗄を訪れようとした時、ある事に気付きました ― 道の不自然さです。潟嗄村に入るためには、2つの険しい谷の間に挟まっている道を通らねばなりません。道は2人並んで歩けるかどうか、というほどの狭さでした。
何より、道は540mなのですが、一定間隔で小さな朱色の鳥居が設置されているのがまた、道を進む事を険しくしていました。子供ならまだしも、成人男性ともなれば、くぐって通らねばならない小ささです。そして最も不気味だったのが、鳥居は合計9つだったのですが、9つ全ての右の柱に、粗雑な文字が彫られていた事です。それぞれ、
守柁かんだ」、「爾相良じさがら」、「巳刈みかり」、「唐望からもち」、「佐伯さえき」「玖斑くまだら」、「凪紀なぎき」、「撫儡ぶらい」、「燈冴ひざえ」と書かれていました。最後の鳥居だけが黒く塗られており、「燈冴」という文字が赤いインクのようなもので書かれていました。妙に思い、においを嗅いでみました ― それが血の匂いだと気付くのにそう時間はかかりませんでした。

鳥居をくぐるたびに、何か、「戻れない」感覚を味わったのを覚えています。私は後ろを振り返らず、ただ足早にその道を通りました。

やっとのことで潟嗄村に入った時、今度は何が待ち受けているのかと思いましたが、村の中は活気のある普通の村という印象でした。私が潟嗄を訪れた理由は、そこに移住した旧友である佐伯氏からある袋を直接受け取るためです。私は早く袋を受け取って帰りたいと思っていたのですが、ある老人が私に話しかけてきたのです ― 「苗字は?」と。名前ではなくなぜ苗字を聞くのかと不自然に思いましたが、ともかく私は「東山です」と答えました。その老人は「東山さんね」とだけ答えてその場を去りました。何やら不気味だと思いながら私は佐伯氏のところに向かい、実際に会ったのですが…彼の表情は、お世辞にも歓迎の意を示していませんでした。それどころか、「なぜここへ来た」と、顔面蒼白で話しかけてきたのです。

私は「君に袋を貰いに来た」と言って、困惑しました。しかし彼は強引に私を家の中に引き入れて、「その袋とはなんだ」と語気を強めて言いました。私はそこで初めて、「袋」が何なのか、なぜ受け取らないといけないのか、それについて何も知らない事に気付いたのです。

私は彼に問いただしました ― あの鳥居は何なのか、と。鳥居の柱に書いてあった文字は何なのか、と。彼は沈黙ののち、「苗字」と言いました。どうやら潟嗄村は、人の苗字を神聖なものとして扱っている、と。鳥居に書いてあった文字は全て、この村に居る人間の「苗字」であることや、その苗字の読み方が彼の口から語られました。

彼は「ここに長居するな、袋の事なんか放っといて早う帰りなさい」と私に言いました。私も何かしら異様な雰囲気を感じていました ― 村には霧がかかっていたのです。そういう事もあり、私は足早に村を去ろうとしました。村を去る際、後ろを振り返ると、そこには老人が居ました ― 私に苗字を聞いてきた老人です。彼は何を言うでも無く、ただずっと離れた位置から笑みを浮かべていました。

私は得も言われぬ危機感を感じ、来た道を通って帰ろうとしました ― しかし、そこにも何か異様な事が起きていた事に気付いたのです。来た時、最後の鳥居には「燈冴」と書かれたのを確かにこの目で見ました。しかし帰る時、その鳥居には、「燈冴」ではなく、「撫儡」が書かれていたのです。つまり、1つずつずれていたのです。
走りながら悪路を抜け、そして最後の鳥居をくぐる時、私は「1つずつずれているのなら、この鳥居には何が書かれているんだ?」と思ってしまい、見てしまったのです。

そこには「東山」と書かれていました。私の苗字です。私はそれを見て、気を失いそうになりながら西米良村にある私の家に帰りました。帰った後は……よく覚えていません。泥のように眠ったような気がします。
翌朝、重い体を動かし、その体験を知り合いに伝えたところ、「潟嗄村って何?」と困惑していました。当の私も困惑しながら、昨日通った道を訪れたら、その道は瓦礫で進めなくなっていました。
更には、私の着ていた服のポケットにはいつの間にか、小さな、汚れた袋が入っていました。私は怖くなり、その中身を見る事無く川底に投げ捨ててしまいました。


私は……分かりません。私は幻覚を見ていたのでしょうか?幻覚にしてはあまりにも鮮明でありました。
「潟嗄村」とは何だったのでしょう?なぜあの村に住む者の苗字はあんなにも特殊だったのでしょう?なぜ「9つ」なのでしょう?「燈冴」の苗字を持つ人はどうなったのでしょう?なぜ鳥居に私の苗字が書かれたのでしょう?私はどうなってしまうのでしょう?私の苗字が消えたらどうなるのでしょう?あの袋の中身は何だったのでしょう?

1つだけ、鮮明に覚えているものがあります。袋の右端に書かれた、粗悪な文字。

玖虞攣くぐつれ」。その言葉の下に小さく、その言葉の意味が説明されていたような気がしますが……錯乱していたので、よく見る事は出来ませんでした。
ただ、私は、近付いた感覚を味わっています。私は……何に近付いているのでしょうか。この言葉の意味が分かった時、私に何が起きるのでしょうか。

この記録は西米良村にある東山 勇次(ひがしやま ゆうじ)氏の自宅から回収されました。発見時既に東山氏は死亡していました。東山氏は5/18、西米良村にある公民館で宴会をしている最中に突然顔をハンカチで覆い、自身の手で首を絞めて自殺したと記録されています。遺体の表情については、不自然に口角が上がった、"引き攣った笑み"(以下、単に“笑み”と表現)として形容されるものであったことが明らかになっています。



記録2: 以下は鹿児島県志布志市の海岸に破棄されていた車から回収された、SCP-2520-JPにあたる音声の記録です。


SCP-2520-JP関連記録

音声

当該記録が回収された車の中からは、一酸化炭素中毒によって死亡したと思われる30代男性の遺体が回収されました。練炭自殺を試みたと思われます。また海岸近くでは30代女性、10代男児2名、乳児1名の遺体が発見されており、いずれの遺体も笑みを浮かべていました。また車内からは同様に、劣化した不明瞭な写真が発見されています。いずれの写真にも、下部に日付の記載がありました。写真には幾つかの不自然な点があるため、抜粋します。

日付 概要 不自然な点
2020/09/09 家族写真 映っていた4人全員の口元のみが歪んでいる。
2020/10/07 妊娠中の女性の写真 着物を着ているが、色は白で、結び目が逆。
2020/12/11 子供2人が遊ぶ写真 鳥居が黒く塗りつぶされている。
2021/02/18 全体が白い写真 真ん中が赤いペンで囲われ、“いる”と小さく書かれている。
2021/03/20 乳児の写真 写真端に「うしろ」と書かれている。
2021/05/01 全体が白い写真 人の目のようなものが左上に薄く映っている。
2021/06/21 部屋の写真 写真端に「玖虞攣」「もうすぐ」と書かれている。
2021/07/27 家族写真 5人全員が正面を向いたまま目元だけ左上を向いて笑っている。
2021/07/27 乳児の手の写真 写真右下に「くぐつる」と書かれている。  ちかづいた  




記録3: 以下は熊本県阿蘇市にある神社内から回収された、SCP-2520-JPにあたる文字の記録です。


SCP-2520-JP関連記録

文字

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現在に至るまで、この文字と意味については明らかになっていません。

また、この紙に付着していた指紋を含む幾つかの情報から、筆記者は27歳男性の木原サトル氏である事が判明しています。木原氏は深夜3時、神社内に侵入し、賽銭箱の角に頭を数十回ぶつけるという異常な形で死亡したと記録されています。事件時に付近を徘徊していた老人によると、木原氏は「近付いてしまった」「九つ目」「玖虞攣」と呟いていたと証言しています。現在、上記の老人は行方不明となっています。また発見時、木原氏の遺体は笑みを浮かべていました。



記録4: 以下は福岡県宗像市にある駅のホームから回収された、SCP-2520-JPにあたる記事の記録です。


SCP-2520-JP関連記録

記事

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記事の執筆者は20代女性の新宮 香(しんみや かおる)氏である事が、記事に付着した証拠から明らかになっています。特筆すべき事項として、新宮氏は新聞記事とは無関係な職業に就いており、編集ソフトを使用する事で意図的に新聞を模して製作した事が判明しています。また新宮氏はこれを複製した紙を、12/09の深夜に駅のホームでばら撒いているのが監視カメラ映像によって記録されました。ばら撒かれた記事の枚数は18枚であり、これは後に全て回収されました。また、新宮氏は記事を全てばら撒いた後、後ろを振り返って突如顔を両手で抑え、そのまま脱力して地面に倒れ、そのまま死亡した事が監視カメラによって記録されています。直接的な死因は判明していません。遺体の顔は笑みを浮かべていました。また、監視カメラ映像を確認した研究員のうち複数名は、「何かに連れ去られているようであった」と証言しています。近付け



記録5: 以下は長崎県南松浦郡新上五島町にある旅館から回収された、SCP-2520-JPにあたる画像の記録です。


SCP-2520-JP関連記録

画像

9-27%20%281%29.jpg

上記の画像の筆記者は、旅館の一室に宿泊していた17歳女性である山科 楓花(やましな ふうか)氏である事が判明しています。山科氏は宿泊以前から不安感・不快感・幻聴・鬱などによって精神が不安定状態にあった事が、Twitterでのツイート内容から推測されています。またそれと同時に山科氏は宿泊時、「出来る限り遠くに行きたい」という趣旨のツイートをしており、03:12に「くぐつれ、ちかづけた」というツイートを行ったことも判明しています。山科氏は07/28、室内で、顔を机に伏せた状態で衰弱死していました。原因は不明です。遺体は笑みを浮かべていました。



記録6: 以下は佐賀県唐津市にあるマンションの一室から回収された、SCP-2520-JPにあたる会話の記録です。

SCP-2520-JP関連記録

会話


まり: さきちゃん、今日はどう?

みゆ: 今日も体調が悪いって。

(拍手音。)

まり: ねぇ、みゆ。

みゆ: どうしたの?

まり: 近付くの、どうやったら止められるかな。さきちゃん、近付くって。

みゆ: 気にしちゃだめ。言わないで。

まり: でもさきちゃん、苦しそうにしてるんだもん。近付くの、止められないかな。

みゆ: まりちゃん、貴方まで近付いたら、戻れないよ。

(鈴の鳴る音。)

まり: みゆちゃんは、かなり近付いたの?

みゆ: ううん、まだ。まだみっつめ。

まり: さきちゃんは…どこまで近付いたの?

みゆ: ちょうど一昨日、絵を見たんだって。むっつめ、かな。

まり: そっか。

(セミの鳴き声。)

(セミの鳴き声。)

(2人分の、歩く音。)

(セミの鳴き声。音は大きくなっている。)

まり: ねぇ、みゆ。

みゆ: なあに?

まり: 近付くの、怖い?

みゆ: 分からない。

まり: そっか。あ、電報届いてるよ。

(物音。)

まり: なんて書いてあった?

みゆ: 「雪村 紗季 近付ク 七ツ目」ってさ。

まり: ななつめかぁ。そうなんだ。

(セミの鳴き声。あるいは、人の声。)

(歩く音。)

みゆ: あ。

(物音。)

みゆ: 近付かないで。目を逸らして。

(長い沈黙。)

まり: ね、私、嘘ついてた。実は私も、みっつめ、昨日見ちゃったの。それ、よっつめじゃない?

みゆ: そんな、まりちゃん、これは。

まり: 見せてよ、みゆ。一緒にさ、近付こう?

(沈黙。)

(人の甘い声。あるいは、セミの鳴き声。)

まり: ふーん。こんな写真がよっつめなんだ。さきちゃんはさ、どう思ってるかな。

みゆ: さきちゃんは……ううん、分かんないよ。病室にいれば近付くのを止められるけど、あの子がどう思ってるかなんて。

まり: そっか。ねぇ、さきちゃんのところ、行かない?

(人の甘い声。あるいは、何かの鳴き声。)

みゆ: いや

まり: 玖虞攣くぐつられても仕方無いよ。玖虞攣られるの、怖くないって。さきちゃんのところ、行こうよ。

みゆ: さきちゃんは

まり: 近付かれるんじゃない。それは途中までだよ。私達が、近付いているの。私達が、玖虞攣を。

(人のような者の甘い声。あるいは、雑音。)

まり: さきちゃんもきっと苦しいよ。ねぇ。

(人ならざる者の甘い声。)

みゆ: まり。

まり: どうしたの、みゆちゃん。

みゆ: 見て

(1分間のノイズ音。)

この会話が記録されているボイスレコーダーは、マンションの一室、鍵のかかった机の中に保管されていました。またマンション内では、顔をビニール袋で覆い、互いに手を繋いだ状態の女児2名の遺体が発見されました。死因は玩具や文房具・沢山の文字が書かれた紙などを意図的に飲み込んだことによる窒息死である事が判明しています。遺体は笑みを浮かべていました。特筆すべき事項として、この記録のみ、音声を直接聞いた人間は、「死ね」と繰り返し言われているような不合理な感覚を味わったと証言しています。死ね



記録7: 以下は大分県別府市にある温泉街の一画から回収された、SCP-2520-JPにあたる映像の記録です。


SCP-2520-JP関連記録

映像

記録の撮影者は宮崎県在住の10代男性である中園 幸奈(なかぞの ゆきな)氏と推測されていますが、死体は皮膚の80%が引き剝がされた状態であり、臓器や眼球にも著しい損傷があったため、確実な特定には至っていません。しかしながら頬筋は上がっていた事から、笑みを浮かべていたと推測されます。

片桐氏は死亡推定時刻の直前、Instagramで友人に以下のようなメッセージを送っていたことが判明しています。以下はその抜粋です。

11/27

01:19 なにこれ

01:19 ちかづいてる

01:19

01:22 近くに

01:23 くぐつれがいる

01:23 頼むから起きて

01:24 ここのつ

01:25 起きてよ

01:26 いなくなった

01:27 見てる

01:27 私が近付いている

01:27 見るな 逸らすな

上記の文が入力されたと思われるスマートフォンには、何度か衝撃を加えられた痕跡がありました。



記録8:

████より通達

この先にあるものは、閲覧者に好ましくない精神影響を引き起こす効果が含まれています。

先へ進んでください。

くぐつれ くぐつれ かしりあり あがらてみゆれば えんみあり とこひうせどもくぐつらる

████








Footnote

1. 玖虞攣について言及してください。


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