SCP-2608-JP

rating: 0+x
blank.png
アイテム番号: 2608-JP
レベル3
収容クラス:
keter
副次クラス:
none
撹乱クラス:
ekhi
リスククラス:
warning

scp-2608-jp.jpg

SCP-2608-JP消失直後の地点の画像。


特別収容プロトコル: SCP-2608-JPはその性質上収容不可能です。シガスタン共和国内の全ての傍受可能な通信および記録システムは常時分析されます。SCP-2608-JPが確認された場合、SCP-2608-JP専任部隊が現場に向かい、SCP-2608-JPの行動を全て記録します。また、現場を目撃した人物およびそれを伝えられた人物に記憶処理を施し、SCP-2608-JP関連情報が含まれる通信記録は全て削除されます。


説明: SCP-2608-JPは、シガスタン共和国において出現するヒト型実体です。SCP-2608-JPは、身長およそ1.8 mの人種不明の男性のような外見をしています。

SCP-2608-JPが出現する地点や間隔は無作為であるように見えます。出現する範囲はシガスタン全土におよび、また出現する間隔は確認されている限り最短で18分、最長で2時間です。SCP-2608-JPは必ず非監視下の場所1から出現します。出現する瞬間を観測されたことは現時点まで一度もありません。出現中SCP-2608-JPは特定の行動を取った後、消失します。消失時も出現時と同様に非監視下の場所から消失します。SCP-2608-JPが出現時の行動は典型的に以下の順に行われます。

説明 備考
出現する。 観測下で出現した記録は存在せず、またカメラなどでの監視下からも出現した記録は存在しない。
SCP-2608-JP-2を回収すると思われる。 SCP-2608-JP-2については後述。記録される動作は何かの物体を手に取るものである。
詳細不明な装置を起動する。 起動すると録音でのみ聞こえる大きなホワイトノイズが発生する。
消失する。 典型的な行動の場合、観測下で消失した記録は存在せず、またカメラなどでの監視下からも消失した記録は存在しない。

SCP-2608-JPは上記の行動の障害となるものは基本的に穏健に対応しますが、財団による確保の試みなどの障害がある場合、上述のものとは異なる何らかの装置を起動しその場から消失することで対応します。典型的な消失時もこの装置を使用するものであると考えられています。

SCP-2608-JPが出現している間、その周囲およそ25 mの範囲にいる人物には、必ず音源の不明な叫び声(以降SCP-2608-JP-1)が聞こえます。SCP-2608-JPが典型的に消失した場合、SCP-2608-JP-1は消滅し関わった全人物からSCP-2608-JP-1の記憶が消失します。しかし、財団による確保の試みに対する消失など非典型的な状況では、SCP-2608-JP-1は消滅せず、次にSCP-2608-JPがその地点で典型的な行動を起こさない限り消滅しません。

SCP-2608-JP-2は、SCP-2608-JPが出現時回収する物体の総称です。SCP-2608-JP-2の報告される形態は一貫していませんが、特定の形態が多く報告されます。SCP-2608-JP-2は録画されません。SCP-2608-JPの消失に伴い、関わった全人物からSCP-2608-JP-2の記憶が消失します。しかし、SCP-2608-JPの非典型的な消失においてはSCP-2608-JP-2は消失しません。以下は現在までに報告された顕著なSCP-2608-JP-2です。

  • ノアザミ(Cirsium japonicum)の茎から花。
  • サイガ(Saiga tatarica)の頭蓋骨。年齢は1-2歳程度。
  • さまざまな国家におけるシガスタン共和国の資料。
  • 不明な種類の金属。白銀色や暗褐色。

SCP-2608-JP-1および-2は直接的な記録および記憶に残りませんが、どちらも出現中の観測を基にした転写には残ります。また、出現中にその音声記録や画像記録を参照した職員は、記憶消失後の証言で記録中に-1および/または-2が確認可能だったことを述べます。どちらにおいてもSCP-2608-JPの非典型的消失においては消滅せず、結果としてSCP-2608-JP-1に対する大規模な隠蔽が必要となるため、SCP-2608-JP自身の確保は中止されています。


補遺2608-JP.1: 発見経緯

SCP-2608-JPは2031/01/16のジャナオゼンにおいて初めて確認されました。その出現時一般人が目撃しており、SCP-2608-JP-1とSCP-2608-JPに関係があるものとして警察に通報しました。しかし、当局はこれに対応しませんでした。SCP-2608-JPの消失による目撃者のSCP-2608-JP-1の記憶喪失の結果それ以上の追及はされず、財団は認知できませんでした。

SCP-2608-JPが財団に初めて異常であると認知されたのは、2031/02/24のシガスメンバシにおける財団エージェントの目撃です。その時目撃したエージェントはSCP-2608-JPの突然の出現および消失について消失後に報告しました。その後財団エージェントによる類似記録が3本報告され、それらの報告の関連性が指摘されました。調査により、財団外部における少なくとも67件の類似事例の存在や、SCP-2608-JP-1および-2の存在が明らかになったため、財団は本アノマリーをSCP-2608-JPに指定し、調査、報告書作成、および収容努力が開始されました。

その後の出現において財団はSCP-2608-JPの確保を試みましたが、上述する異常性から現状は未収容状態となっています。


補遺2608-JP.2: 出現記録

以下は財団により判明しているSCP-2608-JPの出現記録の抜粋です。利用可能な全出現記録についてはSCP-2608-JP出現記録一覧(別紙)を参照してください。

SCP-2608-JP出現記録-2031011601

日時: 2031/01/16
場所: ジャナオゼン、コトー州
備考: SCP-2608-JPが発見された最初の例。目撃者は突然の叫び声と、それに続くSCP-2608-JP出現の件で警察に通報した。

SCP-2608-JP出現記録-2031030801

日時: 2031/03/08
場所: シガスメンバシ
備考: 財団がSCP-2608-JPを認知した最初の例。当初は超常現象記録として記録されていた。以下はそのアーカイブ。

EE-20310308027
撹乱クラス: Vlam
概要紹介: シガスタン共和国シガスメンバシにおいて、無人であった家屋内から素性の不明な男性が出現しました。その男性は詳細不明の装置を起動した後、同一の家屋内に入りました。直後の家屋内の捜索ではその男性は発見されず、他の出口などから退出した証拠も発見されませんでした。
発生日時: 2031/03/08
追跡調査措置: 報告地点のSIA2が行われましたが、有意な結果は得られませんでした。その後1週間の経過観察においても特筆すべき異常現象は発生しなかったため、調査は打ち切られました。

SCP-2608-JP出現記録-2031052410

日時: 2031/05/24
場所: アルガ、東オーミ州
備考: 初めて自発的に発言した例。発言はシガ語で「[編集済]」。


更新(2031/11/15): 2031/11/07の出現時、SCP-2608-JPは認識を曖昧にする反ミーム性を有していました。それ以来の出現時も同様に反ミーム性を有していたため、特別収容プロトコルが改定が現在議論されています。


警告: 以下のファイルはレベル5/2608-JP機密情報です


このファイルにレベル5/2608-JP承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。

TOP SECRET / レベル5/2608-JP保有職員のみ閲覧可能

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。