SCP-2642
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SCP-2642

アイテム番号: SCP-2642

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2642は標準的なクラスB情報災害用特別収容プロトコルに、Dクラス職員1名による週2回の目視確認を追加して取扱います。収容違反が発生した場合、影響されたエリアは少なくとも2週間は隔離します。

説明: SCP-2642は、それがその形状を有しているか否かに関わらず、“ゾウ一頭の顔半分”としか表現できない物体です。人間がSCP-2642の分割線を識別しようと試みた場合、対象者は自分が間違っているという心からの確信を抱きます。対象者は正しくない答えを出した自分自身を嘲笑し始め、この侮辱は対象者が正しくない答えを出し続けるたびに大袈裟かつ独創的になっていく傾向があります。98%のケースにおいて、対象者はオブジェクトの下に戻って一体これが何であるのかを正確に推測しようと試み、再び“正しくない”答えを出して顕著な欲求不満と失望を示します。不満と失望のレベルは、結果に対して感情的な投資が行われる既存の例に沿って、標準的かつ異常性のない率で増大していくように見受けられます。これに対する例外は、当該オブジェクトが5日以上観察されていない、もしくはその類の試みが行われない場合に発生します。このような状況下では、範囲未確定のオブジェクト半径内でテレパシーによる罵倒の叫びが響き渡ります。

補遺: SCP-2642は04/██/██、ワシントン州████において、検索エンジンGoogleによる“ゾウ一頭の顔半分 解決”に関連する検索の不審な増加が発生した後に発見されました。潜在的な異常活動を検出するためのBotによる定期検査の後、財団は警告を受け、オブジェクトを収容しました。特筆すべき点として、返送住所や識別情報の無い折り畳まれた封書がオブジェクトと共に発見されました。封筒の中身は赤いハートマークで飾られたピンクの便箋であり、封筒と便箋は両方とも落書きと猥語に覆われていました。折れた鉛筆の黒鉛が封筒の中から見つかりました。

メッセージの内容は以下になります。

FUCK YOU!!! さあ、次は貴様の番だぞ。

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