SCP-2677-JP
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アイテム番号: AO-2677-JP

説明: 付近のヒトの合掌によって活性化し、自身を中心に半径最大2.5 mのタイプB-クラスⅣ障壁1を出現させる奇跡論紋様図形。半径は行使者の大日如来への祈願が達成された際の喜びの強さに依存すると推定され、蒐集院の資料によると実用可能なレベルでの行使には断食等の最短約5年の苦行が必要とされる。

回収日: 1945/09/30

回収場所: 蒐集院関連僧院

現状: 図形的情報の取り扱いをレベル3クリアランス所有者に制限。元蒐集院構成員と思われる人物がAO-2677-JPの刻印された護符を所持していたことが確認されている。

1. 財団が検証可能な全ての物質や熱の通過・外部からの現実歪曲の影響を阻害する、静的で不可視の球状障壁。


食

実用試験の様子

アイテム番号: SCP-2677-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: SCP-2677-JPの図形的情報の取り扱いはレベル4/2677-JPクリアランス所有者に制限されます。

81管区の施設の食堂の地下にはSCP-2677-JPが設置され、食事の時間が施設管理官によって管理されることで常にSCP-2677-JPが活性状態になるように調整されます。81管区の全ての職員には、合掌を含む食前・食中・食後のマナーの徹底が要請されます。Dクラス職員には従来よりも安価な食事が供給されます。VIP-261にはSCP-2677-JPが刻印された衣服の着用が義務付けされ、非常時の為にガムが支給されます。

説明: SCP-2677-JPは異常性質を有する図形です。通常時は不活性状態にありますが、第六生命エネルギーが到達する範囲内のヒトによる合掌のジェスチャーに反応して活性化/不活性化します。

活性状態のSCP-2677-JPは範囲内のヒトの感覚を操作し、空腹感を増大させ食事の内容によらずそれが美味であると認識させます。同時に、活性状態のSCP-2677-JPを中心にタイプB-クラスⅣ障壁が出現します。障壁の半径は、行使者の食欲が満たされた際の喜びの強さ、及び行使者の人数によって変動すると推定され、1名の行使者が連続使用した場合は減衰します。これまで財団が確認している事例の中で最大の障壁は半径約563.5 mでした。

補遺: AO-2677-JPはクラスⅣ障壁を小コストで生成可能な希少な存在でした。当初は要人保護の目的で、AO-2677-JPの行使を簡易にする為に研究が行われました。結果、半径の増大要因となる喜びの種類を変更することが可能となり、普遍的な感情である食欲に起因する喜びが選択されました。結果、SCP-2677-JPが開発され現在のプロトコルが制定されました。

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