SCP-2685-JP
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アイテム番号: SCP-2685-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 現時点でSCP-2685-JPの性質は有害性・危険性を有していないと判断されているため、収容の実行は保留されています。

説明: SCP-2685-JPは、一般的な天使のイメージに外見が酷似した人型実体群の総称です。

SCP-2685-JP個体は孤独感に起因する高ストレスを有している人物(以下、対象と呼称)の元に出現し、自身が対象の友人となる事を希望します。これに対する対象の反応は各事例ごとに様々ですが、いずれの場合においてもSCP-2685-JP個体はその後対象との友好的なコミュニケーションの継続を試みます。

現在までに確認されている全SCP-2685-JPの性質は上記のもので共通しており、また各個体における外見・パーソナリティに明確な差異は見られません。加えて後述のインタビューにより得られた情報より、SCP-2685-JP群体は集合意識の一種であると推測されています。

SCP-2685-JPの初期出現は20██/█/██、約1億3000万の対象に対し同時に発生しました。これは一時的に多大な混乱を発生させたものの、SCP-2685-JPの友好的な態度並びに自身の目的の速やかな開示により、最終的にはその存在が一般社会に受け入れられる事となりました。

以下は、初期出現時にSCP-2685-JP個体に対し行われたインタビューの書き起こしです。

インタビュー記録SCP-2685-JP

記録日時: 20██/█/██

対象: SCP-2685-JP実例

インタビュアー: ██博士

<記録開始>

██博士: それではまず、あなたたちが何者であるかを説明して下さい。

SCP-2685-JP: 分かった。僕たちは見ての通り天使で、孤独な人たちと友達になるために生まれてきたんだ。

██博士: あなた方は世界中で同時に発生しましたが、他の個体について何か把握している事はありますか?また、自身が出現する前の記憶は何か有していますか?

SCP-2685-JP: どっちもあるよ。僕たちはついさっき生まれたわけじゃなくて、元々存在していたんだ。今は一人一人別々の体を持ってるけど、あの頃は僕たちの間に境目はなかった。ずっと長い間夢の中とかで寂しい人たちに寄り添ってたけど、普通じゃないものが受け入れられるようになったからこうしてこっちの世界に出てきたんだ。夢の中の事って忘れちゃうから、やっぱり起きてる時の方がずっといいからね。

██博士: なるほど。では孤独な人々の友人になるというあなた方の目的について、その理由を教えて下さい。

SCP-2685-JP: それは彼らがその事で苦しんでるからだよ。彼らは友達を欲しがってるから、僕たちがその願いを叶えて苦しみから自由にしてあげたいってただそれだけさ。

<以降、重要性が低いため省略>

補足: SCP-2685-JPの初期出現以降、SCP-2685-JP及びその対象の状況を把握するためSCP-2685-JP対象に対し定期的なアンケートが実施されています。当該報告書には最新のアンケート記録のみが表示されます。過去のアンケート記録の閲覧を希望する場合には、総合データベースへの閲覧申請を行なって下さい。

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