プロトコル:ドゥームズが進行中です……
データベースを移動しています……
プロトコルの進行率は99.9%です。

あとは私と貴方だけです。別れの挨拶をしましょう。
イェーテボリ協定
イェーテボリ協定
世界オカルト連合(以下、連合)と財団の両者は、世界の平和及び安全の維持に寄与することを目的とし、以下のとおり行動することに合意する。
- 連合は以下のエリアの管理をすべて放棄し、財団に継承する。
- KnTE-3619-Blit
- 財団は以下のアーティファクトの管理をすべて放棄し、連合に継承する。
- SCP-███
- SCP-███
- SCP-███
- 連合、財団の両者は管理の継承に伴い、該当エリア及びアーティファクトの情報をすべて提供する。
- 連合、財団の両者は放棄した該当エリア及びアーティファクトについて、今後いかなる関与もしない。
- 連合は財団からの要請があった場合、可能な限り奇跡論的技術の支援を財団に行う。
本協定は2028年1月1日より効力を持つ。
黒の女王:隠れ地
黒の女王・シュバリカ=シュアリカ。見えています。
はじめまして。私は黒の女王・エレクトラ・C。
へえ、その名前。ケンカ売ってる?あたしはラーラ。
そこまで。黒の女王・マルキーズ。始めよう。
ベースライン
隠れ地は地球上のどこかに存在する情報隠蔽土地のことを指す。その領域内のあらゆる情報について、外部の者には認識不可能である土地。「情報隠蔽自然土地」にしましょう。恣意的に作られたものはここに含まない。あくまで「隠蔽」なのがミソね。たまたま宝箱の隠し場所を見つけてしまうこともあるわ。つまり、この地に足を踏み入れること自体には何の障害もないし、元からその存在を知っている者には効果を発揮しない。
必須条件
ある程度の陸地が地球に存在していること。少なくとも地球上に陸地が存在しなくなったタイムラインでは観測できていません。
実用性
拠点を構え"密会所"、"避難場所"として用いることもできますが、より積極的な使い道を模索しましょう。例えば"隠し場所"として利用できると思われます。見つけられると不都合なものを、見つからないようにする。いいじゃないそれ。とんでもない時限爆弾を置いといて、ボン!でしょ?超常体との組み合わせ次第では有用そうだ。書架の間を歩くときには念頭に置いておこう。
傷つきやすさ
これは土地に根付く"性質"です。寄る辺なくば消えるでしょう。土地を消せばいいのだから、無力化しようと思えばできるけど "思えばできる"というのがいいラインかも。この性質そのものが一種の防御機構と言える。
…
実例:タイムラインE-302
ちょっと飽きてきたわね。ねえ、こう……ビビッ!って感じのものはないの?真面目になさい。これはあなたにとって大事なことのはず。それならば、これは面白いかもしれない。このタイムラインは私も拝見しました。如何にしてこのような形に辿り着いたのか…… ここでは元々、GOCがかの地の管理をしていたようだ。後に財団がそれを引き継いでいる。封じ込めではなく、サイトの設置が試みられたようです。これほど隠蔽に適した土地もそうはないでしょう。
うーん、そういうのはさっきもあったじゃない。何が面白いのよ。『試みられた』と言っただろう?サイトは設置されなかった。失敗したの?それは笑えそうね。失敗なのか、あるいは中止したのか、それは朦朧としています。わからないなんてことないでしょ?カタログを閲覧すれば いえ。"わからない"のです。このタイムラインはある時点を境として、全くといっていいほどカタログの情報が消失している。断片的に読み取れたのは"SCP-2700-JP"という単語だけ。面白いのはそこだ。このタイムラインに関する情報は何者かによって巧妙に隠蔽されている。"SCP-2700-JP"と呼ばれた"何か"がそれに関わっているということだ。へえ。それは面白そうじゃない。
回収された1枚目; SCP-2700-JP

サイトO建設予定地への進入口。
アイテム番号: SCP-2700-JP
オブジェクトクラス: オブジェクトクラスは現時点では定義づけられていません。
特別収容プロトコル: 特別収容プロトコルは現時点では制定されていません。標準収容プロトコルが適用されています。適用されている標準収容プロトコルはタイプ:エリア-レベル31です。
説明: SCP-2700-JPは特級機密サイトOの建設予定地に発生している現象です。異常生物の出現や物質の腐敗・崩壊など、多数の実例が報告されており、SCP-2700-JPの詳細な異常発生プロセス、影響圏は特定できていません。特別チームによる調査が進められています。
SCP-2700-JPは深度約3000mほどの地点から顕著に観測できますが、本質的な影響圏は不明です。サイトOの建設予定地は過去、GOCが既知非脅威存在として所有していたエリア(KnTE-3619-Blit)でした。このエリアは超ミーム2的性質を有する土地としてカテゴライズされており、イェーテボリ協定によって財団が所有権を継承しています。
協定の締結に伴いGOCから提供された資料上では、SCP-2700-JPに関連する情報は確認できません。SCP-2700-JPが何らかの事象を契機として新たに発生したのか、あるいはエリア内に元から存在していたのかは不明です。

変質したサイト建設作業員(中央)。

目視で確認された奇跡的エネルギー。
-1/4-
初期のレポートと推測。 -S.K
ポータブル通信端末に残された音声ログ
O5-1: 最後はサイトOの件だ。トゥー。頼む。
O5-2: 事前に送ったデータの通り、サイトOの建設について、ここにきて問題が発生した。設置ポイント周辺で頻発する異常現象によって、作業員に甚大な被害が出ている。これらを仮に『SCP-2700-JP』として定義した。
O5-11: 特別チームの編成は完了し、既に調査を進めている。現象が観測されているのは深度4000mあたりからだ。
O5-9: 何度も忠告しただろう、GOCに嵌められたのさ。やつらを信用すべきじゃないということがこれで証明された。
O5-12: いや、協定の前に実施した共同調査も、こちらで独立して実施した調査も、どちらでも問題は確認されていなかった。調査の及ばなかった地下深くに何らかの要因が元から存在していたと考えるのが妥当だろう。あのエリアの超ミーム特性はそれに起因するものかもしれない。
O5-5: チェレスタは短絡的な行動を取る人間ではありません。私は彼女を良く知っていますが、それは起こり得ないでしょう。協定を反故にすることで発生するマイナスを上回るほどの、何らかの利益がない限りは。
O5-10: 仮に嵌められたということが真実だったとしよう。だとすると、彼らのメリットは何だ?サイトはまだ完成していない。アノマリーを得られる訳でもない。ナイン、私情を挟みすぎだ。
O5-3: まあ待て。ナインが主張したいのは「信用できる者でも一度疑うべきだ」ということだろう。1976年を忘れてはならない。
O5-13: 1976年の話は止めろ。今は関係ない。
O5-3: あれは未然に防げた事故だったはずだ。今でも私はそう思っているよ。
O5-13: お前は「疑う」という行為が引き起こす影響をわかっていない。あの時の私たちは非常に繊細なバランスを保つ必要があった。
O5-9: そのバランスの結果があれか?元も子もないだろう。
O5-1: 落ち着け。そしてスリー、1976年の話は無闇に口にするものじゃない。
O5-3: デリケートな話題だということは理解している。失礼した。
O5-9: すまない。
O5-1: 話を戻そう。今我々がすべきことはこれからの行動を考えることだ。少なくともこの件について、ナインの言う可能性はゼロではない。GOCに対しての確認、情報収集は必要だろう。ただ、これまでの経緯からしてその線は薄いだろうと私は思う。
O5-2: そうだな。ではシンプルにいこう。必要項目は?
O5-6: "異常"そのものの調査。そして隠蔽処理だ。
O5-4: GOCへのアクション。仮に彼らの故意ではないとしても、何らかの情報は所持しているかもしれない。
O5-7: 加えてサイトOは重要プロジェクトだ。速やかにリスケジュールを行う必要があるだろう。
O5-1: プロジェクトの見直しは私とトゥーが行う。2700-JPの調査はこのままイレヴンに任せる。隠蔽はシックス。GOCへはフォー、そしてナイン。
O5-9: ワン?私でいいのか?
O5-4: いや、ナイン。お前の考えは間違っていない。私もお前が適任だと思う。
O5-5: 一言だけ。ナイン、あなたの気持ちはよくわかっているつもりです。私たちはそれぞれ考えは異なれど、見据えている方向は同じです。何かあれば相談してください。
O5-1: 他に異論がある者は?(間)ではこれで解散とする。皆、務めを果たしてくれ。全体の通信を切る。
回収された2枚目; SCP-2700-JP

現在のポイントΣ。
ポイントΠ、ポイントΡ、ポイントΣに設置されたステーションは現在まで問題なく稼働しています。SCP-2700-JPの生命活動サイクルはステーションの設置以前と比較しておよそ3.2倍の期間に延長しており、プロメテウス研究所により提示された事前予測データと相違ありません。破損したポイントΛ、ポイントΘのステーションの復旧、および残りのポイントへの設置は最短で2か月以内に完了する見込みです。
プロメテウス研究所との共同研究により、構造上SCP-2700-JPの特異点は24を超過しないことが判明しています。SCP-2700-JP本体への有効な対策が発見されるまで、特異点は現在のまま保存され破壊は実施されません。

SCP-2700-JP-Eと思われるイラスト。
補遺3: 発見当初、SCP-2700-JPはここ数年間のうちに発生した何らかの奇跡的プロセスにより発生したと考えられていました。しかしSCP-2700-JP-Eの発生が観測された後、情報チームの追加調査が実施され、SCP-2700-JPの起源は少なくとも800年以上前にあると断定されています。多数の歴史的文献から「黒き獣の宿る植物」の記述が確認できる他、特徴的なものでは19世紀のフランス、フェリックス・ブラックモンによりSCP-2700-JP-Eに非常に酷似したイラストが描かれています。また、これらの過去の記録をもとに、SCP-2700-JPの覚醒を阻止する試みが検討されています。
SCP-2700-JPの生命活動サイクルが次段階へと進行した場合、大規模な地殻変動とそれに伴うSCP-2700-JP分泌物、SCP-2700-JP変異分体(SCP-2700-JP-F)の大量流出が予測されます。この分泌物は生物の身体構造を変質させ、変異した生物(SCP-2700-JP-G)は生態系の大規模な変容を招くと推測されています。
補遺4: SCP-2700-JPは現時点で現実世界では覚醒に至っていませんが、機動部隊オミクロン・ロー ("ドリームチーム")はSCP-2700-JPと推測される夢界実体が夢界においてその占有領域を爆発的に増大させていることを報告しています。また、この件についての報告が行われた時期から、現実世界において原因不明の集団昏睡現象が頻繁に報告されており、関連性が危惧されています。
-3/9-
1枚目とは別のバージョンだろう。
他のページ、バージョンは未回収だ。 -S.K
ん-ζ-0001 財団様向け特別受注 "リヴ・アース"(改定版)
前回のレスポンスをもとに、世代交代による変性を発生させないようにしました。
{$caption}
リヴ・アース
品番 | 型番 | 単位 | 価格 |
---|---|---|---|
ん-ζ-0001 | F03-A | 10,000匹※ | ¥ 30,000,000 |
ん-ζ-0001 | F03-B | 1,000kg | ¥ 15,000,000 |
ん-ζ-0001 | F03-C | 100平米 | ¥ 90,000,000 |
※幼虫の状態での提供になります。
仕様
- 事前提示資料の汚染レベル1-5までの全環境に適応します。
- 汚染レベル0の環境下では生存できません。
- 遺伝子情報を完全に固定しており、次世代の変性を起こしません。
説明書: ん-ε-0001"リヴ・アース"は『財団』様のリクエスト内容をもとに特注開発させていただいた生物種です。
ん-ε-0001"リヴ・アース"はSCP-2700-JPの働きによって予想される地球環境変動の抑制、および環境修復のため、基本的な生態として汚染物質を分解する機能を備えています。それらが地球上の生態系に組み込まれることで、既存の生物種が生存可能な環境の維持が期待できます。ん-ε-0001"リヴ・アース"は大地・海洋・大気のそれぞれに対応する3種をご用意しています。
- F03-A : 大地の環境修復機能を有した昆虫綱チョウ目の生物です。F03-AはSCP-2700-JP分泌物と極少量の水分の摂取で長期間の活動が可能であり、水分の少ない環境下に適応しています。F03-Aは一般的なチョウ目と同じように卵の状態からおよそ3-4週間ほどで成体になりますが、他のチョウ目にない特徴として鱗粉の散布・自己生成機能を有しており、生息域周辺の環境はおよそ30μg/m3の鱗粉濃度となる見込みです。地面に堆積した鱗粉は、土壌に含まれるSCP-2700-JP分泌物の崩壊を促進します。また、この鱗粉は基本的に人体に無害であり、代謝によって体外へ排出されます。
- F03-B : 海洋の環境修復機能を有した動物性プランクトンです。F03-Bは海中のSCP-2700-JP分泌物を分解しエネルギーへと変換する機能を有しているほか、摂食した生物に対して抗体を生成させ、SCP-2700-JP分体への変質を阻害します。(なお、F03-Bは淡水の環境では短期間しか生存できません。淡水に適応するタイプの開発は別途費用をいただきます。)
- F03-C : 大気の環境修復機能を有したチョウチンゴケ類の生物です。一般的な苔と同様に湿度の高い日陰で繁殖を行いますが、季節を問わず胞子の散布を行うため、比較的早いペースで生息域を拡大させます。F03-Cは光合成に際して、大気中のSCP-2700-JP分泌物を二酸化炭素と共に吸収することでデンプンを生成します。そのため、ごく僅かな光量でも十分な光合成を行うことを可能にしています。
※前回の打ち合わせでお預かりしたご意見をもとに、遺伝子の調整を行っています。なお、今回は種別が全く異なる生物のため、3種それぞれの調整には専門チームによる作業が必要でした。そのため、見積もり価格も上乗せしております。
恐らくはこれが最終版になると考えております。問題がなければご注文をお願い致します。
Gpエクスプレス: H-V-Phy-O4325097、東弊重工-リュミエール騎士団

Gpエクスプレス
アーカイブデータベース
検索 | GP/H-V-Phy-O4325097 |
---|
配送情報(第1便) | |||
---|---|---|---|
受付日 | 2035年08月20日 | お届 け先 |
東弊重工 開発室長: 上野寺 健 |
住所 | 東京都大田区平和島███████ | 送料 | 36,000(USD) |
発送者 | Project:Dooms Chief: Dr.█████ |
配送 方法 |
国外配送 |
配送 状態 |
配送完了 | 送状 形式 |
デジタル発行 |
配送番号 | H-V-Phy-O4325097 | ||
配送 タイプ |
固体-精密機器類-大型 | ||
規格 | 120cm*80cm*15cm、長方形の固体、重さ約60kg、数量12 | ||
荷物 詳細 |
"Next" SRA (Prototype) | ||
配送情報(第2便) | |||
受付日 | 2036年03月17日 | お届 け先 |
L'Ordre de la Lumière Quêteur Salvayre |
住所 | Av. des Champs-Élysées, █████ Paris | 送料 | 10,200 (EUR) |
発送者 | 東弊重工 開発室長: 上野寺 健 |
配送 方法 |
特殊配送 |
配送 状態 |
配送完了 | 送状 形式 |
デジタル発行 |
配送番号 | H-V-Phy-O4325098 | ||
配送 タイプ |
固体-精密機器類-規格外 | ||
規格 | 530cm*380cm*180cm、長方形の固体、重さ約900kg、数量1 | ||
荷物 詳細 |
現実性補強ステーションコア(SCP-2700-JPプロトコル用) | ||
特別 措置 |
2.配達員は約6時間毎に交代する。 3.配達車両は約12時間毎に交換する。 4.当荷物は非常に強力な奇跡影響波を発生させている。配送の際は以下に注意すること: a.配達員は最大8時間以上当荷物を所持しない。 |
||
備考 | 使用した車両の配送後メンテナンスは不要(無意味)。顧客側負担。 |
§ 配送状況 §
時刻 (UTC-5) |
配送状況(第1便) |
---|---|
Aug.20 2035 10:40 et |
ユタ州 ソルトレイク市 Gpエクスプレス第一二物流センターにて荷物を受領しました。 |
Aug.20 2035 12:46 et |
ユタ州 ソルトレイク市を出発しました。カリフォルニア州 サンフランシスコ Gpエクスプレス第二物流センターへ配送中です。 |
Aug.20 2035 17:50 et |
配達員の交代。 |
Aug.20 2035 23:19 et |
トラックの交換および配達員の交代。 |
Aug.21 2035 05:31 et |
配達員の交代。 |
Aug.21 2035 09:21 et |
荷物がサンフランシスコGpエクスプレス第二物流センターに到着しました。現在、船便の準備を進めています。 |
Aug.21 2035 14:27 et |
輸送船が出港しました。追跡状況は██████よりお知らせいたします。 |
Aug.22 2035 01:40 et |
輸送船の交換および乗組員の交代。 |
Aug.22 2035 14:05 et |
輸送船の交換および乗組員の交代。 |
Aug.23 2035 01:13 et |
輸送船の交換。また、乗組員を交換。 |
Aug.23 2035 11:53 et |
輸送船が川崎港に到着しました。荷物はトラックに積み込まれました。 |
Aug.23 2035 14:20 et |
お客様に荷物を引き渡しました。Gpエクスプレスのご利用、誠にありがとうございました。 |
時刻 (UTC-5) |
配送状況(第2便) |
---|---|
Mar.17 2036 10:40 et |
千葉県 成田市Gpエクスプレス第七物流センターにて荷物を受領しました。現在、空輸の準備を進めています。 |
Mar.17 2036 19:00 et |
特殊荷物保管コンテナを交換。 |
Mar.18 2036 06:01 et |
特殊荷物保管コンテナを交換。 |
Mar.18 2036 18:00 et |
輸送機が成田国際空港を離陸しました。追跡状況は██████よりお知らせいたします。 |
Mar.19 2036 03:14 et |
輸送機がヘルシンキ・ヴァンター国際空港に着陸しました。 輸送機の交換および乗務員の交代。 |
Mar.19 2036 06:48 et |
輸送機が離陸しました。 |
Mar.19 2036 10:14 et |
輸送機がパリ=シャルル・ド・ゴール空港に着陸しました。荷物はトラックに積み込まれました。 |
Mar.19 2036 11:24 et |
お客様に荷物を引き渡しました。Gpエクスプレスのご利用、誠にありがとうございました。 |
§ 付録 §
領収証 | |||
---|---|---|---|
$2,432,500 | |||
財団様 | 特殊配送経費として正式に領収しました。 |
版権所有 GpExpress ©2014-2036
#ウォ・ダダ
オネイロイ・ウェスト
接続された意識
“全てはただの夢!”
クロウラー: オウルBOT | クエリー: SCP-2700-JP | サーチ: OWサブネット
付属フィルター | アンド ノット: ディスカバリーチャンネル | 保留: 見えざる溶解

hhoobny@1o6溘?v
SCP-2700-JP?
- リフート 14
- いいね 20
2035/11/30 2:45am
ウォ・ダダ(Wo Dahdah)は、不特定座標から赤色の方角へ拡張しつつある巨大な単一意識です。この名称がいつ定義されたかは不明です。ただそう呼ばれていたという事実だけがあります。
ウォ・ダダは外コレクティブに対して完全にクローズであり、判明している情報はほとんどありません。収集したウエストのオネイロイの記憶によれば、少なくとも700周期より以前の時点から存在していたことが確認できています。しかしながら、当時のウォ・ダダのスケールは現在の数百分の1以下であり、現在のスケールまで爆発的な速度で拡張を始めたのは、ここ100周期程の間です。
ウォ・ダダは現在も拡張を続け、他のコレクティブ/夢界実体が占有していた領域を侵略しています。ただし、ウォ・ダダ自身の閉鎖的性質のため、それらは消滅することなく「押し流される」に留まっています。ウォ・ダダが他の夢界実体を吸収した事例は観測されていません。
ウォ・ダダがこのまま拡張を継続する場合の影響は判明していません。ファウンデーション・コレクティブを中心として、ウォ・ダダを停止・縮小させるためのアプローチが試行されています。

ウォ・ダダ
公用語:
本能的な叫び
民族構成:
100% 絶対意識 (誰の?)
現実:
自由
移民の状態:
Closed
Last Edited 9:59PM OWST by アナ・オーマー
[VIEW EDITS] [HISTORY] [COMMENTS]

xxmxXxXxふxXX
いい加減にあのデカいアレなんとかならないのか?ペアのアドレスがズレて行方不明
Upvote Reply + 571 - Jul 22, 2036 06:10am

mo竜巻30raraa
陰険ファウンデーションがヘルプ出してた
Upvote Reply + 28 - Jul 22, 2036 06:13am

黄の4線ko
うーん…repolicaが減るからやりたくなかったんだけど
ちょっとアップかけてみる
Upvote Reply + 3812 - Jul 22, 2036 08:47am

org1ahrimnnon
黄の4!?本物!?
Upvote Reply + 2 - Jul 22, 2036 08:52am

黄の4線ko@fy4邱嗅o
あのw-belemの。パーティションしない?
- リフート 789,954,146,429
- いいね 2,633,846,781,290
2036/07/23 3:29pm
何者でもないものから犀賀へ
to: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名: Re:Re:Re:確認事項本文: 犀賀さん、突然申し訳ありません。私の世界へ来訪いただく件ですが、中止・あるいは延期にさせていただけませんでしょうか。
嘘偽りなく、初めてご連絡をいただいた時よりその日を心待ちにしていたのですが、私の世界の状況が大きく変わりました。
以前メールでお伝えしたように、私の世界では"財団"という組織が最も強く大きな組織です。彼らが"SCP-2700-JP"と呼ぶもののために、私の住むこの世界は現在、崩壊の危機にあるのです。私は世界を愛しています。私は、私の世界に生きる人たちのために、考えを同じくする人たちと共に、やれるだけのことをやってみたいのです。他の世界を救済する前に。
いつか必ず、貴方に会いに行きます。それまで貴方に"済可"の名を預けます。何者でもないものNobody
from: Sk9⁇m55Mj@?mAAA6304
件名: Re:Re:Re:Re:確認事項本文: 連絡ありがとう。君の世界の状況は理解した。
最初のメールを覚えてくれているだろうか?「私は、君たちのいる世界を含めた、あらゆる世界を救済することを目的としている。」この内容に偽りはない。
君が言うように、君たちの力だけでやるのもいいだろう。ただ、もしも君が何かに挫けそうなとき、暗闇に立たされたとき、私を思い出してほしい。私は君と君の世界の力になりたい。君たちは決して一人じゃない。それを忘れないでくれ。
犀賀
再生回数:1
O5-8: フィールドチームからSCP-2700-JP-Eがアフリカでも確認されたと報告があった。後はオーストラリアだけだが、時間の問題だろう。
O5-6: アレの影響範囲が広くないことだけが幸いだ。2700-JPが次のステージに移行するまでは多少の時間がある。ただ、『ポリ公』によれば隠蔽処理も限界が近いとのことだ。
O5-2: フォー。イレヴン。
O5-4: 相変わらず風向きは良くない。SCP-2700-JP-Cによる生物の異常変性は徐々に拡大している。先日GOCと共に2700-JPの破壊を検討したが、非現実的という結論に達した。2700-JP自体のサイズが大きすぎる。奇跡的に破壊することはできたとしても、どのような事態に発展するか分からない。
O5-11: SCP-2700-JPは我々よりも遥か昔から地球に存在していた。この星の生態系がSCP-2700-JPに基づいている以上、多大な影響が出るのは間違いない。結論を言えば、現状打つ手はない。
O5-13: 可能な限りサイクルを遅延させ、吉報を待つ他ないのか?
O5-7: 待つとして、どこまでそれを秘匿できるかという問題もある。ヴェールが取り払われる事態に発展するかもしれない。
O5-9: 崩壊は着実に進行しつつあるのだ。待っていて手遅れという事態にならなければいいが。
O5-8: 『再始動』は?
O5-2: あれは手段とは言えない。敗北だ。
O5-5: 時期尚早でしょう。それよりもイレヴン、『現状打つ手はない』。これは正確には違いますね?
O5-11: 違わないさ。現状打つ手はない。財団、そしてGOCには。
O5-4: 財団には、か。
O5-1: そう。"我々には"現在打つ手はない。皆、私は大きな決断をすべきだと思う。
O5-10: ワン、決断とやらの予想は付く。だが、それは慎重に考えるべきだ。『GoIに協力を仰ごう』というのだろう?
O5-3: いいやテン。機を待ち続け、行く末に"そう"なってからでは遅いのだ。
O5-10: 踏み切るにはリスクが高すぎる。
O5-13: 私も危険だと思う。彼らが素直に協力してくれるかすら予測できない。そして仮に協力関係が結べたとしても、彼らはあらゆる異常な手段を用いるだろう。それは『正常性を維持する』という我々の成すべき任務にそぐわない。
O5-3: 『正常性を維持する』。それは確かに財団の最も重要な任務だ。しかし、その任務は何のためにある?我々が任務に殉ずるのは勝手だが、一般市民を犠牲にするわけにはいかない。取れる手段は全て取るべきだ。
O5-7: スリーの言う通り、我々の理念の前提は人類の保護だ。私もそちらを優先したい。
O5-6: 一考の余地はあるだろう。GOCらとの協定となんら違いはない。
O5-13: 彼らと我々の間にそれが成り立つのは、道は違えど目的が一致しているからだ。
O5-2: 目的。そう、目的だ。サーティーン、そして皆も一度は考えたことがあるはずだ。『これほどの脅威が存在するにもかかわらず、なぜ世界はまだ滅亡していないのか?』。
O5-13: その問いかけに何の意味がある?
O5-12: 『財団が誕生する以前からこの世界に怪奇は存在していた』、『人類が大きな危機に見舞われたことは過去に何度もあったはずだ』、そういうことか?
O5-4: トゥエルヴの言う通りだ。実際、過去にSCP-2700-JPが活性化していた記録が残されているにもかかわらず、我々は滅ぶことなくここにいる。
O5-5: 古来より、世界は誰かの手によって守られ、存続してきたのかもしれません。
O5-10: それがGoIだと?あまりにも楽観的な考えだ。保障はどこにもない。
O5-9: 私は賛成する。
O5-5: あなたがそう言うとは意外ですね。ナイン。
O5-9: フォーと共に務めを果たす中で感じたことがある。奴らは怪物ではなく、私たちと同じように意志を持った人間なのだと。難しく考える必要はない。『世界が壊れたら困るのは私たちもGoIも同じ』、そう思っただけだ。
O5-1: (間)他に発言したい者はいるか?テン。サーティーン。どうだ?
O5-10: いや、私はもういい。
O5-13: 私からもない。
O5-1: 『現状維持』か。『変わる』か。明日、決を採ろう。今日はここまでとする。ありがとう、ナイン。
██から██████へ
SCP-2700-JPの脅威は去りました。私たちの力だけであの生物に対抗することは恐らく難しかったでしょう。
あなたも良く知るように、私たちが生きるこの世界には、説明のつかない数多の神秘が存在します。かつて人類はその暗黒の中で、寄る辺なく無防備に立たされていました。
そして彼らが光の中で生きていけるよう、3つの理念を掲げて生まれたのが"財団"です。
長い月日を経て、財団はより大きく、より強くなりました。しかし、その使命はもはや人類には必要ありません。
財団が生まれたときに比べ、"異常"は人類にとって身近な存在になりつつあります。"異常"を知る人間も、"異常"を取り扱う団体も、昔とは比較にならないほど増えました。人類にとって、"異常"はもはや怪奇ではありません。
時にそれらが世界に対して牙を剥くこともあるでしょう。しかし、人類はもう弱者ではありません。彼らは戦う術を持ち、自立するだけの十分な力をつけました。奇跡論は魔法ではなく、人類の知恵、技術のひとつなのです。
我々がそれを覆い隠し、過保護に安全を提供することは、彼らを永遠に弱者のままにします。我々は彼らの切り開く未来を信じ、願い、また新たな道を探さねばなりません。
あなたも「子離れ」のときです。
長い間お疲れ様でした、管理者。
ありがとう。そして、さようなら。