縁は勿れど餞よ在れ
餞に手向ける戯画。
縁在れば、死後に餞も贈られよう。
されば、縁無き者には華を贈ろう。
無縁故、それはさく。
それがさきはじめた時は、誰も知らず。
そして、やがて枯れ往き。
そこに在りしは、彼岸の花。
私へのはなむけは、今ここに。
さてはて、私には餞か、それとも華か。
ページリビジョン: 2, 最終更新: 24 Oct 2021 20:31