SCP-2711-JP
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アイテム番号: SCP-2711-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2711-JPを中心とした周囲半径500mの地域はゾーン2711-JPに指定され、当該オブジェクトを内包する、ベースキャンプに偽装されたサイト-20ANが建造されています。エリア周辺で発見された歴史的物品は一時的に財団によって回収が実施され、その後、当該オブジェクトに関連した物品以外の返却が行われます。

SCP-2711-JPの出入り口は常に監視され、担当職員の承認がない限り当該オブジェクトへの侵入はどのような場合を除いても許可されません。

説明: SCP-2711-JPはジョージア領、コーカサス山脈、シュハラ山の標高1123mの位置に存在する、外装がセブンイレブンに酷似した、24時間営業の小売店です。この小売店に関して、「7-Eleven, Inc.」は一切の関与、並びに建造事実を否定しています。しかし、外装や内装、及びオブジェクト外部に設置されている看板に使用されている塗料、材質は既存のセブンイレブンに使用されているものと97%の確率で一致します。

当該オブジェクトは正面出入口から店内に侵入を試みた実体に対してのみ、異常性を発揮します。対象となった実体は入り口側の自動ドアの起動センサーに感知された場合、不可逆的な収縮を伴う身体変化を生じます。この変化はその時対象が身に着けていた物品にも適応されます。その結果、対象は元来の1/10程度の質量、全長を以てSCP-2711-JPに侵入することとなります。なお、一度異常性の対象となった実体が再度、SCP-2711-JPに侵入する場合にもこの変化は適応されます。しかしながら、出口側の自動ドアの起動センサーは経年劣化に伴う故障が確認されており、第三者の介入を伴わないSCP-2711-JPからの脱出は困難です。

SCP-2711-JPの内装は既存のセブンイレブンのものと殆ど一致します。オブジェクト内部に存在する物品に関して、異常性は認められませんでした。ただし、これらの主に食物を中心とした消費物品は不定期に新品の物品との交換が行われており、それらがどのような原理を以て実施されているのかは不明です。

当該オブジェクト内部のレジカウンター付近には「シュラハ山支店従業員」を自称する、ヒト型の実体(以下:SCP-2711-JP-A)が常駐しています。SCP-2711-JP-Aは「7-Eleven, Inc.」指定の制服を着用しており、収容以前より内部に存在していたと推測されています。当該実体とはグルジア語を用いた上でコミュニケーションを取る事が可能ですが、現在まで有益な情報は得られていません。また、実際には収縮現象に伴い、声帯器官が縮小されるため、道具を伴わないコミュニケーションは困難です。

複数の探索実験の結果は以下に簡易的に示されています。詳細は探索記録2711-JPを参照してください。

実験対象 結果
D-34987 財団指定の装備を保有した上で侵入する。収縮後、数十分の店内探索の後に、SCP-2711-JP-Aとのコミュニケーションを実施しようとするが、実体は一切の反応を示さなかった。その後、機動部隊によって回収が実施され、身体調査、並びに一週間の経過観察が実施されたが、健康状態に変化は確認されなかった。
D-34987 財団指定の装備、並びに音声拡張装置を保有した上で再度侵入を試みる。しかし、SCP-2711-JP内部に侵入した時点で二度目の収縮に伴い、外部からの視認が困難となる。マイクからの音声、GPSの発信情報を頼りに出入口付近の捜索が実施されるが、自動ドア付近でD-34987を捜索していた職員に気づいたSCP-2711-JP-Aが自動ドアに接近。悲鳴と破砕音と同時にD-34987の反応が消失した。D-34987の回収は実施されないことが決定された。
D-45600 財団指定の装備に加え、音声拡張装置を保有した上で侵入する。収縮後、SCP-2711-JP-Aに対しての英語、韓国語での積極的なコミュニケーションが実施されるが、実体は反応を示さなかった。
エージェント・ニーア 財団指定の装備に加え、音声拡張装置を保有した上で侵入する。収縮後、SCP-2711-JP-Aとのグルジア語を用いた上でコミュニケーションに成功するが、「自動ドアは社内秘のシステムであるため、詳細は話せない」「SCP-2711-JPはセブンイレブンシュラハ山支店であり、SCP-2711-JP-Aは従業員である」「どんなお客様でも金銭を支払えば品物を買うことが可能」以外の有益な情報を得る事はできなかった。
エージェント・ニーア(継続) 商品棚の一部を利用し、臨時サイト-20BNを展開する。しかし展開から1時間後、サイトを発見したSCP-2711-JP-Aによって、そのサイトごとバックヤードと推測される地点へ移送された。連行直後、通信が切断された。エージェント・ニーアの回収は実施されないことが決定された。

追記: 2008/02/25 同山脈の一部より、極端な巨人症に罹患していたと推測される人骨が複数発見されました。これらは歴史的価値を有する物品としてジョージア国立博物館にて保管、調査が実施されていましたが、その際に当時の食生活では摂取不可能と推測されていた複数の栄養素が人骨のDNAより発見されました。また、同様の場所から回収された石板からは不明な言語と共に、アラビア数字の「7」と「11」が彫刻されていた事が確認されました。上記物品は財団によって回収が実施され、関係者には記憶処理を実施の上、関連物品倉庫2711-JPに保管されています。以上の事象より、実体に対して追加のインタビューを試みましたが、「お客様の個人情報には守秘義務が生じます」「お客様の要望に応える事が使命です」「出口の自動センサーは本部が到着次第直します」「両替はいつでも受け付けております」との回答しか得ることはできませんでした。

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