SCP-2737

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警告: ミーム反撃エージェントが作動します

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接種完了

アイテム番号: SCP-2737

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-2737関連業務に携わる職員は、毎週カウンターミーム訓練を受けなければいけません。反ミームエージェントがSCP-2737曝露の前と後に適用されます。影響を受けた職員と被験者には記憶処理を施します。過去に影響された人物は再発の兆候が無いかを監視されます。

説明: SCP-2737は一匹の死んだヤツメウナギです。死亡しているにも拘らず、SCP-2737は腐敗の影響を受けていません。SCP-2737が入れられている骨壺は西暦およそ100年頃のもので、ローマ風の意匠が施されています。SCP-2737の存在を意識する行為はミーム感染を引き起こします。

ミーム感染による症状には以下が挙げられます。

  • 共感性の増大(感情面、認知面の両方)1
  • 大鬱病性障害
  • 急性のタナトフォビア2
  • 弁神論3 (宗教的思考を持つ人物に特有)、不死性、トランスヒューマニズム、エントロピーの存在に関する強迫的な思考。
  • 集団的経験および相互に繋がりを持つ生活に係る信念

鬱病については、主要な異常効果による非異常性の副作用である可能性が疑われています。

SCP-2737は最小限の異常性しか宿していないオブジェクトが収容されている財団の保管サイトで発見されました。問題のオブジェクト(当初はSCP-2737を内包する骨壺の方だと考えられていた)が適切な文書記録上で見つかった際、アーネスト・ビショップ博士はその異常性を再評価して保管庫へ戻すように命じられました。曝露から約2時間後、ビショップ博士は「財団にSCP-████を傷付ける権利は無い」と主張して収容違反を引き起こそうと試みた結果、保安職員によって射殺されました。当日にビショップ博士が扱っていた異常物品はSCP-2737だけだったため、関連性はすぐに確立されました。当該異常物体の性質を理解するため、実験のためのDクラス職員利用が要求され、承認されました。

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