SCP-2775-JP
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アイテム番号: SCP-2775-JP

オブジェクトクラス: Safe

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SCP-2775-JP実例。

特別収容プロトコル: SCP-2775-JPは低危険度収容ロッカーに保管されます。現在、未回収のSCP-2775-JP個体が残存していないか調査が続けられています。

説明: SCP-2775-JPは異常性を後天的に付与されたチューインガムです。SCP-2775-JPの異常性はSCP-2775-JPを通常のチューインガムと同様に生物の口腔内で咀嚼し、口腔外へ排出されたのちに発現します。SCP-2775-JPが口腔外に露出した状態で7日間が経過すると、SCP-2775-JPを咀嚼した生物(以下、対象と呼称)は不明な原理によって腹痛、嘔吐などの症状を経たのちに死亡します。この現象は排出したSCP-2775-JPを焼却などの手段で処理した場合や吐き出さずに呑み込んで排泄した場合であっても防げませんが、一度口腔外へ排出したSCP-2775-JPを再び口腔内へ戻すことで異常性発現までのタイムリミットをリセットする事ができます。

補遺: 発見経緯
2019/3/2 三重県██市を中心に発生していた科学的に不可解な連続変死事件の調査に赴いた財団のエージェントが犯行グループの集合場所になっていると割り出していた同市内のファミリーレストランで、口論になっていた男女(大里 秋男氏と山口 雪氏、詳細は後述)が事件について仄めかす発言をしていたため2人に対し身辺調査を行った結果、大里氏の滞在していた宿泊施設から多数のSCP-2775-JPが発見されました。以下は事前にファミリーレストランに設置してあった盗聴器で当時の口論を録音したものです。

音声記録2775-JP-1

日付: 2019/3/2 14:02


[記録開始]

山口: 今日で15日目ですが、どうなっているんですか?

大里: 知らねぇよ、お前がガムを食わせ損ねただけじゃないのか?

山口: そんな訳ありません、目の前で噛んでるのを確認したんですよ?

大里: そうは言ったって、本当に噛んだなら今頃とっくに死んでなきゃおかしいんだ。これまでの案件はうまく行ってんだから、原因はお前にあると考えるのが妥当じゃないか。

(机を強く叩き付けたような音)

山口: だから!私は!ちゃんと食べさせたの!

大里: いきなり大声を出すなよ、怪しまれるだろ。

山口: 話を逸らさないで!

大里: そうは言ったって話はとっくに平行線だ。それに契約書にも書いてあっただろ、俺の仕事は売るだけ、トラブルが起ころうがアンタが捕まろうが自己責任だ。

山口: で、でも…

大里: 話は終わりだ、じゃあな。

山口: (沈黙)

[記録終了]

調査の結果、大里氏は日本国内を転々としながら異常物品を一般人に売り渡す仲介業を行っていた事が判明しました。大里氏は直近4か月間同市内に滞在しており、これは調査中の連続変死事件の発生時期と一致します。以下は財団が大里氏に対し行ったインタビューの記録です。

インタビュー記録2775-JP-2

日付: 2019/3/15 10:30

担当: ██博士

対象: 大里 秋男氏

付記: このインタビュー以前にSCP-2775-JPの異常性に関する取り調べが終了しており、SCP-2775-JPの異常性はこの記録時点で既に判明している。


[記録開始]

██博士: それではインタビューを開始します。まず初めにSCP-2775-JPそのものについてお尋ねします。SCP-2775-JPは咀嚼してから異常性発現までに7日間の猶予がありますが、この理由についてお聞かせ下さい。

大里: アシがつかないようにするためだ。ガムの成分を調べたところで毒は出てこないが、それでも原因としてあのガムが槍玉に挙げられることは避けるに越したことはない、現にこうして捕まってちゃしょうがないけどな。まあ作った奴らの思惑はそんな所だろう。もっとも、俺は売るだけであんなもの作れやしないから原理を聞かれたって何も教えられないぞ。

██博士: なるほど、わかりました。次はあなた自身の事について教えて下さい。ここ数か月間、██市近辺では複数件の変死事件が確認されています。これらはあなたが販売したSCP-2775-JPが原因のもので間違いないですか?

大里: ああ、そうだ。予め俺があの町へあのガムを売りに来ることを闇板で予告しておいて、それを欲している人間が買いに来る。これまでも同じことの繰り返しだ、勿論、毎回ガムじゃなければ毎回人殺しの道具でもないがな。で、売り上げの一部はそのまま手元に、大半は上に納めるって構図だ。そこら辺はヤーさんのクスリ売りと一緒だな。

██博士: 一緒という事はつまり、そのあなたの元締めについての情報は…

大里: 無い、全くな。トカゲの尻尾切りってやつさ。察しはついてただろう?ちなみに俺に仕事を紹介した奴もとうの昔に蒸発した後さ。

██博士: そうですか…わかりました。それでは最後にあの日、3月2日の昼頃に貴方が会っていた山口雪氏についてお聞かせください。山口氏はSCP-2775-JPの購入者のひとりで間違いありませんか?

大里: ああそうだ、アンタらが嗅ぎまわってるのも既に耳に入ってたからあの女を最後の客にしてヅラかるつもりだったんだが、引き際を見誤ったな。苦情に構わずさっさと逃げればよかった。

██博士: 苦情、というと、当時の会話にもあったように誰かの殺害に失敗した件についてでしょうか?

大里: ああそうだ。あの女は同棲中の彼氏を殺そうとしていたらしい。名前は何だったかな、神田とかだったような。

██博士: はい、こちらで山口氏の身辺調査を行った情報と一致します。それで、殺害が失敗した理由に心当たりはありませんか?

大里: 無い。あの女は俺に不備があったと信じてやまないようだったが本当に何も知らない。どうせ食わせ損ねたんだろ。

██博士: そうですか。それと、山口氏の殺害動機は何だったのでしょうか?

大里: そんなの、本人に聞けばいいじゃないか。

██博士: 本来はその予定だったのですが、我々に身柄を拘束されたことに対しパニックを引き起こしてしまいインタビューが出来る状態ではないのです。

大里: ああ、あのヒステリック女ならありそうな話だな、想像に難くない。理由なら聞いたぞ。

██博士: 山口氏は何と?

大里: 部屋に知らない女の髪の毛が落ちてたらしい。

██博士: …ええと、それで?

大里: それだけだ。

██博士: それだけ、ですか?

大里: ああそうだ、イカレてるだろ?

██博士: じ、尋常ではありませんね…

大里: 俺が言うのもなんだが神田って男も気の毒だよな、女運が無いのか女を見る目が無いのかわからんがあんな女と付き合ってたらそりゃ浮気の一つもしたくなるだろうよ。

██博士: えー、取り合えず今日のインタビューは以上です。ありがとうございました。

[記録終了]


終了報告書: 山口氏の動機を明確にするには神田氏に居るとされるもう一人の交際相手の存在について調べる必要がありそうです。尤も、髪の毛は容易に外から持ち込んでしまいうるものですからその髪の毛が山口氏の言う"不倫相手"であるとは限りませんし、むしろそうではない可能性の方が高いとは思いますが。 - ██博士

大里氏が所属していた組織に関しては現在も調査中ですが、有力な情報は発見されていません。

インタビュー後、山口氏の交際相手の神田氏に対する身辺調査が行われた結果、神田氏は山口氏以外にも一人の女性と交際関係にある状態である事が判明しました。以下はそれが判明したのちに神田氏に対して行われたインタビューの記録です。

インタビュー記録2775-JP-3

日付: 2019/3/15 10:30

担当: ██博士

対象: 神田 一誠氏

付記: 神田氏には"山口氏が神田氏への殺人未遂容疑で逮捕された"というカバーストーリーが適応されているため、警察による取り調べの名目でインタビューを行っている。主な目的は神田氏の身辺のより詳細な事情の調査であり、SCP-2775-JPに関しては伏せられている。


[記録開始]

██博士: 今日お伺いしたいのは██さん1についてです。山口氏は殺害を企てた動機としてあなたの姦通を挙げていたため警察の方で調査を行わせて頂いたところ、あなたと██さんとの関係が確認できたのですが、間違いありませんか?

神田: (数秒間の沈黙)ええ、間違いありません…でも、山口が悪いんです!あの女も正気じゃなかったんだ!

██博士: 山口氏も、と言いますと?

神田: はい、自分は山口と付き合う前にも一人、交際していた相手が居たんですが彼女もまた酷かったんです。

██博士: 具体的に教えて下さいますか。

神田: 自分の事を好いてくれているのは確かだったんですがなんというか陰湿で、粘着質で、見詰められるだけでゾワッとするような眼差しで、彼女のせいで今でも黒髪の女性を見ただけで拒絶反応が起こるんです。

(神田氏が身震いする。)

神田: それですぐに耐えられなくなって別れ、そして山口と付き合うことになりました。彼女の事を早く忘れたかったというのもあり出会ってから付き合うまではとても短かったです。

██博士: ああ、だから山口氏も██さんも、茶染めの方なのですね。それで、山口氏との関係もうまく行かなかったと。

神田: はい、彼女は行き過ぎた理想家で、自分に理想通りの彼氏であることを強要してきたのです。彼女の理想に付き合い始めて1週間も経つ頃にはもうへとへとでした。

██博士: それで、██さんとの交際に走ったのですね。

神田: はい。別れを切り出すのも恐ろしくて二股を働いてしまったまま今に至ります…まさか殺されそうになるとは思いもよりませんでしたが。

██博士: なるほど…わかりました。それと、もう一つ。██さんには山口氏との関係は伝えてあったのですか?

神田: はい、家に上げたら痕跡で嫌でも気付かれますからね、交際を申し込む前には既に話してありました。██も"早いうちに別れてくれるなら"という条件付きで交際を承諾してくれた形です。

██博士: こちらの調べでは、既に██さんと付き合い始めて8か月は経過していると思われるのですが。

神田: あはは…

██博士: …今日は以上になります。ご足労いただきありがとうございました。

[記録終了]


終了報告書: 神田氏の交際関係が複雑な事情を抱えているのはわかりましたが、神田氏が依然生存している理由は見えてきません。引き続き調査を続けますが、これ以上の進展が見込めない場合は身辺調査を打ち切り、神田氏の経過観察のみに調査規模を縮小します。 - ██博士

神田氏へのインタビューの2日後、山口氏が冷静に対話できる状態まで精神的に安定したためインタビューが執り行われました。以下はその記録です。

インタビュー記録2775-JP-4

日付: 2019/3/17 10:00

担当: ██博士

対象: 山口 雪氏

付記: 本インタビューの主な目的は神田氏の殺害を企てるに至った経緯の確認と、大里氏の販売情報に辿り着いた方法の調査である。


[記録開始]

██博士: それではインタビューを開始します。まず初めに、あなたがどうやって大里氏と繋がりを得たのかについてお聞きします。大里氏は"闇板"の存在について供述していましたが、我々のウェブクローラではあなた方の取引の足取りは掴めませんでしたが、あなたは本当にインターネット上で大里氏を知ったのですか?

山口: はい、間違いありません。[編集済み]という掲示板で知りました。私も警察の目が心配だったのですが、投稿者曰く"需要を検知しているから本気で人を殺したい人間にしか見つけられない"とのことでした。

██博士: あなたはその非科学的な説明を信じたのですか?

山口: いえ、半信半疑でしたが…現に、その板が削除されずに残っていたのが何よりの証拠なのかなと考え信じてみる事にしました。2その板から別の闇サイトに飛ばされるのを数度繰り返し、大里さんが██市に来るという情報を得ました。あのガムを購入した後も誠一くんを殺せなかった事に対し苦情を入れるためにもう一度そのサイトを探したのですが、なぜかもう辿り着くことはできませんでした。ブックマークも仕事していなくて…

██博士: なるほど、では次に神田氏にどのようにしてSCP-2775-JP、あのガムを噛ませたのですか?

山口: 誠一くんは元よりガムをよく噛む人なので、彼の家にあったガムとすり替えただけです。あとは私の目の前でそれを噛むのをきちんと確認したのですが…

██博士: 神田さんはご存命、と。

山口: はい。大里さんに問い詰めても知らないの一点張りで、途方に暮れてしまいました。あの、今も誠一くんは死んでいないのでしょうか?

██博士: ええ、お変わりありません。では最後の質問ですが、神田さんの殺害を計画した理由をお聞かせください。

山口: 誠一くんが私を裏切ったからです。

██博士: 具体的にお聞かせください。

山口: 浮気したんです、誠一くん。私を裏切って。

██博士: どうして浮気していたとわかるのですか?

山口: 髪の毛が落ちていたんです、私のじゃない長い髪の毛が。

██博士: それだけですか?髪の毛は外から持ち込んでしまうこともあると思うのですが。

山口: あり得ませんよ、だってベッドに落ちていたんですもの。

██博士: 多少なりとも雑な性格であれば外で着ていた服のままベッドに横になる事だってあると思いますが。現に私も時々やってしまいますし…

山口: 誠一くんはそんなことしませんよ、私が許しません。

██博士: 彼の一挙一動をあなたが管理していたと言いたいのですか?

山口: はい。だって誠一くん、約束してくれたんですよ。"僕が君の理想になってみせる"って。

██博士: しかし神田さんは浮気していたんですよね?

(突然、山口氏が立ち上がり取調室の机に身を乗り出す)

山口: していたわよ!本当に信じられない!私はこんなに誠一くんを信じているのに!

(山口氏が警備員に取り押さえられる)

██博士: 落ち着いてください。

山口: 落ち着けるわけないでしょう!ああもう、あの黒い髪を思い出しただけで胃がひっくり返りそうよ!

██博士: 冷静な対応が難しいようでしたら本日のインタビューはひとまず…黒い髪?

山口: ええそうよ!白いシーツによぉーく目立っていたわ!

██博士: …インタビューを終了します。

[記録終了]


終了報告書: 事態は我々の想像しているよりも複雑かもしれません。神田氏の最初の交際相手について詳細な調査を計画します。 - ██博士

山口氏へのインタビューの後に行われた神田氏の最初の交際相手である下田 馨氏への調査の結果、下田氏が絶縁関係となった1年2か月前から継続して神田氏に対しストーカー行為を行っていたことが判明しました。以下は財団が下田氏の身柄を確保し行われたインタビューの記録です。

インタビュー記録2775-JP-3

日付: 2019/3/21 9:50

担当: ██博士

対象: 下田 馨氏

付記: 身柄を確保するにあたり、下田氏がSCP-2775-JPへの関与を仄めかす発言を行っていたため、当インタビューはSCP-2775-JPへの具体的な関わりを取り調べる事を主な目的として執り行われた。


[記録開始]

██博士: それでは初めに、SCP-2775-JPつまりあのガムについて知っている事を全て説明して下さい。

下田: あのガムが噛んだ人を7日後に殺すって事と、それを山口さんが大里さんという方から買って神田くんに食べさせたって事、あとはもしあのガムを噛んでしまっても延命もできるって事とか、あのガムで他にもたくさんの人が殺されているって事とかですね。

██博士: つまりSCP-2775-JPの異常性の詳細とそれが神田さんの元へ渡った経緯の両方を知っているという事ですか。しかし、あなたはなぜそれを知り得たのですか?少なくとも、大里氏や山口氏がそれをあなたに直接教えるという事は無いと思うのですが。

下田: なぜって…それは私が神田くんの事なら何でも知ってるからですよ?

██博士: 具体的に説明して下さい。

下田: 何でもですよ。神田くんの一日の過ごし方も、山口さんの事も、██3さんの事も、大里さんの事も。神田くんに関わる事なら何だって。残念ながら、あなたたちの事はよく分からなかったですけど…

██博士: 内容ではなく、手段についてお尋ねしています。

下田: 手段ですか、それこそ何でもですよ?使えるものは何でも使います。合鍵はもちろん、盗聴に盗撮、GPS、尾行、観察…私一人でできない事は探偵さんにもお願いしますし。

██博士: …あー、あなたはどうしてそこまでするのですか?時間も費用も掛かる上に立派な犯罪ですが。

下田: やだなぁ、分かり切った事を聞かないで下さいよ。そんなの、神田くんのことが大好きだからに決まってるじゃないですか。

██博士: 私の知る限りでは、あなたの取っている行動は真っ当な愛情表現ではありませんが。

下田: 私がまともじゃないなんて私が一番わかってますよ?当り前じゃないですか。でもまともじゃないと自覚してるからって、まともになろうとする理由にはならないと思うんですよね、私。むしろ、こんなにひとつのことに夢中になれるって素敵なことじゃありませんか?命だって懸けられるくらい熱中して熱中して熱中して、それを誰よりも自分が一番好きだって自信が持てるのって、とっても幸せなことだと思うんです。何をするにも神田くんが第一、だから神田くんが別れて欲しいと言った時も、少しだけ残念だったけど素直に受け入れて、陰ながら支えることに集中しました。神田くんが家を空けている間にお部屋をお掃除してあげたり、冷蔵庫の食材を期限が近いものが前に来るようにそこはかとなく並び替えたり、夜中に自転車の雨粒を拭ってあげたり、お風呂のカビ取りをして換気扇のフィルタを取り換えてあげたり。それで時々自分へのご褒美に神田くんのベッドに寝っ転がってみたりして…へへ。博士さんにはそういう何かがありますか?

██博士: (下田氏の質問は無視して)…あなたの神田さんに対する感情は理解しました。

下田: (発言を遮るように)まだまだ理解できてませんよ!

██博士: もう十分です、できたという事にさせて下さい。つまるところ、あなたは神田さんはおろか、山口氏や大里氏に対しても大いに干渉が可能だった、という事ですね?

下田: はい、そういう事ですよ。

██博士: となれば、神田さんがご存命なのはあなたが予め山口氏が購入したSCP-2775-JPを普通のガムと交換したから、と推測するのが妥当ですが間違いありませんか?

下田: いいえ?違いますよ。確かにそうすることもできましたけどね?

██博士: 違うのですか?

下田: ええ、私が横やりを入れたのは確かですけど。

██博士: では、どうやったのですか?

下田: これですよ、これ。

(下田氏が自身の着衣のポケットをまさぐり、丸めた銀紙を取り出して見せた)

██博士: …まさか。

下田: ええ、そのまさかです。

(下田氏が銀紙の中から使用後のチューインガムと思われる物体を取り出し、咀嚼した)

██博士: (数秒間の沈黙)ええと、一応お伺いしますが。いま口にしたものは何ですか?

(もう一度その物体を銀紙に戻し、包んだ)

下田: 2775、でしたっけ?とにかく、神田くんが食べたガムですよ。

[記録終了]

下田氏へのインタビュー後に行われた神田氏の自宅の調査の結果、7台の盗撮カメラおよび12台の盗聴器が、下田氏の自宅からはそれらの受信媒体や大量の盗撮記録、神田氏の自宅および勤務先の合鍵などインタビューの内容を裏付ける多数の証拠品が発見されました。SCP-2775-JPの性質上、下田氏がSCP-2775-JPであると主張している物体が本当にSCP-2775-JPであるかは判別できませんが、鑑定の結果、当物体からは下田氏のDNAの他に神田氏のDNAも検出されました。

下田氏の今後の処遇に関しては現在も協議が続けられています。

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