SCP-2851
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接種イメージ


アイテム番号: SCP-2851

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: サイト-47の9号棟の全ての壁は赤く塗ります。サイト-47に勤務する職員は赤い衣類を少なくとも1種類着用し、赤い色で家と仕事場を装飾することが奨励されています。SCP-2851に関する全ての文書は、赤い文章や赤い背景を備える必要があります。

説明: SCP-2851は、サイト-47の9号棟と、SCP-2851に関連する全ての赤くない文書に影響を与える異常現象です。このどちらかに曝露した対象者は、絶えず話しかけてくる声の形式を取る幻聴(SCP-2851-1)を経験します。幻聴は曝露終了後、1時間から2日ほど継続します。

SCP-2851-1は対象者に、窃盗衝動を実行に移すこと・性行為を行うこと・死に至る決闘を引き起こすこと・”タロゼットブリート/Taros'zedbreet”という神格らしき存在に血の犠牲を捧げる儀式を執り行うことなどを奨励します。特筆すべき点として、SCP-2851-1は対象者に提案を実行させる異常な強制方法を持ちません。

SCP-2851-1の注意は、赤い色を使う事によって簡単に逸らせます。赤い物質や物体を提示すると、SCP-2851-1は対象者が体力・活力・血への渇望を見せたことに賛辞を述べ、一時的に対象者との相互作用を停止します。SCP-2851-1はその状態でも活性化したままですが、赤に定期的に曝露すれば発声頻度は減少し、対象者に及ぼされる非異常性の負の心理的影響を軽くすることが示されています。

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