SCP-291-JP収容法試験作戦
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パイロット:「ガンシップ」操縦士
ガンナー:「ガンシップ」射撃担当
FCO:「ガンシップ」火器管制官
オペレーター:地上管制官

群馬県███山中 20██年 █月█日 04:20:22
作戦名███

単独で行動するSCP-291-JP-1個体を空からの捜索で発見。小型無人航空機によって対象を誘導し、本作戦を実行。

パイロット:こちらガンシップ、目標地点に到達した。時計をセットする。

FCO:熱源反応を確認。ひとつだけだ。**

オペレーター:こちら本部、そこから目標を狙えるか?**

FCO:ネガティブ、木が邪魔だ。もう少し西側まで目標を誘導してくれ。

オペレーター:了解。

地上部隊が無人機を使用して補足したSCP-291-JP-1個体の誘導を行う。

パイロット:もう一周回るか?

FCO:いや…、よし、いけるぞ。射撃許可を要請する。

パイロット:目標を射撃可能範囲に捕らえた。射撃許可を。

オペレーター:了解。射撃を許可します。

パイロット:やっちまえ。ドローンを撃つなよ。

FCO:クルー、射撃許可が出た。やるぞ。

ガンナー:了解した。

激しい振動と銃撃音。

FCO:命中!吹っ飛ばしたぜ。 確認してくれ。

オペレーター:あー…。対象はダメージを受けたようだがまだ活動している。三分待て。

パイロット:了解。

オペレーター:対象は活動を続けている。損傷部分を再生しているように見える。もう一度攻撃する。

パイロット:了解した。射撃角度調整完了。

FCO:もう一度やるぞ。今度はミンチにしてやるぜ。

ガンナー:了解。

激しい振動と銃撃音。

FCO:ナイスショット!

パイロット:バラバラだな。こんどこそやったか?

オペレーター:あー、確認中。ドローンの一機がオフラインになった、原因調査中。五分待ってくれ。

パイロット:どうなってやがる。衝撃でやられたか?

FCO:こちらからドローンが確認できた。動いてるぞ。

オペレーター:原因がわかった。対象は動作を止めたが、ドローンが代わりに変化した。

パイロット:なんだって?俺たちに危険は無いのか?

オペレーター:わからん。ドローンを未確認脅威対象に指定する。ガンシップはその場で待機、対象の追跡を続行。地上部隊を投入する。

パイロット:指定了解。幸運を祈る。

FCO:未確認脅威対象、飛行しているようだ、他のドローンへ向かっている。

オペレーター:ああ、こちらからも確認できている。野郎、肉のプロペラで飛んでいる。映像を見るか?

FCO:勘弁してくれ。幸運を祈る。

オペレーター:最悪の場合に備えていてくれ。

4時間後、投入された機動部隊によりSCP-291-JP-1を捕獲。初の捕獲成功となった。その後の調査により、ガンシップからの攻撃で飛散したSCP-291-JP個体がドローンに接触したことがわかった。
万が一、飛散したSCP-291-JPが地面に接触していた場合に起こりうる被害を考慮した場合、これは人類にとって非常に幸運な事故であった。

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