SCP-2918-JP
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2/2918-JP LEVEL 2/2918-JP
CLASSIFIED
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Item #: SCP-2918-JP
Pending

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回収されたSCP-2918-JP。


特別収容プロトコル

現在発見されたSCP-2918-JPは異常性研究部門日本支部の主要研究室が内設されているサイト-81RLの低脅威度物品保管ロッカーに収容してください。

説明

SCP-2918-JPは埼玉県████市の廃棄物回収より発見された500mlと2Lのペットボトルです(以下500mlをSCP-2918-JP-1、2LをSCP-2918-JP-2と呼称)。SCP-2918-JPの内部に反ミーム物質が内蔵されており、現在まで財団のいかなる技術を以ってしても破壊を視野に入れた開封、内蔵物の正体は判明できていません。また外装は様々な色で着色されている他、内蔵物の匂いや重量も全て遮断されています。SCP-2918-JP-2だけに見られる特徴として肩部と胴部の境目に一度切断した後に再結合した跡があるにも関わらず、破壊耐性や反ミーム性は強固なままです。この極めて強い反ミームの発生源はSCP-2918-JP自身が発しているのか、SCP-2918-JPの内蔵物自身が発しているのか現在まで判明していません。これを鑑みて財団はSCP-2918-JPをPendingクラスに指定、現在まで調査を急いでいます。

補遺


インタビュー記録



日付: 2020/06/17
質問者: 途留蔵博士
対象: 萌芽見 亮輔氏
追記: 財団はSCP-2918-JPの元所有者へのルートを調査した結果、全てのSCP-2918-JPは萌芽見氏の家から出ている廃棄ごみであることが判明しました。以下はゴミの回収業者に偽装した途留蔵博士が萌芽見氏の自宅にて行ったインタビュー記録です。


インタビュー開始

途留蔵博士: [インターホンを鳴らす]ごめんください、████市のゴミ回収者のものですがどなたかいらっしゃいますか?

萌芽見氏: [インターホンから音声で]もしもし?うちに何の御用でしょうか?

途留蔵博士: あなたがゴミに出したペットボトルの件なのですが、我々業者が非常に困ってるんですよ。ここの家から出ているペットボトルだけが開けて中を洗うってことができないんです。しかも相当な量を1回に出されていますよね?

萌芽見氏: ああ…それは、うちの娘の華怜が出しているゴミだと思います。実は[沈黙]華怜は部屋から外に全く出ない「引きこもり」というやつでして、ずっと部屋から出てこないんですよ。

途留蔵博士: 娘さんですか。少し話し合うことは…

萌芽見氏: 無理だと思います。私たちの話だって聞いてくれないどころか、最後に顔を見たのは1ヶ月とかそんなに前です。声だって食事を置いておくときの「おー」とか「分かった」とかくらいです。

途留蔵博士: 1ヶ月。トイレとかで部屋から出てきてすれ違うこととかはさすがにあるでしょう。

萌芽見氏: それが全く出てこないんですよ。物音から察するにネットゲームをしているのでしょうが、そこまでのめりこむなんて。いったい何でああなったのか、父子家庭で私が仕事に入れ込みすぎたのがいけなかったんでしょうか。風呂はまだいいにしても、トイレにもいかないのは本当に嫌われているとは思いますが。

途留蔵博士: ふむ…[ここで途留蔵博士にイヤホン経由で司令部から「これ以上の干渉は逆に怪しまれる」と指示が入る。]分かりました。結構デリケートな問題のようなので本日は帰りますが今後はこのようなことがないようにお願いしますよ。少なくとも捨てられるように中を洗って、キャップと分別するように言ってください。

萌芽見氏: 分かりました…あ、そうだ。前に一回だけ娘の華怜に話したんです。「お前ペットボトルを一杯ゴミに出しているけど、あの中身はいったい何だ」って。

途留蔵博士: 本当ですか。娘さんはなんと。

萌芽見氏: 結局わかりませんでしたよ。それどころか今までにないくらいの剣幕で「言いたくねえからわざわざボトルに細工して隠してんだろ。デリカシーねえな変態親父。」って。

インタビュー終了

このままSCP-2918-JPの正体が判明しない場合、萌芽見 華怜氏本人へのインタビューを予定しています。

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