SCP-2927-JP
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アイテム番号: SCP-2927-JP
 
オブジェクトクラス: Safe Neutralised Euclid
 
特別収容プロトコル: SCP-2927-JPはサイト81██の車両保管庫に収容してください。定期的な点検に加え実験前後に必ず点検を行い、部品の紛失及び破損が無いかを確認してください。
 
説明: SCP-2927-JPは████工業製のスポーツカーです。SCP-2927-JPは運転者に走行可能な乗り物であると認識されている場合、どのような状態にあっても走行することが可能です。SCP-2927-JPの耐久性は通常の自動車と同程度であり、破損した部品は取り外した時点で異常性を喪失し、修理に使用した新たな部品が異常性を獲得します。
 
SCP-2927-JPは戸丸研究員が2014年4月8日に私的に購入したもので、同年10月5日に左前輪のタイヤがパンクしているにも関わらず、それを認識するまで走行可能であったことを戸丸研究員が確認したため収容に至りました。戸丸研究員及び販売事業者、製造業者へのインタビューでは有益な情報は得られませんでした。
 
以下はSCP-2927-JPの実験記録の抜粋です。特に説明の無い場合は、運転者に実験に用いる車両は走行可能である旨が説明されています。
 

実験記録01
 
実験内容: SCP-2927-JP1をD-10802に運転させる。
 
結果: 通常通り走行した。

実験記録04
 
実験内容: SCP-2927-JPの部品を組み込んだ車両を燃料補給せずにD-10802に運転させる。
 
結果: 組み込んだSCP-2927-JPの部品が稼働し、わずかに走行した。このことからSCP-2927-JPの各部品が同様の異常性を持っていると考えられる。

実験記録08
 
実験内容: SCP-2927-JPから取り外した座席をD-10803に運転させる。
 
結果: 座席はD-10803のジェスチャーに合わせて走行した。最終的にD-10803はカーブを曲がろうとして座席から転落し、負傷した。

実験記録19
 
実験内容: パンクしているSCP-2927-JPの左前輪を新品に交換した後、燃料を補給せずにD-10806に運転させる。
 
結果: 通常通り走行した。

実験記録20
 
実験内容: 実験19において装着した新しいタイヤを外した後、それを同型車の左前輪に装着して燃料を補給せずにD-10806に運転させる。
 
結果: 組み込んだ左前輪のみが稼働した。このことから左前輪も他の部品と同様の異常性を獲得したとみられる。

実験記録21
 
実験内容: 実験19において取り外したパンクしたタイヤを走行可能な同型車の左前輪に装着してD-10806に運転させる。
 
結果: 左前輪がパンクした自動車として一般的な範疇の挙動を示した。このことから取り外したタイヤは異常性を喪失したとみられる。

実験記録22
 
実験内容: 問題なく走行可能であるSCP-2927-JPの右前輪を新品に交換し、しばらく走行した後に取り付けた右前輪を外して燃料補給していない同型車に組み込み、D-10806に運転させる。
 
結果: 走行しなかった。このことから、故障していないパーツであれば取り替えても異常性は伝播しないとみられる。

事件記録SCP-2927-JP: 2015年5月31日に収容施設に落雷し発生した火災により、SCP-2927-JPの全部品が焼失し異常性を喪失しました。これを受け、SCP-2927-JPはNeutralisedに再分類される予定です。
 
追記: 2015年9月27日に栗村博士の進言でSCP-2927-JPの修復実験が行われました。以下はその記録です。

実験記録34
 
実験内容: SCP-2927-JPの各部品と同規格の部品を購入ないし作成し、SCP-2927-JP収容施設跡地にて車両を組み立てる。
 
結果: 組み立てた車両にSCP-2927-JPと同様の異常性が確認された。


新しく作成された車両はSCP-2927-JP-2に指定され、SCP-2927-JPのNeutralised指定は取り消されEuclidに繰り上げられました。
 
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