SCP-2933

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SCP-2933-1

アイテム番号: SCP-2933

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 如何なる状況でもSCP-2933-1への入場は許可されません。月1回、小型の自動化された監視ドローンをSCP-2933-1へ投入し、SCP-2933-Aの評価を行います。

説明: SCP-2933-1は巨大な塩水貯水池の内部にある、部分的に水没した鋼の建造物です。SCP-2933-1の外装および内装は非常に激しく錆び付いているか劣化しており、一部は完全に崩壊していると共に、構造的欠陥が広がっています。現在、SCP-2933-1はSCP-2933-Aを収容するために設計されたと考えられています。

SCP-2933-1の内部は迷路のように入り組み、矛盾した構造を見せています。通路の変化・移動・完全な消失が観察されています。SCP-2933-1の重度の不安定化や腐食が、この主要機能を妨げている様子は見られません。現在、SCP-2933-1の全ての通路はSCP-2933-Aに至る物であり、入り口に帰還する術は無いと考えられています。

SCP-2933-Aは、SCP-2933-1の最下層に居る正体不明のヒト型実体です。SCP-2933-Aの外観や性質については殆ど知られていません。

補遺2933.1: 転写ログ

補遺2933.2: 回収された文書

以下の文書は自動化されたドローンによってSCP-2933-Aの近くで観察された。

補遺2933.3: 遠隔観測

複数回の探査の試みが失敗した後、SCP-2933-Aを観察するために、遠隔操作ドローンがSCP-2933-1へ投入された。ドローンは喪失するまでの3時間、司令部との通信を維持した。以下は、明瞭さを最大限にするべく編集された集音音声からの抜粋である。

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