SCP-2935

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アイテム番号: 2935
レベル4
収容クラス:
keter
副次クラス:
none
撹乱クラス:
amida
リスククラス:
caution

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SCP-2935。


配属サイト サイト管理官 研究責任者 担当機動部隊
USINBL サイト-81 J・カーライル・アクタス S・コール・シッソン E-13 “マニフェスト・ディスティニー”

特別収容プロトコル: SCP-2935の入口はコンクリートで封鎖されました。SCP-2935へのアクセスは禁止されます。

説明: SCP-2935はインディアナ州ジョッパ近郊の墓地下層にある鍾乳洞内部に存在する時空間異常です。この墓地に最後に遺体が埋葬されたのは1908年であり、SCP-2935から発せられている無線信号に続いて財団職員に発見されました(下記の補遺2935.1を参照)。

SCP-2935は2016年現在の地球とほぼ同一の複製空間です。しかしながら、一つの大きな例外があります ― SCP-2935内部の生命は、生物学的なものも非生物学的なものも、また同様に知性ある実体・機械・コンピュータ・その他の“生きているような”現象も、全て2016年4月20日を以て死滅しています。

初期に探査目的でSCP-2935に入った機動部隊が収集した情報は、SCP-2935内の全生命体がアメリカ東部標準時(EST)で0300-0400の間に、突然、何の前触れもなく死亡したという結論を指し示しています。この原因は現在も不明です。

補遺2935.1: 発見

2016年4月28日0500 EST頃、インディアナ州ブルーミントン近郊のサイト-81にて、通信職員が無線信号を検出しました。この信号は、歪みが入り判読不能の状態ではあったものの、州間高速道路70号線に近いインディアナ州ジョッパの非法人地域まで追跡されました。財団ポリシーに従って信号の原点を特定するためにインディアナポリスからサイト-81の職員らが派遣され、エリア探索中にSCP-2935が発見されました。

SCP-2935への初期潜入1当時、探査ドローンが単に洞窟の反対側へ抜けただけのように見えたことから、上記の職員らは自分たちの発見が実際に異常存在なのかを確信していませんでした。周辺領域の観察と、捜索していた無線放送の歪んでいないものの検出によってこの疑惑は直ちに晴れました。無線放送は4月20日以来ループ再生されていたと思われるもので、SCP-2935世界におけるサイト-81起源の自動メッセージでした。メッセージの完全な転写が以下になります。

これはSCP財団および貴方がたの国の政府からの自動放送です。私たちのサイトの1つ以上が通信断絶状態にあり、不明な規模の収容違反が発生した可能性が濃厚です。収容チームが封じ込めを再確立するために活動している間、全ての市民は屋内に留まってください。このメッセージは2016年4月20日から— (メッセージは唐突に途切れ、ループする)

この後、サイト-81職員らはサイト司令部に連絡を取りました。機動部隊イプシロン-13 “マニフェスト・ディスティニー”が即時SCP-2935の調査および探査に割り当てられました。

補遺2935.2: SCP-2935探査

MTFイプシロン-13によるSCP-2935の探査は計4回のミッションに分けて実行され、うち3回は有人、最後の1回は無人でした。これらのミッションの間に、幾つかの物品および断片的情報が回収されています。内容の完全なリストは補遺2935.3で閲覧できます。

補遺2935.3: MTF E-13のミッションで回収されたデータとアーティファクト

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