アイテム番号: SCP-2975
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-2975の残骸は、機動部隊シグマ-3 ("書誌学者") の構成員が駐留する観測所SYN-アルファ-019から監視されます。何らかの異常活動が発生した場合、直ちにサイト-19司令部に報告してください。
説明: SCP-2975は[編集済]市の郊外に位置する取り壊された家です。この家の下には広大な洞窟系があり、地球マントル内の未知の深度にまで伸びる亀裂に続いていました。現在この亀裂に到達することはできませんが、亀裂が単に閉じてしまったのかもはや存在しなくなったのかは不明です。
SCP-2975は地域コミュニティから歴史的建造物と見なされていました。コミュニティはその異常特性に気付いており、一般的に「お化け屋敷」または「追憶の家」と呼んでいました。少数の例外を除き、コミュニティ構成員のほとんどはSCP-2975の発見と封じ込めを妨害しようと試みました。
████年3月6日、「白い太陽の秩序」と呼ばれる一団は、XK-クラス世界終焉シナリオを引き起こすための儀式の導線としてSCP-2975を用いることを試みました。このことは機動部隊シグマ-3により照合された情報パターンの分析により発見されました。
SCP-2975の無力化作戦中に一連の局所的CK-クラス現実シフトシナリオが発生し、発生したイベントの詳細は不明瞭となりました。しかし儀式イベントは中断され、SCP-2975は機動部隊プサイ-7 (“リフォーム屋”) によって破壊されました。
████年██月██日以降、SCP-2975から異常な活動は記録されていません。
補遺: SCP-2975インタビュー記録の一部 [SCP-2975の無力化後]
== 要特別アクセス権限 シグマ-3/第二の太陽 ==
現地のシグマ-3隊長から聴取された次の作戦後報告には重大な矛盾が含まれています。████年3月6日のイベントには複数の局地的CK-クラス現実シフトが関与し不明確となっているため、報告書には全ての矛盾する側面が記録されることとなりました。
SCP-2975作戦後報告
私の太陽を遠ざけないでください。